「クラウド活用」記事一覧
クラウド活用
-
2018/02/09
これでも「弊社はシャドーITのリスクは無い」と断言できるか?軽視されるシャドーIT、代表的な脅威とは
企業のクラウドシフトに併せて、CASBはセキュリティ市場で最も注目されている技術の一つだ。CASBには、大きく分けて2つの機能が実装されている。一つは社内のシャドーITを可視化する機能(クラウド利用状況可視化)。もう一つがOffice365やAWSといった個々のクラウドサービスのセキュリティを強化する機能だ。今回は、シャドーIT可視化機能について解説する。
-
2018/01/29
クラウドシフトに欠かせないCASBとは?
クラウド利用状況の可視化(シャドーITの把握)や、Office365、AWSの全社導入をきっかけに、クラウドサービスのセキュリティ強化を検討する企業が増加している。こうした企業のクラウドシフトに併せて注目を集めているのがCASB(Cloud Access Security Broker)だ。
-
2017/12/13
Publickey 新野淳一氏とDB Online 谷川耕一氏が対談、業界ご意見番が見たOracle OpenWorld 2017
オラクルのクラウドは他と比べて実際どうなのか、オラクルのクラウド戦略はどう変わるのか――2017年12月7日、Oracle CloudWorld Tokyo 2017にて、DB Onlineチーフキュレーターの谷川耕一氏とPublickeyの新野淳一氏が米サンフランシスコで開催されたOracle OpenWorld 2017で発表された内容や、オラクルのクラウド戦略の方向性について意見を交わした。
-
2017/12/11
日本マイクロソフトが「Microsoft Azure 徹底活用フェス@渋谷」を開催、Azure Stack専用エリアも併設
日本マイクロソフトは2017年11月28日、同社のクラウドサービスMicrosoft Azureの徹底活用をテーマに「Microsoft Azure 徹底活用フェス@渋谷」を開催した。第2回目となる今回のイベントでは、ハイブリッドクラウド基盤の選択肢として注目されているAzure Stack専用エリアも併設。Microsoft Azureをベースにソリューションを展開している国内のシステムインテグレーターが集結し、展示も多数披露された。本記事では、イベント会場で実施されたセッションの概要を紹介...
-
2017/11/17
SAP on Azureでマルチクラウド体制に移行―ゴルフダイジェスト・オンラインCTOの決断
ゴルフ総合サイト「ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)」は2017年2月にIT基盤を全面的にクラウドへ移行した。それもマルチクラウドへ。どのような背景でどのような決断を下したのか。
-
2017/11/15
adidas、21世紀FOXの変革の裏にSalesforceあり
Dreamforce 2017の基調講演では、3つの先進事例が紹介された。Trailheadの学習環境を自社の社員の教育用に活用するT-Mobileに続き紹介されたのが世界的なスポーツ用品メーカーadidasの事例だった。
-
2017/11/13
「クラウドサービスを利用しているから、セキュリティはもう安心」 は大きな間違い―クラウド時代に「特権ID管理」が重要になる理由
企業システムでのサイバー攻撃や内部不正対策において「特権ID管理」の重要性は広く知られてきたが、クラウド利用においても特権ID管理が今求められている。その理由とは何か。「Security Online Day 2017」(主催:翔泳社)に登壇したNRIセキュアテクノロジーズの岸謙介氏は、クラウド時代における特権ID管理の重要性について解説を行った。また、一口に「特権ID管理」といっても、クラウドとの相性に優れたやり方と、そうでないやり方とがあると同氏は指摘する。
-
2017/11/09
SalesforceがDreamforce 2017を開催、顧客とつながることで生まれる第四次産業革命を新たな「myブランド」戦略でサポート
今年もサンフランシスコのダウンタウンをSalesforceがジャックする、「Dreamforce 2017」が開幕した。今年は世界中の90以上の国々から17万人以上の事前登録があり、とてつもない数の参加者がサンフランシスコの街中にあふれタクシーもUberも捕まえられない状況となっている。今年のDreamforceでは、myTrailhead、myEinstein、myLightning、mySalesforce、myIoTと、サービス名称の前に「my」を付けた新たなブランド展開が発表された。こ...
-
2017/10/23
マーク・ベニオフ氏や三木谷氏も投資するDomoの将来性
独立系のBIツールベンダーは、大手データベースベンダーなどに買収されその数を減らしてきた。ところがビッグデータ活用が注目されて以降は、クラウド上でデータ分析を行うサービスを展開するベンダーは一気に増えた。彼らのサービスの多くは、使いやすさ、初期投資、導入の手間が少なくて済むことを売りにしている。手軽にBIの環境を実現できるところが評価され、それら新興のクラウド型BIサービスはそれなりの数の顧客を獲得しているようだ。
-
2017/10/20
世界各国で着々と進む社会のデジタル化。中国のシェアサイクル、スマートポリスを支える技術とは?
世界中でビジネスのデジタル化=デジタル・トランスフォーメーションが注目を集めているが、様々な企業のデジタルトランスフォーメーションにもファーウェイの技術は応用されている。Fortune Global 500社のうち197社がデジタルトランスフォーメーションのパートナーとしてファーウェイを選択しており、そのうち45社がトップ100に位置づけられている企業だ。
-
2017/10/17
SaaSベンダーのWorkdayが新たに目指す、Salesforceが成功させたPaaS活用のビジネスモデル
Workday Rising 2017ではAnalytics機能の「Workday Prism Analytics」、Data as a Serviceの「Workday ベンチマーキング」の2つが発表された。そしてもう1つ大きな発表となったのが、SaaSベンダーのWorkdayもいよいよPaaSとなる「Workday Cloud Platform」を提供することだ。
-
2017/10/13
DBAのルーチンワークコストはなくなるか? Autonomous Databaseの衝撃
先週は、Oracle OpenWorldの取材で米国サンフランシスコを訪れていた。一旦帰国してすぐに出発、今週は米国シカゴにSaaSベンダーWorkdayのイベント「Workday Rising」の取材にやって来た。Oracleは今回、最新版となるOracle Database 18cを発表、12cから18cへと年次ナンバリングに名称を変更し「Autonomous(自律型)」をキーワードに改めててデータベースにフォーカスしたアピールを行った。
-
2017/10/12
企業の人事、会計のところを掌握するSaaSで成長するWorkdayの次なる戦略
クラウドで人財管理および財務のアプリケーションを提供するWorkday、同社の年次カンファレンスイベント「Workday Rising 2017」が、米国シカゴで開催した。SaaS型の人財管理のソリューションを中核に、会計のアプリケーションも併せて提供することで、企業経営におけるプロセスの多くの部分をカバーできる。そのソリューションをクラウドネイティブのサービスとして提供することで、グローバルにビジネス展開する大企業でWorkdayのソリューションを採用する動きは増えている。特に米国、ヨーロッ...
-
-
2017/09/29
クラウドだけではないOracle Analytics Cloudの強味とは
企業のITに求められるものが、業務のプロセスを効率化してコスト削減するところから、ビジネスに新たな価値を生み出すところにシフトしつつある。そのための方策の1つとして良く話題になるのが「セルフサービスBI」だ。IT部門が主導し事業企画部門などの特定の人たちにデータ分析する環境を提供するのではなく、各ビジネス現場にいるスタッフなどが必要なデータを自ら取得し、それを基に自分たちの業務に関する意思決定の支援をするのだ。
-
2017/09/28
Oracle ExadataをAzure SQL Data Warehouseに移行―ゲオHDデータ分析担当に訊く、クラウドで分析環境を運用する利点
企業のデジタル化が進む中、改めてデータ活用の仕組みを導入する動きが活発化している。とはいえそのためのアプローチは企業や組織ごとにさまざま、唯一の正解があるわけではない。かつては、大量データの分析環境をクラウド上に構築するのは得策でないと思われていた。しかしながらここ最近は、これまでオンプレミスで動かしていたデータウェアハウスなどをクラウドに移行する事例も出てきている。
-
2017/09/20
ハードからソフト開発、IoTまで企業のクラウド化を支援する6つのイノベーションーーファーウェイ コネクト2017
前回のレポートでは、ファーウェイのクラウド戦略について、パブリッククラウドの展開、プライベートクラウドの構築といったハイブリッドクラウドを手がけることができるのがファーウェイの強みとして紹介した。今回は、「ファーウェイ コネクト2017」で発表された、ハードウェア、ソフトウェア、データ、接続、アーキテクチャ、ハイブリッドクラウドの各領域における6つのソリューションを紹介する。
-
2017/09/12
ファーウェイは顧客データに触れない――郭平輪番CEOが明かすクラウド戦略の全貌
2017年9月5日~8日、上海にて、ファーウェイ社の旗艦イベント「Huawei Connect 2017」が開催された。本イベントは150以上の国や地域から、2万人以上の参加者が訪問する。一企業が開催するイベントしてはアジア圏で最大級のイベントとなる。ファーウェイのこれから一年の方向性が示されるHuawei Connect 2017では、同社の注力領域「クラウド分野」について戦略と実績が語られた。
-
2017/09/01
アプライアンス、エンジニアードシステム、そしてテープ装置は堅調、Oracleのハードウェアビジネスは今後どうなる?
IT業界において、サーバーやストレージなどのハードウェアのビジネスはかなり厳しい状況にある。ここ数年はハードウェアベンダーは淘汰の方向にあり、プレイヤーは減る傾向だ。対抗しているのはクラウドであり、サーバーなどの記者向け発表会が行なわれる際にも、他のハードウェアベンダーとの競合状況ではなく、Amazon Web Servicesなどのクラウドサービスとどう戦うのか、といった質問が出ることもしばしばだ。
-
2017/08/22
Oracle Service Cloudは箱根を変えることができるか?各旅館の取り組みを訊いた
今年の8月は雨が続いたこともあり、夏休みにビーチリゾートで遊ぶのではなく温泉でゆっくり英気を養った人も大勢いるだろう。都内から気軽に出かけられる箱根の温泉街も、そんな顧客で賑わったはず。箱根温泉の歴史は古く、開湯は奈良時代に遡る。そのため、代々受け継がれ長い歴史を持つ温泉宿も多い。そんな箱根は首都圏に近い保養地、観光地として、大いに賑わってきた。しかしながら近年は、何度も顧客が大幅に減るような「危機」も経験している。バブル崩壊やリーマンショックと言った消費の落ち込み、さらには東日本大震災による...