「EnterpriseZine Press」連載一覧
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2022/03/29
いかに“ありもの”を使えるかがデータ活用の焦点に 元日清食品CIOの喜多羅氏が指摘する「3つの課題」
primeNumber主催のオンラインセミナー「01(zeroONE)」が3月3日に開催された。これからデータ活用を始めようとする方に向けた「channel zero」と、既にデータ活用環境を構築している方に向けた「channel ONE」の2種類のセッションを用意し、環境構築側とデータ活用側それぞれに向けた講演が行われた。今回は、喜多羅株式会社のChief Evangelistである喜多羅滋夫氏を迎えたオープニングセッション「企業のデータ活用と SaaS利用の合理的な意義」の模様をお届けする...
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2022/03/28
積水化学が挑んだFAX撲滅 情シスは「難攻不落の関所」をどう攻略したのか
創業75周年を迎えた積水化学。2030年までの“業容倍増”に向けて、グローバルを意識した基幹システム「SAP S/4HANA」を導入し、積極的なDX戦略を推進している。しかし、システム導入のアセスメントにおいて、取引先とのFAXなどによる受注業務が大きな課題となることが明らかになった。そこで、未来に向けたDX推進を停滞させないために、現状からのBtoB連携を橋渡しする”現実解”として積水化学がとった手法とはどのようなものか。同社デジタル変革推進部 情報システムグループ 課長の石川治氏、堀平良氏...
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2022/03/23
RPAに限界感じている今が勝機 日本へ本格参入したWorkato CEOが自信をみせる「レシピ」とは
エンタープライズ向け自動化プラットフォームのWorkatoが2021年11月に日本法人を設立した。日本においてもDXの推進、新型コロナ対応を背景にSaaS導入が進み、各種ワークフローの自動化が求められている中での本格参入だ。今回、Workatoの共同創業者でCEOのVijay Tella氏に、創業の経緯や業況、日本市場での事業展開について訊いた。
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2022/03/22
コクヨの情シスが“自作”で挑戦した「G検定」「ITパスポート」の全社的取得 部門を越えた人材育成へ
2月18日、日本ディープラーニング協会(JDLA)主催によるウェビナー「人材育成 for DX #4~コクヨの実験カルチャーを加速するデジタル人材育成とは?~」が開催された。同ウェビナーは、DX(デジタルトランスフォーメーション)に関する先進的な取り組みを実施している企業を迎え、DX推進の鍵となるデジタル人材育成のノウハウをひも解くものだ、今回は、コクヨの事例紹介をはじめ、参加者との闊達な意見交換も交わされた。
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2022/03/17
「DXレポートとは逆方向へ」政策担当官が示す、日本企業に必要な“DXの本懐”
既存のITシステムが足かせとなり競争力を失ってしまうという「2025年の崖」問題を指摘した、経済産業省が2018年に発表した『DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~』。その後、新型コロナウイルスの問題も相まってDXに関する課題が表出し、その進度が企業競争力に直結することが示された。急激な変革の時代にあって、企業はどのようにDXに取り組めばいいのか。また政府はどのようにリード&サポートしていくのか。「OpenText World Japan 2022」の特別講演...
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2022/03/16
シスコシステムズ「IWO」でクラウドコスト削減へ 可視化ツールでムダを省く
2022年2月1日、伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)主催でシスコシステムズ協賛のオンラインイベント「『デモでわかる効果的なクラウド基盤コスト削減方法』セミナー~システムリソース過多でコスト増になっていませんか?~」が開催された。本イベントではクラウドコストの高騰に悩む企業に向けて、シスコシステムズの最新ソリューションを使って課題を解決する方法が紹介された。
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2022/03/15
Yextの宇陀氏に聞く、日本企業が株価を上げるために取り組むべきRE100とIR
「新製品の紹介」ではなく「社会や地域への貢献」へ──。売上や利益を向上させ、株主の利益を最大化させる「株主資本主義」から、株主はもちろん、社員や顧客、地域社会などすべての人が恩恵を受ける「ステークホルダー資本主義」に注目が集まりつつある。その背景や日本企業の意識変化について、Yext日本法人 代表取締役会長 宇陀栄次氏に聞いた。
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2022/03/10
AI Opsとエッジコンピュータで日本とシリコンバレーをつなぐ ニューグラス 坂本氏の挑戦
日本人でシリコンバレーのスタートアップで働いた、あるいは起業を経験した人は少なくない。しかし坂本明男氏はNEC社員としてシリコンバレーに渡り30年以上の経験を経て、今なおシニアとし挑戦し続けている。今は日本に帰国してニューグラスを設立し、日本とシリコンバレーの架け橋となっている、その不屈の起業家精神を語ってもらった。
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2022/03/04
11年目を迎えたJDMC、ユーザー/ベンダーが対等にデータマネジメントの普及推進
データマネジメントの普及と発展につとめる一般社団法人日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)は、2011年の設立以来、着実に研究会やワーキンググループ、セミナー開催などの活動をおこなっている。データの管理や利活用といったテーマに、10年以上取り組んできた成果と活動方針、3月に開催される年次イベントの見どころについて、同会理事の大西浩史氏に話を聞いた。
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2022/03/03
FC町田ゼルビア、ファンベースを拡大した「データ分析力」
JリーグにはJリーグIDがあり、チケットやグッズ販売の履歴を追うことができる。各クラブはJリーグの共通プラットフォームからクラブに関係するデータを抽出し、分析することが可能となった。FC町田ゼルビアはデータビークルとタッグを組み、データを通じてファン獲得や来場者数増加に効果的な施策を模索した。
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2022/03/02
日立ソリューションズ×Oktaが肌で感じる“ID管理”の課題 IDaaSは日本企業の救い手となるか
新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた取り組みによってリモートワークが常態化し、生産性を高めるため各種SaaSの利用も促進されている。そこで課題となるのがより複雑化したユーザー認証・管理である。さらに、エンドユーザーもオンラインでの活動が増えており、サービス提供者にはセキュアで使いやすいID(アイデンティティ)管理の仕組みの提供が求められている。
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2022/03/01
「主役は自分たち」ヤマハ発動機が挑んだ間接材調達改革 “個人の買い物”から会社の調達へ
DXを成功させる上で避けられないのが現場の抵抗である。調達業務を例に取ると、専門部署が担当する直接材とは異なり、間接材の調達は現場の裁量に任せている企業は多く、これから挑戦する企業が増える分野と言えるだろう。2018年から間接材の購買業務改革に取り組んできたヤマハ発動機は、この障壁をどのように克服したのか。改革の過程をよく知るリーダーである、同調達本部 戦略統括部 間材調達推進部 部長 内山代穂氏に訊いた。
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2022/02/24
AI検索の会社へ変貌を遂げたYext よりよい検索体験の提供を追求
米国ニューヨーク市で2006年に広告関連ビジネスで創業したのがYextだ。その後はデジタル・ナレッジ・マネジメントのサービスを提供し、同社は大きく成長している。日本市場には2017年に参入、元セールスフォース・ドットコム社(現セールスフォース・ジャパン)の代表取締役社長で米国Salesforce.comの上席副社長も務めた宇陀栄次氏が代表取締役会長に就任し、日本でのビジネスを拡大している。
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2022/02/17
顧客データ活用の課題にCDPはどう役立つのか? 新刊『カスタマーデータプラットフォーム』著者に聞く
今、マーケティング部門が使うテクノロジーの中で、最も注目を集めている製品分野がCDP(Customer Data Platform)である。大企業のマーケティング部門のテクノロジー調達戦略では、組織のニーズを満たすスイート製品が市場に存在しないため、数多くのビジネスアプリケーションを組み合わせて使うベストオブブリード戦略が主流である。しかし、その代償としてマーケティング部門は様々なデータマネジメントの課題に直面している。その解決に焦点を当てた製品としてCDPは期待されている。『カスタマーデータ...