「DX最前線」連載一覧
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2021/09/16
三井住友海上のDX戦略、中期経営計画の達成を支えるデータマネジメント
三大メガ損保の一つMS&ADインシュアランスグループホールディングスの傘下で損害保険事業を営む三井住友海上火災保険。9月1日に行われたオンラインイベント「Informatica World Tour 2021」に登壇した一本木氏は、「三井住友海上のDX戦略におけるデータマネジメントについて」と題した講演を行った。
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2021/09/07
リスクベースの脆弱性管理:増大する脆弱性への脅威に抗するための現実解
最近の様々なセキュリティ事故のニュースは脆弱性がきっかけとされるインシデントが多く取り上げられている。「緊急の脆弱性!」「デバイス何百万台に影響」「至急アップデートが必要」などとメディアで紹介されるが、実際の対処において何をやるべきか、どんなリスクがあるかわかりづらい。マクニカネットワークスの瀬治山氏は、近年の脅威動向を踏まえ、脆弱性への現実的で緩急のついた対処の考え方や役立ち情報などを紹介し、「リスクベースの脆弱性管理」へのシフトを提起した。
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2021/08/31
脳科学からのDX 「ブレインテック」がビジネスを変える
マクニカ株式会社のカンファレンス「Macnica Networks DAY 2021 + macnica.ai」 が7月に開催された。16回目を迎える今回は、サイバーセキュリティ、DXを推進するAI活用などをテーマに、多岐にわたるセッションが展開された。本記事では「脳科学を使って新たなDX〜感情や思考をビジネスにどう利用するのか」と題されたマクニカ フィネッセカンパニー 下山剛史氏の講演の内容をレポートする。
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2021/08/23
東京海上日動のDXを支えるデータ戦略とは
東京海上グループは、インフラ戦略、データ戦略、組織・プロセス戦略を次世代フレームワークと位置づけてデータ活用を進めて来た。マクニカ株式会社のカンファレンス「Macnica Networks DAY 2021 + macnica.ai」の東京海上日動の講演の内容から紹介する。
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2021/08/10
「DX認定」と「DX投資促進税制」のポイントを経済産業省 田辺氏が解説
2020年から猛威を振るう新型コロナウイルスの影響で、企業は事業継続の危機に晒されている。この危機に際し、これまで当たり前だと考えていた企業文化や商習慣の変革に踏み込むことができたか。そのた対応の差が本格的なデジタル時代における明暗を分けることになりそうだ。7月12日から13日にかけて行われた「ガートナー データ&アナリティクス サミット 2021」に登壇した経済産業省の田辺氏は、「ニューノーマル時代を見据えたDX推進の政策展開」と題した講演で、DX推進をめぐる企業の最新の動向と政策の概要、そ...
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2021/07/29
日揮グループがめざすDX(前編):CDOに訊く推進戦略と5つのイノベーション
2018年12月に「ITグランドプラン2030」を策定して以来、本格的にDXに取り組み始めた日揮グループ。2021年4月には組織体制を刷新し、その取り組みを加速させている。同社常務執行役員 CDOの花田琢也氏に現状を訊いた。
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2020/11/06
【Salesforce Ventures・DNX Ventures共同調査】なぜB2B SaaSはコロナ禍でも強いのか?
2020年10月13日、米国セールスフォース・ドットコムの戦略投資部門であるSalesforce VenturesはDNX Venturesと共同で実施した「新型コロナウイルスのSaaS企業への影響に関する実態調査」の結果を発表した。この記事ではその結果のハイライトと、同日に行われたB2B SaaSスタートアップ企業でありアンドパッド、カケハシ、サイカ、チュートリアルの経営者4人が語り合うパネルディスカッションの模様を紹介する。
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2020/09/14
加速するヤマトホールディングスの物流DX、裏を支える5つのデータ戦略
新型コロナウイルスの感染流行に伴う自粛生活でEC需要はこれまで以上に増加した。同時にその裏を支える物流ネットワークの重要性が改めて浮き彫りになった。私たちの新しい日常で、なくてはならない社会インフラを提供する物流各社であるが、業界大手のヤマトホールディングスはデータドリブン経営への転換を含む改革を加速させている。具体的な取組内容について、同社のデータサイエンス組織のリーダーの中林紀彦氏に訊いた。
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2020/07/16
戦略の舵を切ったServiceNow、ビル・マクダーモット体制で「サービス体験」提供企業へ
ITサービスマネジメント(ITSM)を中核にSaaSアプリケーションビジネスを展開しているServiceNow。IT部門の運用管理者にはお馴染みのベンダーであろう。実は2018年を境に同社は事業領域を整理しなおして、IT、Employee、Customerの3つに定義した。その狙いや現在のServiceNowの製品について、ServiceNow Japanの高橋卓也氏に訊いた。
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2020/02/14
「ITに詳しくない人のためのDX本」を書いた西田さんに訊く──DXで何が変わるのか
デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性は多くの企業経営者が認識していることであろう。その一方で、DXという言葉は一般のビジネスパーソンには、なかなか難しいようだ。2019年11月に刊行された『デジタルトランスフォーメーションで何が起きるのか 「スマホネイティブ」以後のテック戦略』は、この問いに正面から挑み、DXがもたらす価値に焦点を当てた本である。著者でテクノロジーに精通するITジャーナリストの西田宗千佳氏に、必読のポイントを尋ねた。
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2020/01/24
リカーリングビジネスで新たな収益基盤をめざすKDDIテクノロジー
KDD研究所(現・株式会社KDDI総合研究所)を前身に1988年に設立されたKDDIテクノロジー。同社はKDDIが開発した最新技術を商用化するというミッションを担う。これまで個別の開発案件対応を中心としたビジネスを展開してきた同社が、どのようにソフトウェアの商品化を進めてきたのか。ソフトウェアビジネスの裏側を支えるライセンス管理についても合わせて聞いた。
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2019/12/27
停滞する出版業からDXを果たし急成長【鎌倉新書×チームスピリット対談】
チームスピリット創業者の荻島 浩司氏が株式会社鎌倉新書 代表取締役COO 小林史生氏にデジタルトランスフォーメーション(DX)をテーマにインタビューを行った。仏教の専門書籍出版社としてスタートした鎌倉新書であるが、その後2回のビジネスモデルの変革を行い進化してきた。そして今、デジタルトランスフォーメーションともいえる三度目の変革期を迎えている。