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執筆記事
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2011/01/20
クラウド普及のカギを握る、主要団体の標準化動向を追う
クラウドをより広範に普及させていくために、各国のクラウド・ベンダー、政府、大学などがそれぞれにアライアンスを組んで、クラウド関連技術の仕様/規格の策定・標準化に取り組んでいる。本レポートでは、国内外の主要な業界団体やコミュニティをピックアップし、クラウド普及のカギを握る主要団体の標準化動向を追う。
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2011/01/07
クラウドが導くインターネットの新たな衝撃と秩序―そこに日本の勝機あり(後編)
インターネットイニシアティブ(IIJ)は1992年の設立以来、インターネット分野における技術やサービスの開発・提供において、文字どおりイニシアティブを取り続けてきた企業である。創業者として18 年間にわたって同社そして国内インターネット業界を牽引してきた鈴木幸一氏は今、クラウドコンピューティングの台頭や国内外のインターネット技術および業界の動向を、どのように見ているのだろうか。今回、クラウドが導くインターネットの新たなフェーズにおいて、IIJ自身や日本企業がクリアすべき課題について、鈴木氏の見解...
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2011/01/06
クラウドが導くインターネットの新たな衝撃と秩序―そこに日本の勝機あり(前編)
インターネットイニシアティブ(IIJ)は1992年の設立以来、インターネット分野における技術やサービスの開発・提供において、文字どおりイニシアティブを取り続けてきた企業である。創業者として18 年間にわたって同社そして国内インターネット業界を牽引してきた鈴木幸一氏は今、クラウドコンピューティングの台頭や国内外のインターネット技術および業界の動向を、どのように見ているのだろうか。今回、クラウドが導くインターネットの新たなフェーズにおいて、IIJ自身や日本企業がクリアすべき課題について、鈴木氏の見解...
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2010/07/13
普及期を迎えたエンタープライズ・クラウド
“持たざるIT”の推進が自社のITインフラにもたらすメリットに着目して、クラウド・コンピューティングの導入を本格的に検討し始める企業が増えている。クラウドという大きな潮流、パラダイムは企業のIT部門が担うシステム/アプリケーションの企画・構築・運用のあり方をどのように変革し、またIT部門の役割をどういった方向に変えていくのか。本稿では、エンタープライズ・クラウドの要点整理を行ったのち、現時点での国内企業における導入・利用状況を示しつつ、導入時の重要な考慮点を示したい。
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2010/06/24
ビジネスの現場や社会インフラで革新を生むクラウドを目指す
既存のITシステムでの活用にとどまらず、ビジネスの現場や社会インフラにおいても、クラウド・コンピューティングのメリットを訴え、最適な組み合わせが可能な技術/サービス群を提供していく。富士通が先ごろ打ち出した新しいクラウドビジネス戦略を見ると、現在、メイン領域となっている「ITシステムのためのクラウド」は、このパラダイムのほんの一側面にすぎないようだ。今回は、新戦略の概要と、富士通のクラウドの強みについて、同社クラウドビジネス企画本部 本部長の阪井洋之氏に話を聞いた。
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2010/02/12
IFRSは恐れるに足らず~経理・財務の第一人者、金児昭氏がIFRSへの“提言” と“適用の心構え” を語る
IFRSへの注目度が高まり、「黒船」「衝撃」「脅威」といった言葉を並べて取り上げるメディアも増えている。果たしてIFRSは日本の企業にとって脅威なのか。信越化学工業に入社以来38年間、経理・財務一筋のスペシャリスト金児昭氏に、IFRSに対する氏の見解と、これから適用の準備に入る企業の心構えについて聞いてみた。(聞き手・河原 潤)
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2010/01/29
企業価値の新スタンダード「IFRS」の動向と現在位置をつかむ
早ければ2015年にも強制適用が始まるIFRS。具体的な対応はもう少し先になりそうだが、IFRSの動向にアンテナを張っておくことは必要不可欠だろう。本稿では、1970年代から2009年12月末までの国際会計基準の動向をわかりやすく整理する。IFRSが辿ってきた経緯をつかんでいただきたい。