Specialに関する記事とニュース
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2012/01/31
エンジニアなでしこ魂~大事なことはみんな現場と先輩に教わった―米田早織さん
「私はくやしいことがあると、次はなんとか相手を負かしてやろうと思うタイプなんです」―株式会社富士通北陸システムズ データベースソリューション事業本部 ソリューション企画部に所属する米田早織さんは、先輩から厳しく指導されたときなどには、次はどうやって先輩を納得させるかを考え、一生懸命努力するタイプだと自己分析する。最近では、「褒めて育てる」というのをよく耳にするが、米田さんの場合はむしろ厳しくしかられると奮起するらしい。
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2012/01/16
1万秒が1秒になれば世界は変わる - SAPジャパン 馬場氏に訊く、HANAの速さがもたらすものとは
現在、各ベンダからいくつものインメモリソリューションが発表されているが、その中でも独SAPが擁する「SAP HANA」は"破壊的(disruptive)な高速性"を前面に出し、競合との差別化を狙っている。HANAは今後、SAP ERPのバックエンドを置き換える存在としても注目されているが、SAPはHANAを同社製品ポートフォリオのどこに位置づけようとしているのか。国内でのHANAビジネスを統括するSAPジャパン リアルタイムコンピューティング推進本部 本部長 兼Co-Inno...
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2012/01/04
マイクロソフトのインメモリ戦略はまずはSQL Serverの中から
システム上で広大なメモリ空間が、比較的安価に利用できるようになった。その結果、データベースベンダー各社はそれを利用して大幅な性能向上を図る、新たな製品や機能の提供を加速している。SQL Server 2012のリリースが迫っているマイクロソフトでは、このインメモリという領域をどう捉えているのだろうか。日本マイクロソフト サーバープラットフォームビジネス本部 クラウド&アプリケーションプラットフォーム製品部でSQL Server製品を担当しているエグゼクティブプロダクトマネージャの北川 剛氏に話を...
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2011/12/12
情報の「金庫」、データベースを守れ/標的型攻撃に対して「真ん中」を守ること
「標的型攻撃」については、「電子メールによる攻撃」というイメージが強いのですが、厳密には電子メールだけではなく、USBなどの外部記憶媒体、外部のダウンロードサイトのソフトウエアなど多くの攻撃経路が存在します。また従来から行われているソフトウエアの脆弱性を突く攻撃をはじめとしたさまざまな種類の攻撃も、特定の企業・組織に絞って執拗に行う場合「標的型攻撃」であると言えます。
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2011/12/05
データベース暗号化の「真実」とトークナイゼーションの「嘘」(後編)
数々の情報漏えい事件が相次ぐ中、企業はデータベース(以下DB)のセキュリティ見直しが即急の課題となっている。DBセキュリティと言えばWeb/Appの脆弱性対応やDBそのものの暗号化、適切なアクセス制御などが挙げられるが、その中でもDBの暗号化についてはその技術的な障壁から敬遠され、一般的には正しい暗号化とは何なのか、何をすればよいのかが理解されないまま、暗号化の考慮ないし導入が検討されている。情報漏えいに対する抜本的対策であるDB暗号化に関する正しい知識と運用ができなければ、効果的な情報漏えい対...
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2011/11/29
重み増すデータベースの監査機能/必要なセキュリティ機能はSQL Serverにすべて揃っている
こ最近、データベースシステムの案件では、監査ログをきちんととれるかどうかということが、要件としてよく挙げられます。」日本マイクロソフト サーバープラットフォームビジネス本部 クラウド&アプリケーションプラットフォーム製品部でSQL Server製品を担当しているエグゼクティブプロダクトマネージャの北川 剛氏は、データベースシステムのセキュリティ要件として、監査への対応を求められることが多いと言う。いつ、誰が、どういう手法でデータベースにアクセスしたのか。その記録を、監査に耐えうるような形できちん...
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2011/11/28
データベース暗号化の「真実」とトークナイゼーションの「嘘」(前編)
数々の情報漏えい事件が相次ぐ中、企業はデータベース(以下DB)のセキュリティ見直しが即急の課題となっている。DBセキュリティと言えばWeb/Appの脆弱性対応やDBそのものの暗号化、適切なアクセス制御などが挙げられるが、その中でもDBの暗号化についてはその技術的な障壁から敬遠され、一般的には正しい暗号化とは何なのか、何をすればよいのかが理解されないまま、暗号化の考慮ないし導入が検討されている。情報漏えいに対する抜本的対策であるDB暗号化に関する正しい知識と運用ができなければ、効果的な情報漏えい対...
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2011/11/22
入り口からの侵入を止められないなら出口を固めよ― LAC 新井氏に訊くこれだけはやっておきたいデータベースセキュリティ
ラックホールディングス サイバーセキュリティ研究所 主席研究員を務める新井悠氏はセキュリティ業界ではその名を知らない人がいないほどの著名人である。同氏は毎年末、報道関係者に対してその年に起こった情報セキュリティ脅威について総括するイベントを開催している。そしてこの2011年は11月初旬時点ですでに「ネタがありすぎで、トピックを絞るのが大変です(笑)」と同氏に言わしめるほど、さまざまなサイバー攻撃が社会問題化した年でもあった。今回、新井氏に2011年に起こったセキュリティインシデントの中から、デー...
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2011/09/29
今、データベースが鬼熱い!!/INSIGHT OUT 2011見どころを一挙紹介
前回、ベンダーニュートラルなデータベースのイベント「INSIGHT OUT 2011」が開催されるという情報を伝えた。内外から著名な講師を迎えて、どうやらかなり濃い内容のデータベーステクノロジーの話が聞けそうだとのこと。今回はもう少し踏み込んで、どのような講師が登場するかを紹介する。
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2011/09/16
ベンダーニュートラルにデータベースを語り尽くす3日間!データベース技術者のための大型カンファレンス誕生!
2011年10月19日からの3日間、「Inside Out - Database(データベーステクノロジーのオモテもウラも語り尽くす)」をテーマに、技術的にかなり「濃い」カンファレンスイベント"INSIGHT OUT 2011"が開催される。
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2011/09/14
チューニングの基本は適切な情報収集から/マイクロソフト平山理氏に訊くDBチューニングの勘所
「SQL Server 2000までは、SQL Serverはブラックボックスだと言われることもありました。たしかにSQL Server 4.2のころは、内部情報を取得しにくくチューニング作業も大変でした」―日本マイクロソフトの平山理氏に、SQL Serverのチューニングについて振り返っていただくとともに、最新のチューニング事情を訊いた。
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2011/08/25
東日本大震災がデータベース市場に与えた影響についてIDCに訊いた
2011年7月、IT専門調査会社IDC Japanが「国内リレーショナルデータベース 管理システム(RDBMS)市場予測」を発表している。2011年の国内RDBMS市場規模は1,466億1,900万円、2010年からは8.5%縮小する見込みだ。また、2010年から2015年の年平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は1.6%で、2015年の市場規模は1,709億5,400万円になると予測している。2010年は、リーマンショック以降の市場の大きな落ち込みから...
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2011/08/08
NoSQLもRDBMSも適材適所で組み合わせて活用/マイニングブラウニー×AWSの場合
株式会社マイニングブラウニーでは、インターネット上からデータを集め、それを活用するマーケティングサービスを提供している。このサービスの実現のために活躍しているのが、クローラと呼ばれる技術だ。クローラとはGoogleなどの検索エンジンが利用しているものが有名で、いわゆる検索ロボットの技術だ。簡単に言えばインターネットを巡回し、コンテンツの情報を自動的にデータベース化するものだ。
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2011/08/01
日本初!SQL Azure MVPは覆面エバンジェリスト?!―大和屋貴仁氏
今回ご登場いただくのは、2011年1月に日本で初めて「SQL Azure MVP」の表彰を受けた大和屋貴仁氏である。何と、まだ若干28歳の若者!「老け顔なので、仕事の現場では随分年上に見られることが多くて得するんですよ!」―いろいろと話を聞いていくにつれ、やはり同氏がただものではないことを示す数々の逸話がぽんぽんと飛び出してくる。
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2011/07/11
「ソフトウェアを書くというのはすごく楽しい作業なんだ」―小幡一郎氏
今回登場するのは、世界でも数少ないOracle ACE Directorであり、インサイトテクノロジーの創業者であり社長である小幡一郎氏。ステレオタイプな代表取締役社長とは程遠いイメージの小幡氏だが、その技術力は世界のトップアーキテクトたちが認めるところだ。
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2011/06/29
競合プレイヤーなどいない?/データウェアハウス界のリーダー、TeradataのCEOに訊いた
データウェアハウス市場において、30年以上の間リーダー企業として活躍してきたTeradata。ここにきて、同市場では相次ぐベンダーの買収劇や、新たなアプライアンス製品の投入など活躍するプレイヤーの顔ぶれも大きく変わりつつある。そんな中、新たなプレイヤーがターゲットとしているのが、老舗であるTeradataの顧客であろう。いまや追われる立場となったTeradata、現状のデータウェアハウスの市場をどのように捉えているのか、さらには市場のポジションを守る立場の同社の戦略、強みはどこにあるのか。来日し...
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2011/06/28
データウェアハウス戦国時代に思うこと(後編)/そろそろITで儲けようじゃないか
谷熊対談「BI/DWH」の後編です。DWHから、オープンソース、エンジニア、IT部門に話は逸れて、ついにあの話題に…今回も思いっきり本音で話してます。>>> 前編はこちら
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2011/06/27
「すべてをリアルタイム化すればいいわけではない」/BA専業ベンダーのSASにそのこだわりを訊いた
SAS Institute―BIツール市場の変化の中において、独立を保っている数少ない企業のひとつだ。専業ベンダーは、今回のBI/DWHブームをどのようにとらえているのだろうか。
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2011/06/17
今度のデータウェアハウスブームはアプライアンスが市場を活性化する!/マイクロソフトのDWH戦略
2011年3月10日、HPとMicrosoftは共同でデータウェアハウスおよびBI機能に特化したアプライアンス製品「HP Enterprise Data Warehouse Appliance」「HP Business Decision Appliance」の発表を行った。両社は、製品の提供だけでなく、導入支援や保守サービスに至るまで全面的に協力し、顧客はワンストップで製品提供、サービスを受けられる体制を敷く。ところがこの発表の翌日、東日本大震災が発生、日本は大混乱に陥ってしまう。外部要因的に両...
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2011/06/16
「SAPとは緊密で補完しあうインデペンデントな関係」―サイベース 早川社長に訊いた
独SAPがエンタープライズモバイルデータベースで大きなシェアを占める米Sybaseの買収を発表したのは2010年5月、インメモリやモバイルへの取り組みを本格化するSAPの方向性を内外に強くアピールした案件としてワールドワイドでも大きな注目を集めた。買収完了から約1年、両者の関係はどのように変化し、それぞれの製品戦略にどんな影響が出てきているのか。サイベース 代表取締役社長 早川典之氏にお話を伺った。