「DX」記事一覧
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2022/05/20
オムロン竹林一氏に聞く: 「データの流れの時代」にビジネスチャンスがある
富士通で初めてのデジタル部門の創設やサービス開発に取り組んで来た著者の実践に基づくDX連載の第23回。著者は、富士通 デジタルビジネス推進室エグゼクティブディレクターの柴崎辰彦氏。シリーズの第3部と...
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2022/05/16
なぜアステラス製薬は日米欧で「S/4 HANA」移行を断行したのか? 牽引した須田氏に訊く
世界70ヵ国以上に事業展開するグローバル製薬企業のアステラス製薬。同社は2016年からプロジェクトを開始し、2021年に日米欧3地域の基幹システムを「SAP S/4 HANA」に刷新した。加えて「M...
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2022/05/12
SAPが掲げる「デジタルサプライチェーン」、高まるビジネスネットワークの価値
日本の基幹産業である製造業を取り巻くビジネス環境は、混迷を増すばかりだ。その要因は、2022年2月に始まったロシアのウクライナへの軍事侵攻だけではない。COVID-19によるロックダウンはもとより、...
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2022/04/27
伊藤忠グループ:現場起点で「地に足の着いたDX」をめざす
伊藤忠にとってDXの取り組みにおける最優先領域は、生活消費サプライチェーンにおけるデータ活用。食品などの廃棄ロス、物流費の高騰、労働力不足など直面する課題に、いかに地に足をつけて解きほぐし、現場から...
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2022/04/25
“紙に縛られた働き方”の転換期に訊く 「バックオフィスDX」が進まない企業の傾向とは?
コロナ禍になり3度目の春を迎えた。感染症の流行とともに、リモートワークをはじめデジタル化が急速に普及。それでも「契約書にハンコを押さなければ……」「請求書の支払いのために会社に行かないと……」と、“...
DX
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2022/04/20
CIOにしかできない未来志向での「情報武装」 5年後、10年後を見据えた情報システムをどう描く?
これまで4回にわたって、DX時代にCIOが抱えるさまざまな課題について述べてきた。連載を通して、CIOに求められる役割が広範なことをあらためて認識いただけたと思う。最終回となる今回は、その中でも優先すべき役割について述べよう。
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2022/04/14
もはやバックオフィスではなく“ど真ん中” セガサミーが「IT×法務」で支えるグループのDX推進
DX(デジタル・トランスフォーメーション)推進が声高に叫ばれる中で、ビジネス・IT・バックオフィス部門が一体となった全社的な変革が求められている。今回は、変革によって国内事業を効率化し、グローバルビジネスの拡大も狙うセガサミーホールディングスを取材。DXで後手に回りやすいバックオフィス部門の視点から、ITと法務が一体となることでグループ全体のDX推進にどのように貢献できるのかを訊いた。
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2022/04/04
コマツが“設計の意識改革”で挑んだ「なぜか忙しい」状態 製造業の共通課題を解決へ導く「PT DBS」
建設・鉱山機械メーカー大手の小松製作所は、2021年に創業100周年を迎え、次の時代を見据えたデジタル・トランスフォーメーション(DX)を成し遂げようと、積極的にICTを活用している。同社が提唱するスマートコンストラクション(SMART CONSTRUCTION)は、ICT建機やIoTデバイス、アプリケーションによって施工工程をデジタルで連携し、施工現場の最適化を目指したものだ。一方、設計現場でのデジタル活用には多くの課題がある。これまで培ってきた技術や知識、ベテラン社員が持つ暗黙知など、デジ...
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2022/04/01
アドビ、Walgreens、NIKEが語ったデジタルエコノミー勝利の条件
2022年3月16日から17日にかけ、アドビはオンライン年次イベント「Adobe Summit 2022」を開催した。例年、同イベントはCEOのシャンタヌ・ナラヤン氏がホストを務め、業界リーダーや著名人が数多く登壇し、これまでの取り組みを共有する。この記事では、基調講演に登壇したグローバル企業のリーダーであるWalgreens、NIKEの話を中心に、顧客体験の視点からDXを考える。
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2022/03/30
「気づいたら“DX”できていた」 地方中小の若き経営者が建設業の未来を切り拓く
金物の街、新潟県三条市にある「小柳建設」に注目が集まっています。同社は地元に根ざした中小企業でオーナー経営の特性を活かし、先見的な経営者のもと「建設業界DX」に取り組んでいるからです。今回おすすめするのは同社3代目社長の小柳卓蔵氏による『建設業界DX革命』(幻冬舎メディアコンサルティング)。地方中小の建設企業のDXサクセスストーリーから、DX推進のためのヒントを探ります。
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2022/03/29
いかに“ありもの”を使えるかがデータ活用の焦点に 元日清食品CIOの喜多羅氏が指摘する「3つの課題」
primeNumber主催のオンラインセミナー「01(zeroONE)」が3月3日に開催された。これからデータ活用を始めようとする方に向けた「channel zero」と、既にデータ活用環境を構築している方に向けた「channel ONE」の2種類のセッションを用意し、環境構築側とデータ活用側それぞれに向けた講演が行われた。今回は、喜多羅株式会社のChief Evangelistである喜多羅滋夫氏を迎えたオープニングセッション「企業のデータ活用と SaaS利用の合理的な意義」の模様をお届けする...
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2022/03/28
積水化学が挑んだFAX撲滅 情シスは「難攻不落の関所」をどう攻略したのか
創業75周年を迎えた積水化学。2030年までの“業容倍増”に向けて、グローバルを意識した基幹システム「SAP S/4HANA」を導入し、積極的なDX戦略を推進している。しかし、システム導入のアセスメントにおいて、取引先とのFAXなどによる受注業務が大きな課題となることが明らかになった。そこで、未来に向けたDX推進を停滞させないために、現状からのBtoB連携を橋渡しする”現実解”として積水化学がとった手法とはどのようなものか。同社デジタル変革推進部 情報システムグループ 課長の石川治氏、堀平良氏...
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2022/03/24
トップの漠然としたイメージで混乱する現場 情報システムでどうしたいのか、社長とのすれ違いを避けるには
CIOがカバーすべき範囲は、現在では広範囲に及ぶ。情報戦略(現在はさらにビジネスよりになったDX戦略)の立案・実行から、全社のシステム間のネットワークトポロジー・アーキテクチャの構成、個々のシステムについての企画~開発~運用~更新。そして、それらをうまく実行するための組織づくりと人材の育成などを、整合性を取りながら考えなくてはいけない。どれか一つだけ上手くいけば良いというものではなく、すべてのポイントで優等生であることが求められる。当然ながら、そんなにうまくいくものではなく、失敗することも少な...
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2022/03/22
コクヨの情シスが“自作”で挑戦した「G検定」「ITパスポート」の全社的取得 部門を越えた人材育成へ
2月18日、日本ディープラーニング協会(JDLA)主催によるウェビナー「人材育成 for DX #4~コクヨの実験カルチャーを加速するデジタル人材育成とは?~」が開催された。同ウェビナーは、DX(デジタルトランスフォーメーション)に関する先進的な取り組みを実施している企業を迎え、DX推進の鍵となるデジタル人材育成のノウハウをひも解くものだ、今回は、コクヨの事例紹介をはじめ、参加者との闊達な意見交換も交わされた。
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2022/03/17
「DXレポートとは逆方向へ」政策担当官が示す、日本企業に必要な“DXの本懐”
既存のITシステムが足かせとなり競争力を失ってしまうという「2025年の崖」問題を指摘した、経済産業省が2018年に発表した『DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』。その後、新型コロナウイルスの問題も相まってDXに関する課題が表出し、その進度が企業競争力に直結することが示された。急激な変革の時代にあって、企業はどのようにDXに取り組めばいいのか。また政府はどのようにリード&サポートしていくのか。「OpenText World Japan 2022」の特別講演...
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2022/02/28
情シスを悩ますジレンマは「廉価版ビジネス」で解決を目指せ 現実的なDXのヒントは“ahamo”にあり
連載第1回では、情報システム部門が抱える課題について探り、第2回では、ビジネス部門が抱える課題について話した。今回は、両部門が抱えるジレンマをどのように脱するかについて考えていきたい。
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2022/02/25
JR東日本 松本氏に聞く:デザイン思考とリーンスタートアップによるJR東日本アプリの作り方
富士通で初めてのデジタル部門の創設やサービス開発に取り組んで来た著者の実践に基づくDX連載の第20回。著者は、富士通 デジタルビジネス推進室エグゼクティブディレクターの柴崎辰彦氏。シリーズの第3部となる「実践研究編」では、実際にデジタル変革に取り組む企業の取り組みをプロジェクトリーダーのインタビューを通してご紹介する。実践研究編3つ目の事例は、JR東日本の松本貴之氏にお話をお伺いした。
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2022/02/24
次世代ITインフラの最適解は「コンテナプラットフォーム」 三井情報は企業の“内製化”を目指す
今や経済産業省による「DXレポート」の理解が進み、多くの企業がDXに取り組まなければならないと考え行動に移している。DXに取り組み、いち早くアプリケーションのモダナイズなどに着手している企業は、コロナ禍の厳しいビジネス環境でも業績が向上しているところが多い。特に、新型コロナウイルスのパンデミックのような急激な環境変化においては、デジタル技術活用の重要性が改めて増している。変化への迅速な対応には、新たなデジタル技術を積極的に取り入れサービスを柔軟に変化させなければならない。加えてビジネススピード...
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2022/02/21
DXに出遅れた日本企業はセキュリティが鍵に 既存技術を活用して新たなプラットフォームをどう構築する?
ITがなかった時代にも公共、企業、個人などそれぞれの領域に社会の仕組みがあり、それにより人々の生活が営まれていた。その後1950年頃にITが登場し、元々あった社会の仕組みの中にITが入り込み発展、効率化することとなる。現在は社会の仕組みがどんどん変化し、新しくなった社会の仕組みの中に「デジタル」というキーワードが登場している。それにより公共、企業、個人などの領域が連携し、それぞれの枠を超えた新たな仕組みとして成り立ってきている。
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2022/02/18
JR東日本 松本氏に聞く:デジタル変革の波に乗り「やりたいこと」でチャレンジする
富士通で初めてのデジタル部門の創設やサービス開発に取り組んで来た著者の実践に基づくDX連載の第19回。著者は、富士通 デジタルビジネス推進室エグゼクティブディレクターの柴崎辰彦氏。シリーズの第3部となる「実践研究編」では、実際にデジタル変革に取り組む企業の取り組みをプロジェクトリーダーのインタビューを通してご紹介する。実践研究編3つ目の事例は、東日本旅客鉄道株式会社 JR東日本研究開発センターフロンティアサービス研究所(以下JR東日本)松本貴之氏にお話をお伺いした。
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2022/02/18
日本の“崖っぷち”DXに活路はあるのか オールジャパンでデジタル人材を育成へ
企業においてデジタル化やDXの推進に取り組むなか、多くの企業が人材、とりわけ「デジタル人材」の不足に頭を悩ませているのではないでしょうか。そこで、今回紹介するのは『デジタル人材育成宣言「デジタル化&DX」の現状と人材育成』(クロスメディア・パブリッシング、角田仁 著)です。角田氏は、東京海上日動火災保険(以下、東京海上日動)で約30年間IT戦略などを担当し、大学教員に転身後、2021年4月にデジタル人材育成学会を設立。本書のなかでもユーザー企業を主語に、オールジャパンとしてどのようにデジタル人...
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2022/02/07
日立は30万人規模のvSphere環境から「CaaS」を実現 自社で大規模導入した“経験知”を活用へ
企業がDXを進める中で、柔軟性や拡張性がないレガシーシステムが足かせとなっている。この問題を解決するためにパブリッククラウドなどに移行し、インフラをモダナイズ。さらにコンテナなどクラウドネイティブな技術を用いてアプリケーションもモダナイズすることで、DXで求められるアプリケーション開発のスピードの向上を実現する。このような“DXのための取り組み”の重要性は理解されつつあるが、実際にコンテナを活用しその恩恵を受けている企業はまだまだ少ない。IPAの「DX白書 2021」によれば、既にコンテナを全...
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2022/02/04
“血の通った”経験知から意識改革へ 「日本のDXをもっと安全に」プロジェクトが始動
2022年2月2日、セキュリティ啓発アクション『日本のDXをもっと安全に〜サイバー攻撃被害ゼロを目指して〜』始動記者会見が催された。サイバーセキュリティクラウドを発起人に、日本のサイバーセキュリティのあり方に警鐘を鳴らし、意識改革を行っていくという。会見では、概要や目的をはじめ、賛同企業によるトークセッションも繰り広げられた。
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2022/02/02
IT部門は「アプリケーションモダナイゼーション」をどう理解すべき? VMware渡辺隆氏に尋ねる
テレビなどでも取りあげられるようになり「DX」という言葉の認知はかなり広がった。しかし、その解釈は企業や人により様々だ。DXのためにまずはビジネスのデジタル化を進め、その先で何か新しいビジネスを生み出そうとするケースもあれば、大量のデータを分析、AIや機械学習などの技術を活用することで新しい知見を得て、ビジネスに変革をもたらす場合もある。また、置かれた状況や目指す変革の姿は企業で違うため、それぞれの企業に最適なDXアプローチも異なる。様々なDXのアプローチがある中、多くの企業が直面している課題...
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2022/01/25
データ活用環境を“ノーコード”かつ、数日で構築──「b→dash」で実現するコストと工数半減の裏側
DX推進やデータ活用に多くのコストや工数を投下しているものの、期待した成果を生み出せていない企業は多い。そこで、データテクノロジーのソリューションである「b→dash(ビーダッシュ)」を開発・提供し、数々の企業へデータ活用の支援を行っている、株式会社データX Marketing Unit/Managerの宮川雄希氏が講演を行った。「運用コスト」と「ツール工数」を半減し、“ノーコード”でのデータ活用環境の構築により主要KPIを大幅に改善したDX成功企業の事例を取り上げ、それがb→dashによって...