SAPに関する記事とニュース
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2019/05/20
Appleのエンタープライズ参入の追い風となるか?―Apple CEO ティム・クック氏がSAPとのパートナーシップについて語る
AppleとSAPは、iPadやiPhoneなどのiOS端末をビジネス領域で活用する提携を2016年から開始している。その協業の進捗状況を紹介するため、SAPPHIRE NOW 2019の基調講演ステージにはAppleのCEO ティム・クック氏が登壇した。SAPのCEOであるビル・マクダーモット氏によれば、そもそもSAP社内でiPadを活用するアーリーアダプタープログラムのために、2010年からクック氏とは親交があるとのことだ。
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2019/05/08
エクスペリエンス・エコノミー勝利の鍵は「Xデータ」と「Oデータ」の統合
SAPのグローバルなユーザー会議「SAPPHIRE NOW 2019」が、米国フロリダ州オーランドで開幕した。30周年となる今年は、世界中から3万人が集まった。昨年のSAPPHIREでは顧客データに注目し、顧客のシングルビューを提供するための「C/4HANA」の提供を発表した。今年も引き続き、顧客体験を向上させることがテーマだ。顧客、社員といった企業に関わるさまざまな人たちの体験を向上させるには、X(eXperience)データとO(Operational)データを統合し管理する必要があるとい...
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2018/09/20
SAP HANAをカジュアルに使ってみよう – SAP HANA, express edition –
昨今、インメモリープラットフォームとしてSAP HANAを中心にデータ管理基盤を進化させているSAPですが、エンジニアの方を中心に「でも、触ったことないし〜」「あれってアプライアンスなんでしょ〜」といった簡単に環境にアクセスできないことへのフラストレーションをお聞きするのも事実です。そこで今回、そのような皆さんに「無料」「簡単」「柔軟」にSAP HANAを利用できるSAP HANA, express editionを紹介します。
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2018/09/10
マイクロソフトが提供する医療・医薬品産業向けヘルスケアクラウド
世界の60歳以上の人口は年率で1.2%ほどの割合で増えており、2025年には20億人に達すると予測される。世界規模で高齢化が進む中、ヘルスケア産業の市場は急速に拡大。そのため医療、医薬品分野においてはデジタル変革を促進させ、次世代型ヘルスケアのあり方が求められている。
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2018/08/28
SAP ERPの「2025年問題」を考える
2019年には元号が変わる。さらには消費税率変更があり、それに伴う軽減税率制度の実施もある。既存のさまざまなシステムが、これらに対応しなければならない。そのため、IT業界は今かなり忙しい。この忙しさは日本特有だが、少し先にもIT業界を揺るがす課題が待ち受けている。それがSAP ERPの標準サポートが終了する「2025年問題」だ。
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2018/06/12
SAP 2025年「サポート終了」問題を前にすべきことは何か――インフォシス日本代表 大西俊介氏に訊く
SAP ERPを使うユーザーに「2025年問題」が迫っている。SAPは第4世代のERP製品としてSAP S/4HANAを発表するとともに、SAP ERP(SAP ECC 6.0)の標準サポートを2025年までとした。言い換えれば、SAP ERPユーザーは2025年までにSAP S/4HANAに移るか、何らかの決断をする必要がある。「まだ7年ある」と思えてしまうが、実情はどうなのか。SAP ERPに詳しいインフォシスリミテッド日本代表 大西俊介氏にこの「2025年問題」について聞いた。
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2018/05/17
SAPのクラウド化に悩んでいるなら2日間ください――マイクロソフトのGlobal Black BeltがSAP環境のクラウド化成功の秘訣を伝授
最近、SAP ERPやSAP S/4HANAのような基幹系システムをパブリッククラウドで稼働させる動きが活発化している。パブリッククラウドのサービスがさまざまな実績を積み、信頼性も可用性も向上したこともその一因だろう。とはいえ、いざSAP ERPなどをオンプレミスからクラウドに移行するとなれば、これまでとは異なる手間や苦労も発生するかもしれない。その際にクラウドベンダーは、いったいどのようなサポートをしてくれるのだろうか。
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2018/05/09
Oracle技術者から見たSAP HANAはここが凄い!
今まで5回の連載を通してSAP HANAの主にアーキテクチャ観点からの特徴を解説してきましたが、最終回はOracle技術者から見た「SAP HANAの凄い点」についてまとめてみたいと思います。
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2018/02/21
SAPは「インテリジェントエンタープライズ」、IBMはビジネスのためのクラウドで「Cloud +」
AIを話題にする際に登場する主なプレイヤーはIBMやGoogle、Microsoftかもしれない。一方クラウドと言えばAmazon Web Services(AWS)、Microsoft Azure、そしてGoogle Cloud Platformだろうか。とはいえなかなか話題とはならないが、企業のビジネス原画でAIの実績がすでにあると主張するのがSAPだ。そして、企業ユーザーからの今後のクラウド利用で期待値が高いと主張するのはIBMだ。
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2017/12/14
「SAP環境のデータベースにDb2を使えば大きくコストを下げられる」とIBMが主張する理由
データに改めて重きを置く。そのためにIBMは、老舗データベース製品「DB2」を「Db2」へと変えブランドの再構築を行っている。そのデータから価値を得るには、新たな投資が必要となる。そのためのお金をどこから生み出せばいいのか。「データベースインフラのコストを削減し、その分をビジネスに価値を生む新たなIT投資に回します」と語るのは、ヨーロッパ地域全体のDb2 SAPテクニカルセールスチームのリーダを務めるゲルシャット・クチューク氏だ。彼は他社製品対する豊富な知識を武器に、SAP環境のデータベースイ...
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2017/11/02
SAP HANAの特徴と実行環境
今回は「SAP HANAの実行環境や運用管理ツール等」について解説すると予告していましたが、多くのOracle技術者にとってSAP HANAは未知の部分が多いと思いますので、Oracleデータベースと比べたHANAの特徴、例えばOracleの◯◯はHANAではどうなっているのかということについて、まずQ&A形式で簡単に紹介します。(以下の記述は筆者が確認した情報で、仕様等はバージョンアップで変更される可能性があることをご承知下さい。)
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2017/08/09
真のリアルタイムOLAPとは
筆者は過去約20年間、主にOracleデータベースに携わってきたエンジニアです。最初はアプリケーション開発者としてキャリアをスタートし、DBAとして多くのデータベースを管理することや、SQLチューニング、障害対応などを行ってきました。扱ってきたバージョンはOracle7から12cまで、HA構成からRAC、Data Guard、Exadataと、Oracle製品の進化とともに経験を積んできました。本連載では、そんな筆者が、Oracle技術者の立場からSAP HANAについて様々な視点から考えてい...
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2017/05/30
最も謎めいたデータベースベンダーに潜入してみた―SAPジャパン 新久保浩二さん
5年ぶり2度目の登場となる今回のDBプロはDBオンラインの読者の皆さんならご存じ、新久保浩二さんだ。スーツを着こなし、パソコンを小脇に抱え、受付ロビーに登場した姿はいかにも「ビジネスマン」そのものだった。データベースが大好きな青年はSAPジャパンで大人へと変身したかのようだ。新久保さんにとって変わったもの、変わらないものは何か。
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2017/01/27
DBMotoに訊く、複数・異種混合データベース活用のススメ
システムのデータ管理に、Oracle DatabaseやMicrosoft SQL Serverを利用している企業は多い。とはいえ社内にはOracleしかない、あるいはSQL Serverしか利用していない企業は、今や少ないのではないだろうか。オープンソースのMySQLやPostgreSQLを適材適所で利用する一方で、メインフレームやオフコンではIBM DB2を使っているかもしれない。さらにはHadoopやNoSQLデータベースなど、新しいデータベースを利用し始めているところもあるだろう。今や...
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