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執筆記事
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2015/03/10
IBMは自社のCSIRTをどう運営しているのか?セキュリティ責任者、我妻三佳氏に聞く
国内でもCSIRT(シーサート:Computer Security Incident Response Team)を設置する動きが広がってきた。日本シーサート協議会の会員は2015年1月時点で71チーム。2007年3月に6チームを発起人として発足してから10倍超に増えた。背景にあるのは、近年のサイバー攻撃に対する意識の高まりだ。インシデント(事故)対応の成否がビジネスに多大な影響を与えるようになり、専門チームの存在が重要になってきた。CSIRT運営の課題やポイントは何か。日本IBMで情報セキュ...
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2014/11/25
「民間は行政の持っているデータの価値を奪いに来て欲しい」川島宏一氏が語るオープンデータの持つ潜在力
これまで、国土交通省、インドネシア住宅省、北九州市、世界銀行、佐賀県CIOなど様々な要職を歴任し、現在は公共イノベーション代表を務める川島宏一氏。国や自治体などが保有するさまざまな公共データを活用する、オープンデータ推進の第一人者としても知られている。自治体でのCIOの役割や考え方、オープンデータの持つ可能性について川島氏に話を聞いた。
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2014/11/12
廉宗淳氏「まず自分から動かないといけない」―自治体と学校教育が抱えるITの問題点
佐賀県や青森県をはじめ、長らく地方自治体の情報化推進に尽力してきた廉宗淳氏。現在は、学校教育の情報化に対しても積極的な活動や提言を行なっている。日本と韓国の公共分野のITを熟知する廉氏に、自治体と学校教育が抱えるIT活用の問題点について聞いた。
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2014/10/28
大量データ漏洩が世界的に続発している - 米Imperva ベッテンコートCEOに訊く
データベースへのアクセス権限を持った人間が企業の重要なデータをごっそり盗む──企業に大きなビジネスインパクトを与える内部脅威が目立って増えてきた。データセキュリティ製品のパイオニアImpervaのCEOに就任したアンソニー・ベッテンコート氏によると、これは世界的な傾向なのだという。
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2014/07/10
「IoTとビッグデータの組み合わせは劇薬かもしれない」二木真明氏に聞く、あらゆるモノがネットにつながる時代の検討課題
IoT(Internet of Things)という言葉に代表されるように、ウェアラブル端末や家電、自動車、産業機器など、様々な機器がインターネットに接続し始めた。その一方で、セキュリティが大きな課題となっている――あらゆるモノがインターネットに接続される時代が到来すると、セキュリティにどのような影響を及ぼすのか。果たして、安全は維持できるのか。一体、誰が守るのか。――アルテア・セキュリティ・コンサルティングの二木真明氏に話を聞いた。
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2014/03/06
【座談会】主要ベンダーが語る、失敗しないためのデスクトップ仮想化--現状から導入課題、今後の動向まで一挙解説!
これまで「デスクトップ仮想化」は、効果やメリットは認めつつも、導入コストやパフォーマンス面での課題、新しい技術を採用することへの懸念やスキル不足などの理由から導入に二の足を踏んでいる企業が多いのが実情だった。だが、モバイルやタブレットなどのビジネス利用も進み、仮想化の技術革新とサービスが増加している現在、積極的にデスクトップ仮想化を採用する企業が増えてきている。そこで今回、主要ベンダーの有識者にお集まりいただき、デスクトップ仮想化の現状や課題、失敗しないためのポイント、今後の動向などについて議...
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2014/02/27
IBMと組んでより完全なセットができた‐‐SoftLayer CEOランス・クロスビー氏に聞く
米IaaSクラウドベンダー「SoftLayer」の買収でクラウドに大きく舵を切ったIBM。では、SoftLayer側にとってIBMと手を組んだ狙いや現状、今後の戦略をどう捉えているのか。SoftLayerの最高経営責任者(CEO)ランス・クロスビー氏に直接話を伺った。(現在、米ラスベガスで開催中のPulse 2014で実施されたグループインタビューの内容を元にQ&A形式にてお伝えする)