著者情報
執筆記事
-
2020/08/18
ZoomがOracle Cloudを選んだ理由/1日あたりのユーザー数がほんの数ヶ月で30倍
記者向けの説明会や発表会も、今やほぼオンラインで開催される。その際に最も利用されているのがZoomだ。続いてMicrosoft Teams、Cisco Webexが使われることが多い。オンラインの飲み会も「Zoom飲み」と呼ばれる。一方で「Teams飲み」や「Webex飲み」は、あまり耳にしない。新型コロナウイルス対策のリモート会議需要の増大で、一気に認知度が向上しているのがZoomなのだ。
-
2020/08/03
世界3位のシェアを獲得するAlibaba Cloud――その競争力は価格と性能、シンプルさ
2020年4月のガートナーのレポートによれば、IaaS市場の売上高シェアで世界3位のポジションにあるのはAlibaba Cloud(アリババ クラウド)だ。そして日本でAlibaba Cloudのビジネスを展開しているのが、ソフトバンク株式会社とAlibaba Cloudを提供しているアリババグループの合弁会社として設立されたSBクラウドだ。
-
2020/07/21
オラクルのパブリッククラウドの仕組みを顧客のデータセンターへ――Oracle Dedication Region Cloud@Customer
Oracleでは、早くから「@Customer」というソリューションを提供している。これはユーザーやパートナーのデータセンターにOracle Exadataなどのプラットフォームを置き、Oracleがそれを管理して、ユーザーはクラウドサービスと同じように使えるものだ。
-
2020/07/15
急成長する「Okta」マクニカネットワークスが国内で本格展開、目指すはIDaaSによるゼロトラストネットワーク
テレワーク体制に急遽移行したことで、情報システム部門にはリモートから社内システムやクラウドサービスに安全にアクセスできる環境の整備が求められている。安全かつ簡単にリモートからアクセスするために、注目されているのが”ID as a Service(IDaaS)”だ。中でもOktaは、世界で大きくビジネスを伸ばしているサービスの1つだ。マクニカネットワークスでは2020年6月17日にOktaと一代理店契約を締結したことを発表し、新たなIDaaSのビジネスを展開すると明らかにした。Oktaとはどうい...
-
2020/07/08
SAP、クライン新CEO体制でのビジョンが発動/「SAPPHIRE NOW 2020」基調講演
2019年10月、SAP HANAという新たなプラットフォームを核にSAPのビジネスのクラウドシフトを牽引してきたビル・マクダーモット氏がCEOを退任した。SAPでは即日、共同CEOにジェニファー・モーガン氏とクリスチャン・クライン氏を指名する。そして2020年4月にはモーガン氏が退任し、クラインCEO体制での新たなSAPがスタートした。ちなみにマクダーモット氏はその後、SaaSベンダーとして日本でも頭角を現しているServiceNowのCEOに就任している。
-
2020/07/03
「Tanzu」でKubernetes利用を高めるVMwareのマルチクラウド戦略
VMwareのマルチクラウドには、4つのタイプのサービスがある。「VMware Cloud Provider Program」は、パートナーによるVMware Cloudのマネージドサービスだ。グローバルではMicrosoft Azure、Google Cloud、Alibaba Cloud、Oracle CloudでもVMware Cloudのベアメタルサーバーによるマネージドサービスが提供されており、顧客の選択肢の幅は広い。
-
2020/06/26
ニフクラはポストコロナ時代における企業の「どこでもオフィス」の実現をサポートする
厚生労働省がLINEと協同で行った調査によると、2020年4月12日・13日時点で全国のテレワーク導入率は27%だった。緊急事態宣言前に比べ導入が大きく伸びたものの、政府目標の7割にはかなり隔たりがある。この数字からも、まだまだテレワークの準備ができていない企業が多いことが分かる。さらに、なんとかテレワークを実現している企業も急遽対処したことで、セキュリティ面が脆弱なままスタートしているところもあるようだ。