「クラウド活用」記事一覧
クラウド活用
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2020/09/07
ITインフラのキホン:まずはインフラアーキテクチャーを見てみよう【前編】
「ITインフラ」という言葉をご存じでしょうか。一度くらいは耳にしたことがあるという人も多いかもしれません。しかし、ITインフラって何?と聞かれたときに、説明できないという人も多いのではないでしょうか。今回紹介する書籍『絵で見てわかる ITインフラって何だろう 新装版』(翔泳社 山崎 泰史、三縄 慶子、畔勝 洋平、佐藤 貴彦著)は、ITインフラについて知らない人だけでなく、もう一度復習をしたいという人にもわかりやすく読んでもらえる一冊となっています。今回は、本書の中から第1章を抜粋し紹介します。...
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2020/09/04
Red Hatの買収でIBM CloudもGen2に進化しターゲットはエンタープライズ
コロナ禍で、企業の多くは厳しいビジネス環境にある。とはいえ、クラウドベンダーの業績は概ね順調だ。Salesforce.comの2021年度第1四半期(2020年2月1日から4月30日)の業績は、売上が前年比30%増の48億7,000万ドルとなっている。またAmazon Web Servicesの2020年6月末締め第2四半期の売上高は、前年同期比29%増の108億1,000万ドルだ。Microsoftの2020年6月期のクラウド関連事業の売上高も、通期で初めて500億ドルを超えた。そして、IB...
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2020/08/31
IoTはノーコード開発で 愛媛の病院がコロナ対策システムを内製
石川記念会HITO病院では3密を回避する施策のためにIoTによる「3密検知システム」を導入している。アステリアが提供するIoTシステム開発用ソフトウェア「Gravio」を用い、プログラミング無しでシステム開発をおこなった。ノーコード/ローコード開発によるDX推進の最前線の取材レポート。
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2020/08/27
VMware環境の運用管理はクラウドベンダーに任せるべきか、自社コントロールとすべきか
多くの企業がVMwareを使いITインフラを仮想化し、リソースや運用管理の効率化を図っている。運用している仮想化サーバーの規模が大きく多くのITシステムがそこに集約され、リソースを柔軟に割り当てられるようにしていれば、その環境はプライベートクラウドと呼ばれる。プライベートクラウドで運用しているハードウェアの更新時期を迎えると、新たにハイパーコンバージド・インフラの導入やパブリッククラウドへの移行を考えることになるだろう。
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2020/08/26
INDUSTRIAL-X 八子知礼社長のDX補完計画 「リソースクラウド」とは
INDUSTRIAL-X(インダストリアル・エックス)は、「Resource Cloud(リソースクラウド)」という新しい事業を発表した。同社はIoTなどを活用したDX(デジタルトランスフォーメーション)のコンサルティングサービスを手掛けている。日本のIoT、クラウドの世界の可能性をいち早くとらえ、ビジョンを発信してきた同社の八子知礼社長に話を聞いた。
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2020/08/25
緊急度が高い“経営イシュー”としてのバックオフィスのDX──経理や人事が起点となる経営変革とは?
ここ数年、企業経営におけるDXの重要性が認識されるようになったものの、営業やマーケティングなどのフロントオフィス業務に比べてバックオフィス業務ではDXがあまり進んでいない。そのような状況に対し、バックオフィスこそ早急にDXを進めなければいけないと訴えるのがスーパーストリーム株式会社 取締役 企画開発本部長 山田 誠氏だ。日本の9,400社以上に活用される会計・人事給与システムを提供する立場から、バックオフィスの変革を進めるべき理由と進める際のポイントや成功事例をお話しいただいた。
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2020/08/03
世界3位のシェアを獲得するAlibaba Cloud――その競争力は価格と性能、シンプルさ
2020年4月のガートナーのレポートによれば、IaaS市場の売上高シェアで世界3位のポジションにあるのはAlibaba Cloud(アリババ クラウド)だ。そして日本でAlibaba Cloudのビジネスを展開しているのが、ソフトバンク株式会社とAlibaba Cloudを提供しているアリババグループの合弁会社として設立されたSBクラウドだ。
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2020/07/31
「部署が違うので自分にはあまり関係ない」は通用しない ポストコロナにおけるDXとセキュリティの関係
ポストコロナの時代は、企業のIT資産のクラウド化、業務のリモート化など、パンデミック環境下においても事業を継続するための変革が急速に進むと考えられる。コロナ禍以前は、DX推進や働き方改革の掛け声はあったものの、旧来文化からの脱却ができなかった日本企業が、組織文化・システムアーキテクチャ両面における変革を急ピッチで推進しようとしている。このようなビジネス環境において、企業のDXを支え、変化の早い時代に生き残るための鍵を握るのは、実はITセキュリティ部門なのではないかと考える。本連載は、なぜDX推...
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2020/07/21
オラクルのパブリッククラウドの仕組みを顧客のデータセンターへ――Oracle Dedication Region Cloud@Customer
Oracleでは、早くから「@Customer」というソリューションを提供している。これはユーザーやパートナーのデータセンターにOracle Exadataなどのプラットフォームを置き、Oracleがそれを管理して、ユーザーはクラウドサービスと同じように使えるものだ。
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2020/07/15
急成長する「Okta」マクニカネットワークスが国内で本格展開、目指すはIDaaSによるゼロトラストネットワーク
テレワーク体制に急遽移行したことで、情報システム部門にはリモートから社内システムやクラウドサービスに安全にアクセスできる環境の整備が求められている。安全かつ簡単にリモートからアクセスするために、注目されているのが”ID as a Service(IDaaS)”だ。中でもOktaは、世界で大きくビジネスを伸ばしているサービスの1つだ。マクニカネットワークスでは2020年6月17日にOktaと一代理店契約を締結したことを発表し、新たなIDaaSのビジネスを展開すると明らかにした。Oktaとはどうい...
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2020/07/08
SAP、クライン新CEO体制でのビジョンが発動/「SAPPHIRE NOW 2020」基調講演
2019年10月、SAP HANAという新たなプラットフォームを核にSAPのビジネスのクラウドシフトを牽引してきたビル・マクダーモット氏がCEOを退任した。SAPでは即日、共同CEOにジェニファー・モーガン氏とクリスチャン・クライン氏を指名する。そして2020年4月にはモーガン氏が退任し、クラインCEO体制での新たなSAPがスタートした。ちなみにマクダーモット氏はその後、SaaSベンダーとして日本でも頭角を現しているServiceNowのCEOに就任している。
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2020/07/06
顧客データをなくしても責任はない?クラウドの約款に見え隠れする落とし穴
エンタープライズITにおいても活用が進むクラウド。そうなると付き合う必要がでてくるのが、約款です。今回は約款に見え隠れする落とし穴について、実際の判例に基づいて解説します。
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2020/07/03
「Tanzu」でKubernetes利用を高めるVMwareのマルチクラウド戦略
VMwareのマルチクラウドには、4つのタイプのサービスがある。「VMware Cloud Provider Program」は、パートナーによるVMware Cloudのマネージドサービスだ。グローバルではMicrosoft Azure、Google Cloud、Alibaba Cloud、Oracle CloudでもVMware Cloudのベアメタルサーバーによるマネージドサービスが提供されており、顧客の選択肢の幅は広い。
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2020/06/26
ニフクラはポストコロナ時代における企業の「どこでもオフィス」の実現をサポートする
厚生労働省がLINEと協同で行った調査によると、2020年4月12日・13日時点で全国のテレワーク導入率は27%だった。緊急事態宣言前に比べ導入が大きく伸びたものの、政府目標の7割にはかなり隔たりがある。この数字からも、まだまだテレワークの準備ができていない企業が多いことが分かる。さらに、なんとかテレワークを実現している企業も急遽対処したことで、セキュリティ面が脆弱なままスタートしているところもあるようだ。
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2020/06/24
レッドハット望月社長が戦略を語る「OpenShiftでコンテナ活用企業を倍増させる」
6月23日、レッドハットは今年度の事業戦略を発表。RHEL、OpenShift、Ansibleなどに牽引され堅調な成長を遂げた今四半期の成長をバネに大幅な人員強化とパートナー拡大に乗り出す。オープンハイブリッドクラウド戦略をさらに進めると語り、アクセンチュア、NTTデータ、NRIとの協業を発表した。
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2020/06/17
Google Cloudがパートナーリングを強化、Anthosとデータマネージメントサービスで国内市場での先進性をアピール
2020年6月9日から11日、Google Cloudのビジョンを伝えるオンライン・カンファレンスイベント「Google Cloud Day: Digital」が開催された。グーグル・クラウド・ジャパンは、2019年11月1日にデルとEMCジャパンの代表取締役会長を務めていた平手智行氏が新たに代表に就任した。今回のオンラインイベントは、平手体制になった日本のGoogle Cloudの戦略を、初めて公に紹介する場となった。
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2020/05/29
テレワーク対応で出社が必要なIT担当者を救うAWSとIBMの支援ツールとは
多くの企業が、新型コロナウイルス対策でテレワーク体制に移行した。東京都心にオフィスがある企業であれば、東京五輪の開催を見据えいち早くテレワークの準備をしていた企業もある。そういったところはテストを前倒しし、一気にテレワークの本番運用に移行したようだ。もちろん、移行してからさまざまなトラブルに遭遇している企業もある。せっかくテレワーク体制に移行しても、書類に印鑑を押すためだけに出社を余儀なくされている人もいると聞く。
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2020/05/28
そのIT投資、“最適”と断言できますか?DX推進担うCIO/CDOの名参謀ツールApptio日本上陸
世界18カ国で主に大企業がDX推進で活用するSaaSソリューション「Apptio」の日本法人が2020年4月に設立。元日本マイクロソフト出身の成塚歩氏が代表取締役に就任した。世界が活用するApptioは、日本のITでも活用できるのか? 小社の押久保剛統括編集長 兼 EnterpriseZine編集長がオンラインで訊いた。
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2020/05/20
6月30日まで無料試用 リモートワークに役立つAWSサービスを一挙紹介
Amazon Web Services(以下、AWS)にはリモートワークに役立つサービスもある。業務の性質上「リモートワークできない」と思えても、AWSのサービスを組み合わせればリモートワークが実現できるかもしれない。コロナ禍のトンネルはそろそろ出口が見えてきそうだが、これからもリモートワークは事業継続や生産性向上の切り札となるだろう。
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2020/05/15
DX時代に「企業」と「人と組織」はどう変わるべきか?『THE MODEL』著者・福田康隆氏に訊く
新型コロナウイルス(COVID-19)により、社会、そして企業は大きく変わることを求められている。その上で企業はどのように変わるべきか? そしてITをどう使いこなしていくべきか? 小社刊『THE MODEL』の著者で、ジャパン・クラウド・コンピューティング株式会社、そしてジャパン・クラウド・コンサルティングの福田康隆社長に聞く。聞き手は小社の押久保剛統括編集長 兼 EnterpriseZine編集長。対談はオンラインで実施した。