「DB Press」連載一覧
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2019/08/08
精度の高い需要予測を実現する SASならではの技術と知見
6月11日に東京都内で開催された「SAS FORUM JAPAN 2019」は、デジタル変革の推進に不可欠な 「Technology」、「People」、「Process」をテーマに、先進的なユーザー事例や最新テクロノジーをはじめとした多くのセッションが行われた。ここでは、SAS Institute Japanのコンサルティングサービス本部 IoTグループの部長である河野芳明氏による「SASコンサルタントが語る、成果を生む需要予測プロジェクト 成功の要因」の模様をお伝えする。
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2019/08/06
経費精算から間接業務のDXプラットフォームへ、SAP Concurが進化
多くのITベンダーが、他社を買収することでビジネスを拡大している。ERPアプリケーションのベンダーとしてリードするSAPも例外ではない。SAPでは過去にBIツールのBusiness Objects、データベースのSybaseなどを買収してきた。これらはオンプレミスのソフトウェア技術であり、既存のERPのアプリケーションに融合、連携され活用されている。加えてSAPでは、ここ最近SaaS型のサービスの買収も多い。クラウド人材管理のSuccessFactors、カスタマーエクスペリエンスのhybri...
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2019/07/25
イノベーションにはアートが必要だ マイクロソフトの新しい人材教育「Flags!」
日本マイクロソフトが「AI-Ready」な人材育成に向けて「Flags!」を旗揚げした。第一弾として開催されたプログラム「Art Thinking Improbable Workshop for Flags!」ではアート思考を学び、最終日には作品が展示された。どのような狙いがあるのか。
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2019/07/22
データ活用をゼロから模索するときのデータベースには何が必要か
「デジタルトランスフォーメーション」を背景に、企業では新しいサービスを生み出すことが求められている。これまでのように実在するビジネスの効率化を目的としたシステムではなく、これまでにない新しいビジネス、そのための新しい仕組みを生み出すには発想の転換が必要だ。加えて、データ活用のプラットフォームも忘れてはならない。今回は新しいビジネス、仕組みを生み出すデータベースの選択肢のひとつとして、強力な導入支援プログラムをはじめるActian X の知られざる魅力を紹介する。
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2019/07/19
エンタープライズ向けに柔軟性の高いデータベース製品を提供するActianの強みとは
リレーショナル・データベースとして歴史と実績のある「Ingres」、ActianはこのIngresを提供していたIngres Corporationが前身のベンダーだ。同社はOLTPのIngresと分析向けカラム指向型データベースの「Vector」を融合したハイブリッドデータベース「Actian X」、フットプリントが小さくエッジコンピューティングでのデータベース処理にも向く「Actian Zen」など、幅広いデータベース・ソリューションを提供している。そのActianのCEOであるロヒト・デ...
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2019/07/16
非上場の独立系BIベンダーだからこそ貫ける顧客第一主義がある
ここ最近のIT業界では、BI、アナリティクスの領域で大きな動きがある。米Googleのクラウド部門Google Cloudがビッグデータ分析のLookerを26億ドルで買収すると発表したそのすぐ後には、Salesforce.comがクラウドで分析プラットフォームを提供するTableau Softwareを157億ドルもかけ統合すると発表があった。あいつぐBI、アナリティクス系ベンダーの買収は、IT市場におけるデータ活用重視の傾向を鮮明にする出来事とも言える。変化のあるBI、アナリティクス領域に...
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2019/07/12
個人情報保護法3年ごと見直しは来年、「匿名加工情報」の内容理解度はわずか3.8%――。
データサイエンティストの育成やデータ分析業界の発展に貢献する一般社団法人データサイエンティスト協会は、一般消費者1643人を対象に匿名加工情報利用に関するインターネット上での意識調査を行った。調査の結果、匿名加工情報の認知度は15.9%と低く、さらにそのうち匿名加工情報の内容を理解している回答者はわずか3.8%にとどまることが分かった。個人情報保護法の3年ごと見直しが来年に迫る中、周知が急がれる。 また、その利用についても「反対」もしくは「一般論として理解はするが反対」という声が半数を...
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2019/07/11
自由と統制が最適にバランスされたアナリティクス環境でビジネス価値創出を実現
6月11日に東京都内で開催された「SAS FORUM JAPAN 2019」は、デジタル変革の推進に不可欠な 「Technology」、「People」、「Process」をテーマに、先進的なユーザー事例や最新テクロノジーをはじめとした多くのセッションが行われた。ここでは、SAS Institute Japan Viyaビジネス推進グループのエバンジェリストである畝見真氏による「データサイエンティストの自由度とガバナンスの両立~人材不足から人材活用へシフトし、AI実用化を加速~」の模様をお伝え...
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2019/07/10
みずほ銀行は来店不要、決算書不要の中小企業向けの「みずほスマートビジネスローン」を、AI技術を使いいかにして実現したのか
銀行を取り巻くビジネス環境は今、大きく変わりつつある。デジタル技術を活用する新たなプレイヤーも数多く参入し、店舗を持たない銀行なども登場している。こういった時代の変化に対応するために、メガバンクのみずほ銀行では、AI技術などを活用するFinTechにも着手し始めている。その1つの取り組みが「みずほスマートビジネスローン」でのAIを使ったレンディングの取り組みだ。そしてみずほ銀行の新しいサービスの中で、AIを効率的に取り込むために採用されたのがSASのソリューションだった。
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2019/07/05
プログラマと非プログラマが協力して課題を解決―SAS Viya活用ハッカソンの優勝者は
SAS FORUM JAPAN 2019では、6月8日と9日に開催されたハッカソン「The Analytics Hackathon 2019」の表彰式および懇親会も行われた。このハッカソンは、実際のビジネスの現場に近い環境で、SAS社のアナリティクス製品を自由に使用して課題を解決するというもの。最優秀賞を受賞したチームは、2019年秋に予定されているSASのAI/アナリティクスイベントである「SAS Analytics Experience 2019」に招待されることもあり、18チームがしのぎ...
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2019/07/04
コニカミノルタがデータサイエンスの取り組みで目指す「いい時間設計」
2019年6月に開催された「SAS FORUM 2019」、そのユーザー事例セッションの1つでは「実践・データサイエンスの展開方法と最適化における生産性向上の事例紹介」と題し、働き方改革に向けた取り組みの中でコニカミノルタジャパンでデータサイエンスをどのように取り込んだかが解説された。
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2019/06/24
「製造業ARに競合がいない理由」―PTCのAR事業責任者に訊く
製造現場におけるAR(拡張現実)/VR(仮想現実)技術の活用が進んでいる。IT専門の調査会社であるIDC Japanは2018年6月、世界のAR/VR関連市場規模は年間平均71.6%で成長し、2022年には2,087億ドルに達するとの予測を発表した。日本の成長率は他地域より低いものの、製造業や輸送/運輸業では高い伸びを示す見込みだという。米PTCの年次プライベートコンファレンス「LiveWorx 2019」(会期/6月10日~13日:米ボストン開催)では、ARを活用したメンテナンス業務の最適化...
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2019/06/19
これが製造業DXのすべてだ!生産ライフサイクル管理からVRまで、全方位で提供
米PTCは6月10日から6月13日までの4日間、米国マサチューセッツ州ボストンにおいて、年次プライベートコンファレンス「LiveWorx 2019」を開催した。近年、PTCは「デジタルとフィジカルの融合による、製造現場のデジタルトランスフォーメーション(DX)の必要性」を訴えている。今回のコンファレンスでも、IoT(Internet of Things)やAR(拡張現実)、VR(仮想現実)、3Dプリンターといった最新技術を導入し、実際にDXに取り組んでいる同社の顧客事例を多数紹介。中でもARを...
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2019/06/13
誰もがアナリティクスを使える世界を―国内最大のアナリティクス専門カンファレンス開催
2019年6月11日、SAS Forum Japan 2019が東京で開催された。前日にはクラウド型のBIソリューションを提供するリーダー企業の1つであるTableauが、Salesforce.comに157億ドルあまりで買収されるとの大きなニュースも飛び込んできた。IT業界ではこれまでも、BI系の多くのベンダーが買収、統合されてきた歴史がある。そういった変動の激しい領域にあっても、SASは独立性を維持している。そしてAIや機械学習などの新しい技術にも積極的に投資し、長期に亘りビジネスを成長さ...
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2019/06/12
まじめな話、AIはデータベースをどのように進化させるのか?
2019年2月に米国サンフランシスコで開催された、IBMの年次カンファレンス「Think 2019」。Watsonやマルチクラウドの話題が多かったが、それらのIBMの技術群は企業なりがデータを最大限に活用するためのものだ。そしてIBMのデータ活用のソリューションで重要なプラットフォームであり、エンジンとなっているのがDb2だ。じつはThink 2019では、そのDb2の機能強化と将来のビジョンも発表されていた。それが「Db2がAIデータベースになる」というものだった。