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執筆記事
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2022/05/27
二の次にしてきたバックアップが最後の砦に 大手企業や自治体でも導入進む「ランサムウェアへの切り札」
ランサムウェアによる被害が世界中で多発している。日本でも有名企業だけでなく、中小企業や市立病院などでもインシデントが報告されるなど、もはやすべての企業にとって他人事ではいられない。特に犯罪者グループでは、RaaS(Ransomware as a Service)と呼ばれるエコシステムが形成されるなど巧妙化の一途を辿り、グローバルで国家規模の対策が推進されている。その中で、一企業としての命題は「データ」をいかに死守するかということになるだろう。今回は、バックアップソリューションの雄であるRubr...
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2022/03/16
シスコシステムズ「IWO」でクラウドコスト削減へ 可視化ツールでムダを省く
2022年2月1日、伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)主催でシスコシステムズ協賛のオンラインイベント「『デモでわかる効果的なクラウド基盤コスト削減方法』セミナー~システムリソース過多でコスト増になっていませんか?~」が開催された。本イベントではクラウドコストの高騰に悩む企業に向けて、シスコシステムズの最新ソリューションを使って課題を解決する方法が紹介された。
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2021/10/28
急拡大する“セキュリティ格差”――時代に適応し「説明責任を果たせる」セキュリティとはなにか
クラウド、モバイル時代に即した新たなセキュリティソリューションのコンセプトとして、現在大きな注目を集めている「SASE」。これまで数多くの企業にSASEソリューションの提案や、導入を行ってきた伊藤忠テクノソリューションズ クラウドビジネス推進部・エグゼクティブエンジニアの大元隆志氏によれば、SASEは単なるバズワードなどではなく既に導入が進みつつある技術であり、その先のコンセプトも具現化されつつあるという。バズワードに振り回されずにきちんとコンセプトを理解し、SASE導入を確実に成功させるため...
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2021/10/26
「すべての企業が狙われている」 経済産業省が“サイバーセキュリティ経営”の実践を勧める切実な理由
経済産業省は、企業の経営者にサイバーセキュリティへの意識を高めてもらうために、既に広く知られる「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」の実践をサポートするためのプラクティス集を公開。また、中小企業のセキュリティ強化を支援する数々の施策を打ち出すなど、様々な取り組みに注力している。経済産業省 商務情報政策局でサイバーセキュリティ課長を務める奥田修司氏が、いまだ具体的なセキュリティ対策を打ち出せていない企業に向け、実践の勘所を示した。
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2021/10/22
マルウェア感染を仮想化技術で完全に封じ込める、次世代エンドポイントセキュリティ
ゼロトラストの実現にはエンドポイントセキュリティの強化が重要だと言われており、EDRをはじめ様々な製品・サービスが提唱されている。しかし果たして、本当にこれらだけで十分なセキュリティレベルを担保できるのか? 日本HPでは現在「アプリケーションの隔離と封じ込め」の技術を使ったユニークな製品で、これまでになく強力なエンドポイントセキュリティの実現を目指しているという。
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2021/07/20
ANAのDXを率いるキーマンが語る「ニューノーマル時代のデジタル戦略」
2021年6月25日、翔泳社主催のオンラインイベント「EnterpriseZine Day 2021」が開催された。基調講演には、全日本空輸株式会社(ANA)デジタル変革室 イノベーション推進部長 野村泰一氏が登壇し、「ニューノーマル時代のデジタル戦略」と題した講演で、ANAが推し進めているDXの取り組みを紹介した。
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2020/10/30
必要なのは経営層の意識改革 内閣サイバーセキュリティセンター山内氏が語る日本のセキュリティ対策と現状
国の情報セキュリティ施策の立案・実施において現在中心的な役割を担っているのが、内閣官房に設置されている内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)だ。Security Online Day 2020の基調講演に登壇したNISC 副センター長 山内智生氏は、「サイバーセキュリティ政策の現状と動向について~DX with cybersecurityとどう取り組むか~」と題した講演でNISCが近年進める活動内容の紹介を行った。