「コンテナ」に関する記事
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2020/09/04
Red Hatの買収でIBM CloudもGen2に進化しターゲットはエンタープライズ
コロナ禍で、企業の多くは厳しいビジネス環境にある。とはいえ、クラウドベンダーの業績は概ね順調だ。Salesforce.comの2021年度第1四半期(2020年2月1日から4月30日)の業績は、売上が前年比30%増の48億7,000万ドルとなっている。またAmazon Web Servicesの2020年6月末締め第2四半期の売上高は、前年同期比29%増の108億1,000万ドルだ。Microsoftの2020年6月期のクラウド関連事業の売上高も、通期で初めて500億ドルを超えた。そして、IB...
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2020/07/27
パロアルトネットワークス、機械学習を搭載した次世代ファイアウォールを発表 PAN-OS 10.0で実現
2020年7月14日、パロアルトネットワークスは機械学習を搭載した次世代ファイアウォールを発表した。最新版OSとなるPAN-OS 10.0に搭載された新機能となる。素早く未知化する脅威の検出を早める。他にも最新版OSではシグネチャの更新頻度を高め、IoTへの対応強化、コンテナ対応の機能も追加されている。
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2020/07/22
カルチャー・ファーストで組織開発を進めるレッドハット
Kubernetesをエンタープライズに適合させたOpenShiftによって、企業のDX化を推進しているレッドハットが、製品・技術の導入支援と並行して、ビジネスの成果を得ることをゴールにしたコンサルティング事業に力をいれている。その基本コンセプトは「アプリケーションやサービスのデプロイ、リリースを迅速化するためには、それに見合った組織文化とアプリケーションの開発を高度に支援するプラットフォームが必要」という考え方だ。
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2020/06/24
レッドハット望月社長が戦略を語る「OpenShiftでコンテナ活用企業を倍増させる」
6月23日、レッドハットは今年度の事業戦略を発表。RHEL、OpenShift、Ansibleなどに牽引され堅調な成長を遂げた今四半期の成長をバネに大幅な人員強化とパートナー拡大に乗り出す。オープンハイブリッドクラウド戦略をさらに進めると語り、アクセンチュア、NTTデータ、NRIとの協業を発表した。
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2020/05/18
Google、IBM、MS、Oracle、AWS──各社のマルチクラウド戦略の違いとは
エンタープライズITの世界では、昨年くらいからマルチクラウドが新たなキーワードとなっている。これまでのマルチクラウドは複数のSaaSを利用しているか、Amazon Web Services(AWS)とSalesforceなどを組み合わせて利用する程度のものだった。昨今話題となっているのは、コンテナ技術やKubernetesを活用する新たなマルチクラウドの形だ。
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2020/05/08
コンテナ技術を使ってクラウド化したSAP HANAをマネージドサービスで日本市場でも展開する
真のリアルタイム性を実現するもので、革新的なインメモリコンピューティングを具現化したソフトウェアの第一弾として、2010年12月に発表されたのがSAP HANAだった。SAP HANAは時間の経過と共に多くの更新を続けており、この10年で最も成長した製品だとSAPでは言う。
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2020/03/24
ガートナーに訊く企業のコンテナ活用の今後(後)── AWS vs マルチクラウド陣営
2019年は国内大手企業でも、本番環境でコンテナを活用する事例が出始めた。しかし米国では既にコンテナは当たり前であり、日本とは大きな差となっている。この差の要因は、日本の多くの企業がコンテナを活用すべきアプリケーションを見出せていないため。これは、結果的に日本でのデジタル変革の遅れにつながるといった話を、ガートナーの桂島氏のインタビューを基に前編では解説した。後編ではベンダーの動きから今後のコンテナ、Kubernetes、さらにはマルチクラウドの動向を探る。
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2020/03/23
ガートナーに訊く企業のコンテナ活用の今後(前)── 企業のKubernetes活用の課題とは?
2019年、クラウドを取り巻く領域ではマルチクラウド、ハイブリッドクラウドが大きな話題となった。このマルチクラウド、ハイブリッドクラウドの実現で重要な要素がコンテナであり、コンテナ・オーケストレーションの仕組みのKubernetesだ。コンテナ、Kubernetesを取り巻く世界は、2019年にどのような変化があり、2020年以降どういった展開を見せることになるのか。ガートナージャパン リサーチ&アドバイザリ部門 テクノロジ&サービス・プロバイダー インフラストラクチャ ソフト...
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2020/02/06
企業がコンテナ・Kubernetesを使うべき理由とその課題を解決するOpenShift
デジタル化で生まれるデータを活用し、ビジネスに新たな価値をもたらす。それにはソフトウェアやサービスをスピーディーに開発し効率良く運用することが鍵となる。その技術として極めて高い期待が寄せられているのが「コンテナ」だ。しかし、その実体が市場に正確に伝わっていない側面もある。また、利用したくても運用ノウハウがなく、躊躇するケースが少なくない。そうした課題やその解決策となるプラットフォームなどについて、日本IBM クラウド・テクニカル・セールス ソリューション・アーキテクトの高良真穗氏に聞いた。
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2019/07/04
コンテナの導入は構築やテスト/検証から本番運用への移行で足止めされている状況――IDCがユーザー調査
IDC Japanは、コンテナインフラストラクチャソフトウェアのDockerコンテナとコンテナオーケストレーションツールのKubernetesの導入状況に関する調査結果を発表した。この調査では、2019年4月に国内の企業および組織468社に対してアンケート調査を実施した。
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2019/06/11
トレンドマイクロ、仮想化技術「コンテナ」向けセキュリティを強化した「Deep Security 12.0」を提供開始
トレンドマイクロは、総合サーバセキュリティ対策製品の最新版「Trend Micro Deep Security 12.0」を6月19日から提供開始すると発表した。最新版では、仮想化技術「コンテナ」向けのセキュリティを強化した。「Deep Security」が保護するコンテナはDockerになる。
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2018/12/21
企業はコンテナを真剣に検討すべき時がきている
今年のIT業界のキーワードと言えば「AI」「機械学習」「ディープラーニング」だろう。他には「働き方改革」や「RPA」も盛んに使われた。そしてもう1つ、かなりの頻度で目にしたのが「Kubernetes」だ。IBMがRed Hatを買収したのも、「Red Hat OpenShift」で提供されるKubernetesのサポート部分を手に入れたかったからだとも言われている。
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2018/08/30
改めて知る「Kubernetes」とは何か――複数コンテナを扱うならこれ一択、30分で立ち上げられるサービスも
7月27日開催のイベント「Innovation Summit Tokyo 2018」(主催:日本オラクル)でセッション「話題のコンテナ・オートメーション・ツール『Kubernetes』は何がそんなにすごいのか?」が人気を集めた。背景には、クラウド活用が高度化し、その管理が複雑になっていることがある。同様の悩み・課題を抱える方は多いのではないだろうか。本稿では、セッションタイトルのとおりKubernetesの優れた点や使用する価値、さらにGAUSS社が自社のAIプラットフォームにKubernet...
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2018/05/15
IBM、コンテナによるクラウド移行強化と「Watson Studio」などAI新機能を発表
日本IBMが2018年3月に米国ラスベガスで開催されたイベント「THINK 2018」で発表したソリューションのうち、「IBM Watson Studio」「IBM Watson Assistant」「IBM Watson Core ML」などの新機能を日本市場で展開していくことを発表した。またレッドハットのOpen Shift上でのクラウド対応もリリースされた。
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2018/03/22
ますます増強と進化を続けるAWSインフラの現在地
アマゾン ウェブ サービス ジャパン(以下、AWS)は2018年3月15日、同社のクラウドコンピューティングインフラストラクチャの現状について説明した。クラウドを推進してきたAWSはいまどこまでのインフラとサービスを提供しているか。
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2018/03/20
DXに向けてIT資産をリフトせよ──NTTデータ、IBMの移行戦略
デジタルトランスフォーメーション(DX)に向けた主要ベンダーの取り組みが活発化している。顕著なのは一気にDX化を目指すのではなく、従来のITシステムを段階的にクラウド化していく「リフト&シフト」という戦略だ。そしてその背景には、IT資産を軽量化・効率化するための「コンテナ」のテクノロジーがある。NTTデータ、IBMのクラウド戦略の発表から、この動向を紹介する。