経営・イノベーションに関する記事とニュース
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2013/03/07
成功するビジネスモデルに共通する「価値提案」の作り方
今回から、事業体のビジネス設計を表わす「ビジネスモデル」の各論についてご説明いたします。まずは、ビジネスモデルの1つ目の柱である「プロダクト革新」とその構成要素である「価値提案」からスタートしていきましょう。(過去の連載は、こちらから。)
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2013/02/28
3つの決算書の関係を理解できないと「計数計画」は立てられない
今回は、3つの決算書(貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書)のつながりを理解していただきます。ビジネスプランを考えるとき、売上高や費用に関連する計画は考えることができても、必要資金はいくらか、どのくらいの設備投資が必要か、その資金は借りる(借入金)のか、出資(資本金)なのか、などを考えるのは苦手な人が多いようです。なぜならそれらは、貸借対照表とキャッシュフローに関連する内容だからです。今回は、3つの決算書の関係を簡単な事例で考え、プラン全体をどのように俯瞰するかを解説します。木(損益計...
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2013/02/27
メーカーズベンチャーとITベンチャー、このコラボから生まれる日本の製造業のカタチ
2月16日に東京ベイエリアのテレコムセンターで開催された「第一回samuraiモノフェスティバル」(以下、MONOフェス)に参加して来ました。本記事では、3つのセッションをピックアップし、モノづくり系スタートアップの動向をレポートします。前半は、NHK出版松嶋氏の司会による、ガラポンTVの保田氏とユカイ工学の青木氏による対談の様子をお伝えします。後半は、Skyland Ventures代表パートナー木下慶彦氏の司会による、テラモーターズ徳重氏×フリージャーナリスト井上氏、テラモーター...
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2013/02/26
“ベストプラクティス”に基づく徹底評価-ステージゲート法は進化するプロセス
前回の記事でも触れたように、ステージゲート法は、技術開発・製品開発を「事業」において成功させるためのマネジメントプロセスです。各ゲートにおいては、徹底して「事業における成功の面」から評価します。技術や製品そのものの完成度を評価するものではありません。今回の記事では、プロセスごとに設けられたゲートでは、どのような視点や軸でテーマを評価するのかを議論したいと思います。(連載の記事まとめは、こちら)。
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2013/02/20
Zipcarにみる“サービスデザインの極意”とは? (後編)
前回は、サービスデザインの考え方をより具体的に理解していただくために、象徴的な事例として、アメリカのカーシェアサービスである「Zipcar」の取り組みに関して、ユーザー中心思考、広義のインタラクションデザインという観点から解説しました。今回は、ビジネスデザインとしての側面を、ブランディングを中心に解説します。
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2013/02/19
バリューチェーンから「ビジネスモデル」へ-知識産業化する環境に適した“ビジネス設計”
今回からは、ビジネスアーキテクチャーの1つ目の階層であり、ビジネス設計を表現する「ビジネスモデル」について解説していきます。まずは、ビジネスモデルの全体像からお話ししていきましょう。(過去の連載は、こちらから。)
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2013/02/14
Zipcarにみる“サービスデザインの極意”とは? (前編)
前回の連載では、サービスデザインの考え方とサービスデザインの構成要素として、三つの層をご紹介しました。今回は、サービスデザインの考え方をより具体的に理解していただくために、象徴的な事例としてアメリカのカーシェアサービスである「Zipcar」の取り組みを2回に分けて解説します。
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2013/02/13
『ワーク・シフト』の原著者が語る、これからの働き方“3つのシフト”とは?
2013年2月6日、六本木のアカデミーヒルズにある六本木スクールにて開催された「『ワーク・シフト』著者、リンダ・グラットン教授来日記念セミナー―未来の働き方はあなたがつくる―」には約500人もの人が集まり、2時間にわたる講演会が実施された。前半は、リンダ・グラットン教授の講義、後半は『採用基準』の著者でキャリア形成コンサルタントの伊賀泰代氏との対談が行われた。ここでは、リンダ・グラットン教授の講演を『ワーク・シフト』の内容を加味しつつレポートする。
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2013/02/12
不確実な環境下での「戦略投資」-ビジネスシミュレーションの重要性と山積みの難題とは?
今回から始まる本連載では、企業の新たな成長の柱を築く戦略投資について考えます。戦略投資とは、企業の成長にインパクトを与える「ビッグプラン」です。ビッグなプランには、適切な計画・意思決定とフォローアップのプロセスが必要です。本連載では、ビジネスシミュレーションを活用して、改善を繰り返す計画立案・意思決定とフォローアップのプロセス・方法論や事例をご紹介します。まず第1回は、なぜビジネスシミュレーションが必要なのかを、戦略投資の現場で山積みになっている問題を紹介しながら考えてみましょう。
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2013/02/07
経営者の意志決定をサポートするステージゲート法-誤解と本質
日本においてもステージゲート法という用語は広く知られていますが、必ずしもその本質が理解されているとは言えません。今回は、日本企業で良く見られるステージゲート法の誤解を紹介し、その後ステージゲート法の本質について考えていきます。
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2013/02/05
新規事業開発にこそ必要な「計数感覚」とは?
経営環境の激変で、新たなビジネスモデルの構築が求められています。どのようなビジネスでも、予想される成果を計数化し評価する必要があります。今回の連載は、新規事業開発に焦点を当てて、ビジネスを計数化するコツを紹介します。特に会計に苦手意識がある人にも読みやすい内容にしていこうと考えています。具体的には、経営分析、管理会計で、新規事業開発に役立つ部分を厳選し、その考え方・活かし方を紹介します。毎回の内容を復習しながら、最終回まで読んでいただければ幸いです。
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2013/02/04
ビジネスアーキテクチャーに必要な「人・組織・プロセス」
ビジネスアーキテクト養成講座の第1回ではビジネスアーキテクチャーの概要、第2回ではビジネスアーキテクチャーを表現する概念モデルおよび3つの階層についてご説明しました。第3回となる今回は、海外におけるビジネスアーキテクチャーの活用状況、ビジネスアーキテクトの役割と組織、ロードマップと利用可能なビジネスケースなどについて解説していきます。
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2013/02/01
フォルクスワーゲン、P&G、サムスンの成功から日本企業は何を学ぶのか?-ビジネスモデルの進化(2)
前回は、日本企業の進化の4つの方向性のうち、1つ目である「ビジネスモデル」の2のポイント、「企業・事業統合も含めた消耗戦の回避」と「世界市場向けに戦力商品を作り出す」を解説しました。今回は、「ビジネスモデル」の残りの2つのポイント、「モジュール化」と「グローカライズ」を解説します。以前の連載記事は、こちらを参照ください。
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2013/01/31
日本人としての特性を踏まえた21世紀のキャリア論-慶應義塾大学大学院 高橋俊介特任教授インタビュー(第4回)
前回は、企業の人材育成機能のあるべき姿を解説いただきました。今回は、日本人の特質を踏まえて、会社と個人の関係性の変遷などを振り返りながら、日本人に適した21世紀のキャリア論を解説いただきます。今回でインタビュー記事は終了となります。第1回記事はこちら、第2回記事はこちら、第3回記事はこちらです。あわせて、お読みください。
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2013/01/30
ものづくりベンチャーとITベンチャーのコラボレーションから生まれるものは?「Samurai MONO Festival」開催迫る!
2月16日(土)に株式会社サムライインキュベートが主催するイベント「第1回Samurai MONO Festival」が開催される。イベントのテーマは、すばり、「ものづくり&ITベンチャーのコレボレーション」。第1回となる今回は、ものづくり系の登壇者、メイカーズを体現する登壇者、そして、ITベンチャーの経営者、また、ブロガー等も参加し、様々な角度から「ものづくり&ITベンチャーのコレボレーション」について、掘り下げた講演が行われる予定だ。その見所を紹介する。
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2013/01/30
サービスデザインのエッセンス-なぜ日本でいま注目されるのか?
サービスデザインに関しては、最近では多くのプロフェッショナルの方が言及されており、日本でも関心が高まっていることが伺えます。今回の連載では、“生活革新イノベーション”を実現するビジネス開発手法としてのサービスデザインに注目します。サービスデザインの背景を整理するとともに、アメリカのサービスデザインの事例を紹介し、日本でサービスデザインを実践するうえでの課題と方法論を探っていきます。第1回目となる今回は、「サービスデザイン」が最近になって注目されている背景とエッセンスを紹介...
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2013/01/25
消耗戦を回避し、世界市場向けに戦略商品をつくりだす-ビジネスモデルの進化(1)
前回は、八方塞がりの日本企業が進化しなければいかない理由を、デジタル化、グローバル化の脅威という観点で説明しました。今回は、日本企業の進化の方向性を全体像として概論し、その一つ目である「ビジネスモデル」に関して解説いたします。
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2013/01/24
“キャリアショック”を乗り越える「人材育成の変容」と「学び直し」-慶應義塾大学大学院 高橋俊介特任教授インタビュー(第3回)
前回は、21世紀のキャリアのポイントを3つに絞り、そして、新しいキャリア像としての「生涯第一線のプロフェッショナル」という働き方、その基礎力を身につけるためのキャリア教育の見直しに関して解説いただきました。今回は、企業の人材育成機能のあるべき姿について解説いただきます。
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2013/01/22
ビジネスアーキテクチャーを表現する“概念モデル”とは?
今回は、ビジネスアーキテクチャーの構造を描写する中核となる「概念モデル」、そして前回ご紹介したビジネスモデル、モチベーションモデル、ケイパビリティモデルという3つの層の間の連携についてお話ししていくことにしましょう。
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2013/01/21
不確実な時代の製品/技術開発を成功に導く「ステージゲート法」とは?
昨年12月、多くの方々から望まれていたステージゲート法のバイブルであるカナダのロバート・G・クーパー教授が著した『Winning at New Products』が、私の日本語訳にて『ステージゲート法 製造業のためのイノベーション・マネジメント』(英治出版)というタイトルで出版することが出来ました。これを機会に、ステージゲート法の本質を、日本の皆さんにお届け出来ればと、本連載を始めることになりました。今回の記事では、ステージゲート法のエッセンスに触れ、日本製造業の現状、今後の取りうる方向性などを...