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執筆記事
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2015/06/09
元祖インメモリデータベース、SAP HANAについてラルフ・シューマン氏に訊く、インメモリのいま
インメモリデータベースを広めたのはSAP HANAだろう。2010年に提供を開始し、データウェアハウスを超高速化するデータベースアプライアンスとして登場、当初はまだ「目新しいもの」というのが世間の評価だった。そこから進化を重ね、2012年のSP 5ではOLTPもサポート。ここからSAP ERPのデータベースとして多くの実績を持つように。現在のバージョンは2014年12月に提供を開始したSPS09、ここまできてエンタープライズで必要な機能をほぼ取り揃えることになる。インメモリデータベースで先行し...
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2015/06/05
ビッグデータ活用を可能にするECインフラの条件とは?
EC市場が成長するにつれてユーザーの裾野が広がり、これまでよりはるかに複雑なマーケティングロジックが必要とされてきている。 旧来は単に商品をリストアップしてあとはユーザーに探してもらえば良かったのが、今ではECサイトでいかにオススメの商品を効率よく見つけてもらうかを考えなければならない。ユーザー毎に最適の商品を提案するマーケティングロジックを処理し、ストレスなく表示するのに最重要なのが「インフラ」である。ゼロスタートの山崎徳之氏による基調講演では、求められるEC商品検索・レコメンドエンジンのポ...
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2015/06/03
Yahoo! JAPANのサービスを支えるビッグデータ分析基盤の最新動向――ヤフー角田直行氏が解説
Yahoo! JAPANはニュースや検索、eコマースなど100を超えるWebサービスやアプリを提供しており、ユーザーの履歴情報をはじめ様々なジャンルのビッグデータを保有している。そして、ユーザーに最適な情報や広告を提供するためにビッグデータを利活用している。4月23日に開催したEnterpriseZine Day「BigData×Storage」(主催:翔泳社)の基調講演では、Yahoo! JAPANがどのようにデータを利活用しているのか、また、その大規模なデータをどのようなインフラ基盤が支え...
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2015/06/01
ハードからソフトまで何でもこなすプロフェッショナル ―アシスト 鈴木潤さん
ソフトウェア中心のアシストにて、ハードウェアも含めた設計構築の経験を持ち中途入社した鈴木さん。早くからコンピュータを所有し、開発も経験し、データベース基盤の設計や構築に充実感を覚えるという。
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2015/05/28
シンプルで使いやすい!クライアント仮想化の進化形、Ericomとは
アシストでは2001年からクライアント仮想化製品としてCitrix製品の取り扱いを始め、すでに550社の導入企業がある。「実績は多いが課題もありました」と語るのは、アシスト システムソフトウェア事業部 仮想化推進室 室長の高木季一氏。どうしても価格が高くなり、環境も複雑化してしまう傾向があったようだ。よりシンプルで導入しやすいクライアント仮想化ソフトウェアがないか。さまざま調べ上げた結果、扱うことになったのがイスラエルのEricom Software社の製品だった。
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2015/05/15
EMC、VMware、Pivotal―3社連合、Federationの戦略とは
「EMC World 2015」の2日目のテーマは「Federation」。この日のゼネラルセッションでは、EMCのCEO ジョー・トゥッチ氏、PivotalのCEO ポール・マリッツ氏、そしてVMwareのCEO パット・ゲルシンガー氏というそうそうたるメンバーが登壇しFederationの価値と各社間の強い連携について語った。
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2015/05/15
待ったなしのマイナンバー対応!いま企業が必要な対策とは何か?情報システムの影響範囲とデータベース対策
社会保障・税番号制度、通称「マイナンバー制度」が、いよいよ今年10月から国民一人一人に番号通知が開始され、2016年1月からは運用が開始する。すべての企業は従業員のマイナンバーを収集しそれを適切に取り扱う必要がある。マイナンバー制度は企業システムにどのような影響を与え、今どのような具体的な対策を検討する必要があるのか――企業の情報システム対応の留意点や、マイナンバーを保管・管理するデータベースにおけるセキュリティの具体策について解説する。