「ビッグデータ」に関する記事
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2021/03/03
AIは未来を創るためのツールであり、主導権を持つのはあくまで人間である
これまでの連載では、多岐にわたる産業で進められているAI活用プロジェクトを紹介し、より確度の高いかたちでAIのビジネス活用を進めるための指針を示してきました。今回の寄稿では、連載の総括として、将来的なAIの成長について考えていきます。
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2021/01/27
AI活用組織の構築を阻む障壁と他社の成功から学ぶ対応策
AI技術は、今後10年間で世界経済に13兆ドル以上の貢献をすると予測されているなか、ほとんどの企業が試験的なAI活用や、ほんの一部のビジネスプロセスでAIを活用する段階に留まっています。この現状を変えるためには、旧態依然とした組織体制に変革を起こしていく必要があると考えます。今回は、AI導入をうまく進められる組織を作り上げるために企業がすべきことは何なのかということに焦点を当て、考察を進めていきます。
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2021/01/25
第3次AIブーム「失敗と達成」を検証し、今後のビジネス活用を考察する
第3次AIブームの最初期に打ち立てられたムーンショットビジョンを達成した企業はほとんど存在していないと言っても過言ではなく、ほとんどのプロジェクトが頓挫または方向性の変更を強いられています。この8年間で何が達成され、どのようなプロジェクトが頓挫したのかを検証し、今後、AIをビジネスにどのように結びつけていくかを考察します。
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2021/01/19
AIは本当に第4次産業革命をもたらすことができるのか?
AIがキードライバーとなり新たな産業革命が起きつつあるのではないかという論調が広がりつつあります。今回は、これまでの産業革命とはいったいどのようなものだったのかを振り返ったうえで、産業革命の共通点を解き明かし、今後新たな産業革命が起こるのか、その可能性について考察していきます。
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2019/12/10
統計家 西内啓氏が見据える次の10年。アナリティクスの民主化からデータサイエンスの民主化へ
2009年1月、Googleのチーフ・エコノミストであるハル・ヴァリアン博士は「これからの10年で最もセクシーな職業は統計家である」と主張した。振り返ると、この言葉は後のデータサイエンスブームを巻き起こすきっかけを作った。それから10年経った今、次の10年に向けてデータサイエンスはどう変わろうとしているのか。データビークルの西内啓氏は「data tech 2019」に登壇し、「『セクシーな仕事』から市民データサイエンスの時代へ」と題した講演を行った。
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2019/11/26
データビークル「Tokyo Data Science Lab」開催、西内啓、川崎フロンターレが講演
株式会社データビークルは2019年12月6日に「Tokyo Data Science Lab 2019 」を開催する。統計家で同社CPOの西内啓氏の講演のほか、浜市立大学データサイエンス学部准教授 小泉氏、氏日立ドキュメントソリューションズ、日立サンロッカーズ、川崎フロンターレなどが登壇。広がりを見せる市民データサイエンス、人材育成、プロスポーツとデータ分析などについて語られる予定。
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2019/08/30
NTTデータ、Apache Kafkaによる大規模データ処理基盤の「Kafka構築・運用ソリューション」を提供開始
NTTデータは、Apache Kafkaを使った大規模データのリアルタイム処理実現を支援する「Kafka構築・運用ソリューション」を8月29日から提供開始すると発表した。
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2019/07/12
個人情報保護法3年ごと見直しは来年、「匿名加工情報」の内容理解度はわずか3.8%――。
データサイエンティストの育成やデータ分析業界の発展に貢献する一般社団法人データサイエンティスト協会は、一般消費者1643人を対象に匿名加工情報利用に関するインターネット上での意識調査を行った。調査の結果、匿名加工情報の認知度は15.9%と低く、さらにそのうち匿名加工情報の内容を理解している回答者はわずか3.8%にとどまることが分かった。個人情報保護法の3年ごと見直しが来年に迫る中、周知が急がれる。 また、その利用についても「反対」もしくは「一般論として理解はするが反対」という声が半数を...
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2019/05/10
世界のビッグデータ/ビジネスアナリティクスソリューション市場は2022年まで年間2桁の成長率が続く――IDC発表
IDC Japanは、全世界のビッグデータおよびビジネスアナリティクス(BDA)ソリューションの予測を発表した。IDCの「Worldwide Semiannual Big Data and Analytics Spending Guide」によると、BDAの支出額は2018年~2022年の5年間の年間平均成長率(CAGR: Compound Annual Growth Rate)は13.2%と予測されている。2022年には、全世界のBDAの支出額は2,743億ドルになると、IDCは予測している...
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2019/05/08
コアマイクロシステムズ、HPCとビッグデータ基盤を組み合わせた複雑なシステムの構築・管理を支援する製品を提供
コアマイクロシステムズは、クラスタシステムやクラウドシステム基盤の構築、および管理を自動化するソフトウェアで著名なBright Computing社と契約を締結し、同社製「Bright Cluster Manager」「Bright Cluster Manager for Data Science」「Bright Open Stack」などの各種ソフトウェアを5月より販売すると発表した。
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2019/02/18
三井住友・日本総研・NEC、ビッグデータ活用の環境整備に向けてデータ加工ソフトウェア「Trifacta」を本格導入
三井住友銀行、日本総合研究所は、三井住友銀行におけるデータ分析の高速化・高度化に向けて、日本電気の協力のもと、データ抽出・加工処理の大幅な効率化を実現するソフトウェア「Trifacta Wrangler Enterprise」を本格導入し、3月から利用を開始すると発表した。「Trifacta」は米Trifacta社がが開発したデータ加工ソフトウェアで、国内初の本格導入事例となるという。
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2018/05/16
ブレインパッド、GUIによる直感的な操作性を実現した「WPS Analytics」の新バージョンを提供開始
ブレインパッドは、同社が取り扱う統計解析・ビッグデータ加工システム「WPS Analytics(WPS Softwareから名称変更)」が、モデリングからスコアリング、検証までの作業をGUIにより直感的にできる機能を追加した新バージョンの提供を開始したと発表した。
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2018/03/02
なぜ企業のビックデータ活用はうまくいかないのか?―あらためて「本当に欲しいデータ」について考える
なぜプロジェクトは巨大化し、なぜシステムの運用費はかさみ続け、なぜ新しい技術は敬遠されてしまうのか。企業のストラテジーを考える専門家と、システム設計の専門家がデータ活用の今昔と最適解を語る。
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2017/12/07
分析基盤の導入に不可欠なデータ統合の進め方――リアライズ 櫻井崇氏が解説
データの利活用がビジネスを大きく左右する時代、多くの企業で分析基盤の導入が急ピッチで進められている。しかし、基盤を導入してもデータ自体の整理が進まず、苦労しているケースは少なくない。多彩なデータを統合し、利活用できるようにはどうしたらいいのか。そうした企業の課題に向き合い、数々のデータ統合プロジェクトを支援してきた株式会社リアライズの櫻井崇氏が登壇し、経験に基づく実践的なデータ統合の進め方について語った。
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2017/12/06
IT部門はデータマネジメントを基点に「データドリブンへの変革」を推進せよ――PwCコンサルティング 高橋功氏
データ活用の必要性やデータ経営の重要性は声高に叫ばれているが、それを実際に自社でうまく適用するために求められる要件とは何か。「data tech 2017」(主催:翔泳社)の特別講演に登壇したPwCコンサルティング合同会社 テクノロジーコンサルティング シニア・マネジャーの高橋功氏は、企業がデジタル変革を実現する上でのキーポイントとして「データマネジメント」を挙げる。同氏いわく、データを基点とした意思決定、いわゆる「データドリブン」な経営スタイルを実現できるかどうかが、デジタル変革の成否を分け...
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2017/11/24
必要なのは「問題解決型教育」、入門から実践までデータサイエンスの学び方
ビッグデータ、データサイエンティストのブームを経て今や空前のAIブーム。しかし根底にあるのは、データアナリティクスであることに変わりはない。各省庁や大企業のデータ分析コンテストの運営や、データアナリティクススキルを持つ人材に活躍の場を提供しているオプトホールディングの齊藤秀氏に、人材育成の課題と取り組みについて話を聞いた。
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2017/11/22
成功の反対は「何もしないこと」、まずはやってみよう――稲田修一氏が提言するIoT活用による価値創造の方法論
IoT/データ活用では「思考バイアスをただすことが大事」と一般社団法人 情報通信技術委員会 事務局長の稲田修一氏は述べる。ビジネス変革のためにIoT/データ活用が注目されているが、活用を成功させるには価値創造のやり方や開発方法なども変えていくことが必要。また、人々のマインドを変えていくことも必要。「data tech 2017」(主催:翔泳社)に登壇した同氏が、ビッグデータ/IoT活用によるビジネス変革の本質とそのインパクト、価値創造の方法論とモダンな開発手法への転換、その推進に不可欠なマネジ...
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2017/11/08
SAPジャパンが「SAP Data Hub」提供開始、基幹系と分析系のデータの溝を解消
SAPジャパンは、ビッグデータ活用のための新ソリューション「SAP Data Hub」の提供開始を発表した。SAP Data Hubは、複雑なデータシステムを管理し、増大し続ける情報源から収集した膨大なデータを収益化するためのもの。SAP HANA上の基幹システムデータと、SAP Vora上の分析のためのビッグデータを統合的に扱いことが可能になる。