「Oracle」に関する記事
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2017/11/02
SAP HANAの特徴と実行環境
今回は「SAP HANAの実行環境や運用管理ツール等」について解説すると予告していましたが、多くのOracle技術者にとってSAP HANAは未知の部分が多いと思いますので、Oracleデータベースと比べたHANAの特徴、例えばOracleの◯◯はHANAではどうなっているのかということについて、まずQ&A形式で簡単に紹介します。(以下の記述は筆者が確認した情報で、仕様等はバージョンアップで変更される可能性があることをご承知下さい。)
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2017/10/30
データベース・バックアップで災害に備えよう
災害やシステム障害の発生、また最近だとランサムウェア被害に備えて事業継続計画(BCP)を検討されているお客様は多いと思いますが、BCPにおいてデータ保護は重要なテーマの一つです。今回はデータベース・バックアップによるデータ災害対策についてです。
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2017/10/17
負け続けているサイバー戦争に勝つためにOracleが考えた自動化のヴィジョン
Oracle OpenWorld 2017では、会長兼CTO ラリー・エリソン氏の2度目の基調講演が行われた。そこで取り上げられたのは、徹底してセキュリティの話題だった。エリソン氏が日曜日に明らかにした機械学習技術を活用する自律型データベースで、新たな攻撃をいち早く検知しそれに対抗するパッチを自動適用する。それだけでなく新たなクラウドサービスとして「Cloud-Native, Intelligent Security and Management Suite」を発表した。
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2017/10/13
DBAのルーチンワークコストはなくなるか? Autonomous Databaseの衝撃
先週は、Oracle OpenWorldの取材で米国サンフランシスコを訪れていた。一旦帰国してすぐに出発、今週は米国シカゴにSaaSベンダーWorkdayのイベント「Workday Rising」の取材にやって来た。Oracleは今回、最新版となるOracle Database 18cを発表、12cから18cへと年次ナンバリングに名称を変更し「Autonomous(自律型)」をキーワードに改めててデータベースにフォーカスしたアピールを行った。
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2017/10/10
Oracle Automatic Storage Managementのアーキテクチャ
前回の連載までは主にOracle Real Application Clusters(RAC)の仕組みを解説しました。今回はOracle Databaseのストレージ管理を行うOracle Automatic Storage Management(ASM)のアーキテクチャについて解説します。RACのノードを追加するということはCPUとメモリを追加するという意味合いがありますが、ストレージの増設はASMの役割です。
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2017/10/04
Oracle CEO マーク・ハード氏による大胆な2025年のクラウド市場予測のその後
Oracle OpenWorld 2017の2日目の基調講演には、CEOのマーク・ハード氏が登場した。ハード氏は、Oracleでも何度もイベント等で利用しているラスベガスで前日夜に発生した、米国史上最悪となった銃乱射事件に触れ、犠牲者の方々に哀悼の意を表するところからセッションを開始した。
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2017/10/03
Oracleクライアントから見た障害フェイルオーバー
前回の連載ではOracle Real Application Clusters(RAC)の障害時の自動リカバリの仕組みを解説しました。今回はRACサーバー側で発生した障害に対し、Oracleクライアントがどのような動作をするのかを解説します。RAC 12c R1から、障害発生時にトランザクションを自動再実行するアプリケーション・コンティニュイティの機能が実装され、障害をアプリケーションからマスクできるパターンが増えました。
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2017/10/02
Oracle OpenWorld 2017が開幕!Oracle Database 18cで自律型データベースクラウドサービス提供へ
今年もOracle OpenWorld 2017が、米国サンフランシスコで開幕、世界175カ国から6万人の事前登録があり、523を超えるOracleのソリューションに関するセッションやデモンストレーションが実施される。今回のテーマは、「THE TRANSFORMATIONAL CLOUD」。2017年6月から始まったOracleの2018年度のビジネスでは、第一四半期に世界でのクラウド関連ビジネスの売り上げが、それ以外の売り上げを上回っている。このようにOracle自身のクラウド・トランスフォ...
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2017/09/26
復旧に使えるオンライン・バックアップを取得しよう
データベース・システムの24時間稼働が求められる時代で「コールド・バックアップ」を取得できるケースは少なくなっていると思います。本日のテーマはどのようにして復旧時に確実に使える「オンライン・バックアップ」を取得するかについてです。
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2017/09/23
ビジネス・イノベーションを支えるITへ――「アシストテクニカルフォーラム 2017」を11月29日に開催
アシストは、企業における情報活用を支援するための技術情報セミナー「アシストテクニカルフォーラム2017」を、11月29日(水)に東京・虎ノ門の虎ノ門ヒルズフォーラムで開催する。
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2017/09/20
日本オラクル、多次元データ分析機能の提供などクラウド型アナリティクス・サービスを拡充
日本オラクルは、ビジネス・データ分析、セルフサービスBI、機会学習による可視化サービスなど、ビジネスにおける広範なアナリティクス業務を支えるクラウドサービス「Oracle Analytics Cloud」を拡充し、オンプレミスで豊富な実績を有する「Oracle Essbase」、また、モバイル・デバイス専用に機械学習と組み合わせた分析・可視化サービス「Oracle Analytics Cloud Day by Day」を提供すると発表した。
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2017/09/15
RACの障害リカバリ
前回の連載ではOracle Real Application Clusters(RAC)への接続と負荷分散について解説しました。RACはノードを増設することでCPUとメモリーのスケール・アウトが可能です。RACのもう1つの特徴として、高可用性があります。RACのノードが障害を起こしても、残りの正常ノードがトランザクションを一貫性のある状態に自動的にリカバリします。
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2017/09/08
RACへの接続とロード・バランシング
前回の連載ではOracle Real Application Clusters(RAC)のノード間データの一貫性を取るキャッシュ・フュージョンの仕組みを解説しました。アプリケーション・サーバー等のOracleクライアントは、RACのどのインスタンスに接続しても同じようにSQLを実行することができます。今回はOracleクライアントがどのOracleインスタンスに接続するかを決定するロード・バランシングについて解説します。JDBCドライバなどのOracleクライアントのソフトウェアには...
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2017/09/04
Oracle Databaseのパフォーマンスダウン発生に備えたV$ビューの定期取得と調査方法
データベースに一時的なパフォーマンスダウンが発生した場合、調査のためにはパフォーマンスダウンが発生していた当時、つまり、過去のデータベースの情報が必要です。本稿ではパフォーマンスダウンに備えた動的パフォーマンスビュー(V$ビュー)の定期取得方法と、ビューからの調査方法を実際のサポート事例と併せてご紹介します。
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2017/09/01
アプライアンス、エンジニアードシステム、そしてテープ装置は堅調、Oracleのハードウェアビジネスは今後どうなる?
IT業界において、サーバーやストレージなどのハードウェアのビジネスはかなり厳しい状況にある。ここ数年はハードウェアベンダーは淘汰の方向にあり、プレイヤーは減る傾向だ。対抗しているのはクラウドであり、サーバーなどの記者向け発表会が行なわれる際にも、他のハードウェアベンダーとの競合状況ではなく、Amazon Web Servicesなどのクラウドサービスとどう戦うのか、といった質問が出ることもしばしばだ。
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2017/09/01
アシスト、Oracle Service Cloudによりユーザー向けサポートFAQサイトを再構築
アシストは、オラクルが提供するカスタマー・サービスを支援するクラウド「Oracle Service Cloud」で構築したユーザー向けサポートFAQサイトを、9月1日から公開することを発表した。
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2017/09/01
Oracle Real Application Clustersのアーキテクチャ
第2回はOracleのシェアードエブリシング・クラスタであるOracle Real Application Clusters(RAC)のアーキテクチャを解説します。