「EnterpriseZine Press」連載一覧
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2021/07/08
【寄稿:アバナード】調査から見えてきた「デジタル倫理」の4つのポイント
マイクロソフトとアクセンチュアの合弁会社 アバナードでは、毎年、デジタル倫理に関する調査を世界のビジネスおよびテクノロジーのリーダーを対象に実施している。今回の寄稿では、2020年の調査結果をもとに、アバナードのCTIO(最高技術革新責任者)星野友彦氏が、コロナ禍で利用される個人情報の是非、デジタル技術によるASD傾向の方の支援など、絶対に外せないデジタル倫理の4つのポイントを解説する。
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2021/07/05
DX推進に欠かせない「経営トップのメッセージ」と「データ仮想化」と「アジャイル思考」とは?
多くの企業が中期経営計画に「DX」を掲げているが、なかなかうまく進んでいないという状況をよく耳にする。そんな中、建設業界の大林組はいち早くデータドリブン経営を掲げ、データ仮想化プラットフォームを新たに構築し、ビジネス展開しているという。なぜうまくいっているのか。 なぜデータ仮想化なのか。大林組のデータ仮想化導入推進を支援したジールとデータマネジメントコンサルティングを提供しているデータ総研に話を聞いた。
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2021/07/01
なぜ資生堂は、アクセンチュアとIT/デジタル専門の合弁会社設立に舵をきったのか?高野代表に訊く
資生堂とアクセンチュアは2021年5月11日に記者会見を開き、資生堂グループの会社として、両社の合弁会社「資生堂インタラクティブビューティー株式会社」を本年7月に設立することを発表した。デジタルマーケティング業務やIT/デジタル関連業務を提供する新会社の代表となるのは資生堂の執行役員CITO(Chief Information Technology Officer)である高野篤典氏。小社統括編集長の押久保剛が高野氏に対しインタビューを行い、新会社設立の狙いや今後の展望について聞いた。
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2021/06/29
イノベーションには「輝かしい失敗」が必要:紺野登/野中郁次郎/ポール・イスケ
第15回のトポス会議が5月20日、オンラインで実施された。今回は「創造的失敗思考 複眼であたらしい世界を築く」と題して、コロナ後の世界を構想する視座を「失敗」の意味を通じて考察が語られた。FCAJ代表理事である紺野登氏のオープニング、野中郁次郎名誉教授からのメッセージ「失敗の本質から知識創造へ」、ポール・イスケ氏の講演「輝かしい失敗」の内容を紹介する。
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2021/06/24
野中郁次郎×小泉英明 ダイアローグ:創造的失敗思考と“科学の使命”
2021年5月20日、FCAJ主催のシンポジウム「創造的失敗思考 Beyond the Creative Failures ー複眼で新しい世界を築く」が開催された。その中で行われた野中郁次郎氏×小泉英明氏のダイアローグセッションの内容をレポートする。 記事協力:FCAJ(Future Center Alliance Japan)
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2021/06/22
freeeが新戦略として掲げる「統合型経営プラットフォーム」の実現とは
6月22日に開かれたメディア向けの会見で、freeeは新たな事業戦略を発表した。新たなビジョンとして「誰もが自由に経営できる、統合型経営プラットフォーム。」を掲げて、統合型クラウドERPやカード事業、出版、スモールビジネス研究所など新たな施策を次々と打ち出す同社。はたして、どのような未来を描いているのか。本会見の様子を紹介する。
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2021/06/22
セールスフォース、マルケトの成長支えた成功請負人が、BSMのCoupaに感じる可能性
ERP、CRM/MA、HCM/HRMに続く4つ目のソリューションとしてビジネス支出管理(BSM:Business Spend Management)が注目を集めている。2021年4月9日、ビジネス支出管理のCoupa Softwareは、ジャパンクラウドと合弁会社Coupa株式会社を設立し、日本市場に対して本格的なアプローチを開始し始めた。Coupa株式会社の代表取締役社長には、セールスフォース、マルケトなどの日本市場拡大に貢献した実績をもつ、ジャパンクラウドの小関貴志氏が就任。小関氏と小社の...
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2021/06/16
NECがCEO直下の新組織で目指す“変革のDNA”の醸成
NECが「2025中期経営計画」において掲げていた社内文化と経営基盤の変革をけん引するため、本年4月よりCEO直下に「Transformation Office」が組織されている。従来までの「制度」「プロセス・組織」「IT」という軸に、新しく“データ・人”を加えた「三位一体 Plus Oneの改革」を目指すという同社は、6月14日にメディア向けの説明会を開催した。はたして、500億円超の投資をおこなうという変革プロジェクトとはどのようなものなのか。説明会で語られたプロジェクトの概要をリポートす...
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2021/06/14
NTT Comとパナソニックによる事業協創 CROSS LABからスマートシティを描く
Society 5.0の実現を目指す内閣府は、その総合的ショーケースとしての役割を担うとしてスマートシティの取り組みを促進。実際にトヨタ「Woven City(ウーブン・シティ)」やソフトバンクと東急不動産による「Smart City Takeshiba」をはじめ、全国各地で様々な取り組みが進んでいる。その状況下で、6月8日にNTTコミュニケーションズとパナソニック システムソリューションズ ジャパンが、顔認証を利用したデータ利活用の事業共創に関するメディア向け説明会を開催した。本取り組みがど...
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2021/06/10
DWHの父も賛同、データブリックスが提唱する「データレイクハウス」の価値とは
構造化データと非構造化データを一元的に格納する場所として期待されたデータレイク。実際には先進企業も適正な管理方法に悩み、「データスワンプ(データの沼)」になってしまう問題に直面しているようだ。この悩みをどう解決するか。注目されているのが、データブリックスが提唱する「データレイクハウス」である。詳細を日本法人の社長に訊いた。
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2021/06/09
SASは、クラウドネイティブとデータ解析の民主化で組織の意思決定を最適化へ
2年連続でオンライン開催となったSAS Institute(SAS)のイベント「SAS Global Forum 2021」。同イベントのオープニングセッションは、新型コロナウイルスが世界に及ぼした様々な影響を色濃く反映した内容となった。パンデミックよって人々はよりデジタルテクノロジーを活用するようになり、データ分析・活用も促進されている。こうした背景のなか存在感を高めるSASの最新戦略についてレポートする。
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2021/06/08
電子インボイス開始までに何をしたらよいのか DtoDとDX実現に向けて
前回は、電子インボイス推進協議会(EIPA)の発起人でもあるインフォマートに、その役割や目的などを尋ねた。後編となる今回は、実際に電子インボイスの導入に向けて何を準備するべきか。そして、EIPAとしても目指しているという「DtoD」の考え方についても紹介する。
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2021/06/07
Webを切り離し境界の外で防げ ゼロトラスト博士が進言する「RBI」とは
今やサイバー攻撃の被害は世界のGDPの3位に匹敵するほど甚大。その原因の多くはWebブラウザにある。こう断言するのはEricom社のCEO デヴィッド・カネロス氏、そして「今や境界型セキュリティはすべて失敗した。境界の外で敵と対峙せよ」と語るのは、ゼロトラストの提唱者の一人で、同社のCTOのカニンガム博士だ。今回、Ericom社のWeb分離ソリューション(RBI)「Ericom Shield」のクラウドサービス版「Ericom Shield Cloud」の日本での販売をきっかけに、Ericom...
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2021/06/04
アドビが調査報告、日本のECの伸びは米英よりは緩やか、電化・アパレルで大きく変化
アドビはデジタル経済の実態を把握するため、2020年4月からデジタル経済指標「Digital Economy Index」を分析している。2021年5月25日、日本市場に特化した分析結果を発表した。
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2021/06/03
電子インボイスとは何かをEIPA発起人に訊く 推進協議会の役割と目的
2023年10月1日より実施されることとなった「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」にともない、「電子インボイス」にも注目が集まっている。とはいえ、そもそも電子インボイスの役割や目的をいまいち理解できていないという人も多いかもしれない。そこで、電子インボイス推進協議会(EIPA)の発起人でもあるインフォマートに、その目的と展望について訊ねた。前編である今回は、電子インボイスの概要とEIPAの役割について紹介する。