「EnterpriseZine Press」連載一覧
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2021/08/31
アイデンティティ管理が経営の根幹に―Okta Japan代表 渡邉氏が語る課題と対策
企業システムのクラウドへの急速な移行、働き方改革やコロナ禍によるリモートワークの推進、DXの加速などにより、従来の境界型セキュリティに変わる概念としてゼロトラストセキュリティが注目を集めてきた。そのなかで需要が高まっているのが、従業員のアクセス保護や顧客のユーザーID認証などをサポートするクラウドベースのアイデンティティ管理だ。トップベンダーである米Okta(オクタ)の日本法人代表取締役社長 渡邉崇氏に、日本でのアイデンティティ管理の課題と同社の事業展開について訊いた。
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2021/08/27
多彩な技術力と強い探究心で顧客の課題を解決するタニウムのエンジニアの働き方とは
企業はITシステムの多様化や、急激な働き方の変化により多くの課題に直面している。これらに対する多種多様なソリューションの提供に向け、エンジニアには広範な技術や知識が求められるようになってきた。企業のさまざまな課題を解決するソリューションを展開するタニウムでも同様に、さまざまな役割のエンジニアが活躍している。日本法人であるタニウム合同会社に勤務する2人のエンジニアに、業務に必要なスキルやマインド、そしてやりがいについて聞いた。
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2021/08/27
【富士通 ×トラスコ中山 】「2階建て」のデジタル変革とパーパスの経営
ブラックラインが開催した『BeyondTheBlack TOKYO 2021』では、富士通株式会社 執行役員常務CIO兼CDXO補佐の福田 譲氏、トラスコ中山株式会社 取締役 経営管理本部長兼デジタル戦略本部長の数見 篤氏が、マネジメント部門からのデータドリブン経営についての取り組みを語った。DXに先進的に取り組む企業から見えてきた変革について紹介する。
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2021/08/25
ESG経営で日経平均は4万円になる――エーザイCFOが世界に発信する「柳モデル」とは?
ESG(環境、社会、ガバナンス)経営が企業価値向上に貢献するのか。これは昨今の日本企業の経営者にとっての大きな関心事である。一方で、そのステークホルダー以外の一般の生活者にとっても、ESG経営は決して無関係ではない。8月18日から19日にかけてオンラインで行われた「BeyondTheBlack TOKYO 2021」では、基調講演にエーザイCFOの柳氏が登壇し、「“柳モデル”によるESGと企業価値の実証 見えない価値を見える化する」と題した講演を行った。
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2021/08/23
日本企業のリモート決算、1年間の学びで得た収穫は?ブラックラインの宮﨑社長に訊く
終わりの見えないコロナ禍の中で、企業の決算などの経営管理業務はまだまだ困難が続く状況だ。2020年の決算開示ではコロナ禍が直撃したが、2021年の日本企業はどの程度リモートでの決算業務が可能になったのか。ブラックラインの代表取締役社長 宮﨑盛光氏に話を聞いた。
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2021/08/20
花王のデジタル化は80年代から、先駆者だから見えてきたDXの課題とは
ブラックライン株式会社は、年次イベント『BeyondTheBlack TOKYO 2021』を、2日間のオンラインイベントとして開催した。経理財務のDXを先駆けて推進する花王ビジネスアソシエの上野氏を迎え、組織改革・人材育成の核心について内実あるディスカッションが行われた。
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2021/08/19
『Kaggleデータ分析入門』の著者が語る“データ分析の第一歩”
DX推進が声高に叫ばれる中でデータの重要性は高まるばかりであり、同時にデータサイエンティストをはじめとした専門人材の不足も課題となっている。その中で、データサイエンティストを自社で養成しようとする動きも多く見受けられるなど、これからデータ分析などに取り組み始めるという方も多いのではないだろうか。そこで今回は、書籍『Pythonで動かして学ぶ!Kaggleデータ分析入門』の著者である篠田裕之氏を訪ねた。
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2021/08/11
「今こそPPAPからの脱却を」HENNGEがSaaS認証基盤をアップデート
IDaaSやセキュリティソリューションを提供するHENNGEは、同社のSaaS認証基盤である「HENNGE One」のアップデートの発表を8月5日にオンライン会見でおこなった。今回のバージョンアップの目玉は、コロナ禍によって増大したリモートワークによるセキュリティリスクへのニーズ対応と、「脱PPAP」の実現機能だ。
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2021/08/06
Amplitudeが語る「プロダクトアナリティクス」の真価:マジックナンバー抽出の極意とは
エンドユーザーに提供するシステムの使いやすさの向上は、日本企業のIT部門にとってセキュリティと並ぶ重要なテーマである。この悩みを解決し、ユーザーの定着を促すために期待されているのがデータ分析だ。海外先進企業が注目するプロダクトアナリティクスはどのようなものか。ユーザー行動データの分析環境を提供するAmplitudeの米田氏に訊いた。
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2021/08/05
オブザーバビリティは何に効くのか、New Relicが克服してきたシステム監視の課題
近年、システム障害が企業のレピュテーションリスクに及ぼす影響は大きくなるばかりだ。その一方でシステム監視の分野も様変わりしている。オンプレミスからクラウドへの移行で複雑化したシステム監視の課題解決のキーワードが「オブザーバビリティ(可観測性)」である。オブザーバビリティに着目したソリューションを提供するNew Relicの小西社長に詳細を訊いた。
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2021/08/04
エンプラ思考の取り組みとデジタルドリブンの両輪が鍵に ユナイテッドアローズのDX推進者が語るAI活用
アパレル業界屈指の実績を持つユナイテッドアローズでは、早期から全社横断組織に取り組み、2021年4月にはDX推進センターを発足。これと同時に、データ活用のためにDataRobotを導入し、短期間で課題を解決している。今回は、DX推進センター発足の経緯や、DataRobotによる課題解決などについて、同社でDX、AIやデータ活用を推し進めている木下氏と中井氏にお話をうかがった。
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2021/07/27
児童虐待防止にデータ分析で挑む:統計の力とエビデンスによる家庭支援
児童虐待事件が増加傾向にある。厚生労働省の発表によれば、2019年に児童相談所が対応した相談件数は19万3,780件と過去最多を記録した。データアナリティクスで適切なタイミングで支援を提供し、痛ましい虐待を減らせないか。この社会課題の解決に正面から取り組む企業の事例を紹介する。
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2021/07/15
2児の母がデジタル庁で変革に挑む BPRで描く“現場が生き生きとする職場”
9月1日のデジタル庁創設に向けて第四回公募が始まっている中で、前回はデータ領域における民間人材の活躍を取り上げた。今回は、ITストラテジストとして入庁し、デジタル庁という垣根を越えて邁進するコンサルタントを取材。自身で設立した会社の代表取締役も務める傍ら二児の母でもあるという、まさに“三足の草鞋”を履きながら躍進している姿に迫った。
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2021/07/13
ソフトバンクと東大が目指すAI研究の事業化 海老名で推進する「次世代AI都市シミュレーター」
通信事業を基盤にAIなどの最先端技術を活用したイノベーションを推進するソフトバンクが、東京大学とスタートさせた「Beyond AI 研究推進機構」。本取り組みの一つとして4月に発表されたのが、神奈川県海老名駅周辺エリアにおけるデジタルツインを活用した「次世代AI都市シミュレーター」の研究開発だ。同社が本取り組みを通して目指しているものとは何か、担当者に尋ねた。
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2021/07/09
デジタル庁には“わくわくドキドキ”がある 入庁から3ヵ月をデータ領域のPMが振り返る
デジタル庁創設まで3ヵ月を切り、同庁は創設前最後となる第四回の人材公募を開始している。コロナ禍もあり、企業課題が散見される中で、日本のIT/デジタルをけん引していく存在として注目を集める同庁。その船出を担う民間人材として入庁した二人を訪ねた。前編となる今回は、シニアデータスペシャリストとして奮闘する海老原氏の取り組みを紹介する。