「DX」記事一覧
DX
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2008/11/17
国際標準と改善活動戦略
近年、多くの分野で国際標準が定義され、世界中の企業が取り組まなければならない状況にある。しかし、レベル達成や認証取得に終始し、企業の経営目標や製品戦略を十分に達成できていない改善活動が散見される。国際標準の動向に対する警鐘を踏まえながら、改善活動のアプローチについて解説する。
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2008/11/13
時代が変化してもIT活用は「適材適所」が基本~エクスペリエンスでクラウドの壁を乗り越える
“ツンデレ”メタファによるエンタープライズ2.0の潮流や全体感の把握に始まり、「マッシュアップポータルによる3億円の利益創出」で経営との接点を解説してきたこの連載も今回で最終回。ベンダー発のブームが一段落した今、エンタープライズ2.0で企業が経験した2つの本質的変化を振り返り、来るべきクラウドコンピューティングの世界への橋渡しとなる変革の仕組みを説明します。
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2008/11/13
顧客から要求を迫られた時に知っておくべき対応の掟
「顧客対応」の現場では、理屈では割切れない様々な事象が発生する場所でもあり、苦手に感じている方もいるでしょう。しかし、システムを顧客のために作っている以上、この「顧客対応」はITエンジニアが成長するうえで避けて通れない道でもあります。本連載では、新人プロマネ弁田君が顧客対応に挑戦するストーリーをみながら実際の現場でよく症例を紹介し、その対応について解説していきます。第1回では、みなさんも1度は体験するであろう、デモ当日から止まらなくなった顧客の要求に対する対応の掟と極意を解説していきましょう。
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2008/11/11
合意形成と意思決定に活用する「計測」の現在
一人のベテランが経験と感覚で牛耳るレビューが他の開発者の意欲を減退させるケース。あるいは、情報がまるで上がってこないため発注者が重要な意思決定のタイミングを逃すケース。ソフトウェア開発でよく聞くこれらの問題は、発注者から開発者まで全ての参加者が納得する「尺度」がないことに起因している。奈良先端科学技術大学院大学・森崎修司氏は、合意形成、意思決定に役立つ新しい計測手法を紹介。その最新動向と今後の展開を語る。
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2008/11/10
【事例レポート】先端企業事例にみる、事業継続とITシステム(3)~JTBグループ
ITシステムは、いまや企業のビジネスと密接に関連している。ITシステムが止まれば、ビジネスが止まってしまう企業も増えている。今回は、いくつかの企業に、事業継続の対策、とくにITシステム関連の実際の対策状況について話を聞いた。 (IT Compliance Review vol.8より転載)
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2008/11/07
【事例レポート】先端企業事例にみる、事業継続とITシステム(2)~ドクターシーラボ
ITシステムは、いまや企業のビジネスと密接に関連している。ITシステムが止まれば、ビジネスが止まってしまう企業も増えている。今回は、いくつかの企業に、事業継続の対策、とくにITシステム関連の実際の対策状況について話を聞いた。 (IT Compliance Review vol.8より転載)
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2008/11/06
【事例レポート】先端企業事例にみる、事業継続とITシステム(1)~新生銀行
ITシステムは、いまや企業のビジネスと密接に関連している。ITシステムが止まれば、ビジネスが止まってしまう企業も増えている。今回は、いくつかの企業に、事業継続の対策、とくにITシステム関連の実際の対策状況について話を聞いた。 (IT Compliance Review vol.8より転載)
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2008/10/31
A3一枚の「ワンシート企画書」はモジュール工法で作るべし
A4またはA3一枚で企画内容をまとめる「ワンシート企画書」は、短時間で全体を俯瞰できるため、多忙な人物を相手にプレゼンする際に役立ちます。ただし、紙一枚に必要な情報をまとめるのは意外に難しいものです。そんなときには、本稿で紹介する「モジュール工法」を使ってみてください。
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2008/10/29
今日からできる!全員参加型の建設的フィードバック「ふりかえり」~実践編(KPT・タイムライン)
前回はふりかえりの意義、目的などについて説明しました。今回は、実際にふりかえりを行う際の具体的な手順と、その注意点についての話をすすめていきます。ふりかえりの手順といっても、「過ぎ去った事柄を思い出し、次への行動を導き出す」という定義に合う方法なら、どれでも構いません。今回と次回にわけて、よく使われているふりかえりのやり方を紹介します。
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2008/10/27
SCORモデルで、世界中のどんな業界の人ともサプライチェーンの会話ができる
第一話から第三話までは、サプライチェーンマネージメント(SCM)に関係する基本的な考え方についてお話しました。第四話では、SCORモデルのユーザーは、自分たちのサプライチェーンを表現するために、実際にどんな記号や用語を使っているのかを簡単に説明してみたいと思います。SCORモデルと言う共通言語を使うと、世界中のどんな業界の会社の人ともサプライチェーンについての会話ができるようになります。
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2008/10/16
本音を得るためにあえて相手の話を中断させてみる
部下や同僚に限らず、人と話をしているときに同じ話がグルグル回っていたり、議論している中で堂々巡りをしていたり、相手の話が軽く感じたりつまらなかったり、なかなか話の本題や核心に入らないことや、本音で話せていないと感じることがあるのではないでしょうか? ここ最近何回かの研修の講師を務めた際に、受講生の中から「部下の本音を聞きたいです」とか「なかなか話の本題に近づけなくて」といった話と、その対応をどうすればいいのかと質問を多く受けました。今回は、本音や本題に迫るにはどうすればよいのかということに...
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2008/10/14
攻撃的IT投資のすすめ
世界中のハイパフォーマンス企業が、ITを駆使して新たなビジネスモデルを構築し、大きな成果を上げ続けているのに対して、国内企業のIT投資は、現行システムの維持管理がほとんどで、企業変革をもたらすような「攻撃的なIT投資」についてはあまり積極的ではないように見える。本稿では、このような国内の現状をレビューした上で、「攻撃的IT投資」を活性化していくための具体的方策について論じていきたい。(IT Initiative vol.01より転載)
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2008/10/07
制度開始から半年、日本型内部統制の実質を理解する
金融商品取引法の下での内部統制報告制度が適用になり、約半年が経過した。そのための指針として、一連の内部統制関連基準が金融庁より公表されているが、実際の現場ではこうした基準の精神とはかけ離れた対応もなされているようだ。そこで金融庁は「内部統制報告制度に関するQ&A」および「内部統制報告制度に関する11の誤解」を公表した。青山学院大学大学院会計プロフェッション研究科教授の八田進二氏による講演は、日本と先行する米国の現状を確認した上で、日本型内部統制についての正しい制度対応について考察する内容となった...
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2008/10/07
ITリスク管理からBCM(事業継続)への道筋を考える
システム障害、災害、テロなどが相次ぐ中、金融機関のITリスク管理やBCMは、一般企業より進んでおり、先行指標になり得ると言われている。果たしてその通りであろうか。金融業界の現状はどうなっているのか。どのように変化し、進展しているのか。また、特徴、管理のポイント、課題や問題は何か。考査等を通じて金融機関への働き掛けを行っている日銀マンが、これらの状況を取り上げて分析し、持論を披露する。
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2008/10/07
IT統制後のIT戦略
企業として内部統制は必要不可欠なものであり、その実現に重要な役割を持っているのがIT統制だ。IT統制はIT組織に新たな課題を与える一方、全社的にITの存在意義を確認するきっかけともなっている。この機会に経営の方向性と合致した情報システム自体を見直す活動を強化し、IT組織自体の役割を明確にしていくことが大切だ。IT統制だけに留まらず、次の段階に踏み出すために、何が必要なのか、どのような事を実行すべきかのポイントを、事例を交えて説明する講演になった。
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2008/10/07
継続的な評価の実践に向けて
J-SOXの適用初年度に突入したが、3月決算企業の中でも対応作業が遅れている企業も少なくないようだ。特に新興市場の会社に内部統制体制の未整備が目立ち、4分の1程度に初年度に重要な欠陥が残ると懸念されている。そして本年度の制度対応に対する一定の目処がついた後、見えてくるのが継続的な取組みについての課題だ。それは例えば、「評価をいかに効率的に実施するか」、「組織変更等の環境変化にいかに柔軟に対応するか」などになる。監査法人トーマツの丸山満彦氏による講演では、継続的な制度対応、評価のポイントなどが説明...