「ITビジネス・モバイル」に関する記事
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2014/03/14
イノベーションは失敗から生まれる―金融イノベーションカンファレンス セミナーレポート
3月3日、今年で3回目となる金融イノベーションに特化したイベント「FIBC2014」が開始された。金融ベンチャー企業や金融機関、ベンチャーキャピタルなどが集まり、金融サービスを手がける企業によるデモピッチや、有識者による講演が行われ、金融に対するイノベーションの促進を図ろうとしている。当日に行われた基調講演やスタートアップのピッチの様子をレポートする。
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2014/03/05
「仮説検証プロセス」と「ビジネスモデルの可能性」が評価基準/「ジャパンビジネスモデル・コンペティション」レポート
2月23日(日)、アメリカで開催されている「International Business Model Competition」の日本初となるローカルイベント「ジャパンビジネスモデル・コンペティション」が行われた(主催:JBMC実行委員会)。
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2014/02/27
EdTechによる教育イノベーション/本格的に盛り上がるアメリカ、動き始めた日本
NTTドコモベンチャーズ、日本マイクロソフト、ベネッセの3社によるEdTechCamp、およびデジタルハリウッド大学大学院佐藤昌宏研究室主催によるEdTech Jappan Pitch Festivalが2月16日に開催された。日本でも盛り上がるEdTech市場の現状と展望、世界で起きている教育イノベーションの動きについてレポートする。
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2014/02/14
大企業とベンチャーがコラボレーションする機会をいかに生み出すか/新事業創出支援カンファレンスレポート
1月29日、経産省主催の新事業創出支援カンファレンスが開催された。「大挑戦者祭2014」と題した同カンファレンスは、大企業とベンチャーとの提携による新規事業創出とオープンイノベーションを加速させることを目的としている。これからの時代における大企業とベンチャーのあり方について、基調講演やパネルディスカッション、大企業の新規事業担当者がベンチャー向けに行ったピッチなどの様子をレポートする。
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2014/02/12
“プラン”ではなく“モデル”を評価する起業コンテンスト、「ビジネスモデル・コンペティション」が2月23日、日本で初開催
JBMC(ジャパンビジネスモデル・コンペティション)実行委員会は、2月23日(日)日本マイクロソフト品川本社にて、日本で初開催となる「ビジネスモデル・コンペティション」を実施する。
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2014/01/10
農業IT化の市場規模は2013年で推定66億円、2020年には約9倍の580~600億円と予測
シード・プランニングは、農業IT化に関する調査を実施し、その結果を発表した。この調査は、現在取組まれている農業IT化の動向について、2013年7月~11月に分野別の最新動向を調査し、今後の農業IT化の市場性と将来性を明らかにするというもの。
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2013/12/17
リーンスタートアップの導入は、「手順」ではなく「思考」の導入-スモールバッチとワンピースフロー
前回は、リーンスタートアップ導入でありがちな、「プロセス」と「メソッド」のジレンマをテーマに、熱心に新規事業に取り組む組織がなぜか陥る典型的なパターンを解説しました。今回は、リーンスタートアップの導入のキモとなる、「スモールバッチ」や「ワンピースフロー」という“思考”の導入に関して、解説します。
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2013/12/11
日本での経済効果が5.4兆円といわれるオープンデータ、諸外国の取組みと日本での可能性
前回は、ニューヨーク市のデジタル化を考察しながら、政治行政のプラットフォーム化へのシフトと都市のブランディング、それに伴うビジネス創発について述べてきた。今回は、オープンガバメントの動きの一つにも捉えられているオープンデータに関して、具体的に述べていきたい。デジタル化によってさまざまなデータがアーカイブされる時代において、データを利活用するためのフォーマットを構築し、データを通じて市民課題解決やビジネス創発が期待されている。行政・企業・市民のそれぞれにとって武器となるデータを、どのように活用す...
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2013/11/06
新規事業の「失敗パターン」と「ジレンマ」-プロセスを“目的化”させないリーンスタートアップ
2012年の日本語版出版を機会に認知が広がっている「リーンスタートアップ」。その本質を「プロセスコンサルタント」であり、実際に数々の企業への導入支援を行っているコンサルタントがお伝えする本連載。書籍を読んで頭では概念を理解していても、どのように導入を成功させ、事業の実績につなげていくことが出来るか分からない、というみなさんを対象にお送りします。第一回目の今回は、多くの方が導入に失敗する理由である「プロセス」と「メソッド」のジレンマがテーマです。熱心に新規事業に取り組む組織がなぜか陥る典型的なパ...
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2013/10/25
イノベーションを生みだし続ける組織のあり方-「コネクト型組織」とは?
本書『コネクト(原題ConnectedCompany)』は世界的なベストセラーとなった『ゲームストーミング(Gamestorming)』の著者によるイノベーション組織づくりの手引です。前著である『ゲームストーミング』はアイデア導出をいかに楽しくクリエイティブに行うかの手引書で、一般的なオフィスの堅苦しい環境を超えたアイデア導出の方法論が世界中のイノベーターたちの共感を呼びベストセラーとなりました。本書には、前著のテーマをさらに拡張し、イノベーションを生み出し続ける組織のあり方について、その前提...
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2013/10/21
「自炊代行」判決と「電子出版権」新設の動きから見る、電子書籍の著作権問題
先日の9月30日、いわゆる「自炊代行」に関する地裁判決が出された。結論は「自炊代行」は(権利者の許諾がなければ)著作権侵害にあたるというものだった。ちょうどよい機会でもあるので、このタイミングで電子書籍に関する著作権制度上の論点についてまとめ、本連載の最終回としたい。
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2013/10/18
国家戦略としてのイノベーションを多様な論客が語る~第4回トポス会議レポート:前編
2013年10月2日、六本木ヒルズ森タワー・アカデミーヒルズ内ホールにて「第4回トポス会議」が開催された。トポス会議は、研究組織「ワールド・ワイズ・ウェブ・イニシアティブ」(略称w3i)が、産業人や研究者らを集め、世界の様々な課題を「世界の賢者と考える」場(トポスはギリシャ語で場の意)としてシリーズ開催している会議。今回は「日本のイノベーションのパラダイムシフト」と題し、w3iの発起人の1人で多摩大学大学院教授の紺野登氏がモデレーターを務め、学術、ビジネス、行政に携わるパネリストたちが日本に求め...
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2013/10/10
「第10回 itSMF Japanコンファレンス/EXPO」を11月27日・28日に開催
特定非営利活動法人「itSMF Japan」は、11月27日(水)・28日(木)に、東京のガーデンシティ品川において「第10回itSMF Japanコンファレンス/EXPO」を開催する。
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2013/10/09
プレイヤーもデバイスも多様になった教育系ベンチャーは“情熱”が際立つ
2013年9月14日、デジタルハリウッド大学院駿河台ホールにて「EdTech JAPAN Pitch Festival Vol.3」が開催された。3回目となる本イベントでは、子ども向けから中高生、広く一般向けのサービスまで、幅広い分野のEdTech企業・団体が登壇し、「教育の多様性」をテーマにしたイベントとなった。
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2013/10/02
「オープンガバメント」が創発するイノベーション ~ニューヨーク市におけるデジタル化の取組み
今回は、ネット選挙における有権者と政治の関係の変化ではなく、現在既に起きている「行政と企業や市民の関係性の変化」を考察していく。ニューヨーク市における「オープンガバメント」の取組み題材に、私たちが住む都市が、ネット社会にどう対応し、市民がどのように行政に関わっていくか。行政を通じた社会課題の解決にとどまらない新しいビジネスの創発、行政サービスの変化による都市のブランディングなどの新しい動きに注目する。企業・市民・行政を巻き込んだ新たなビジネスの生態系を、デジタル化を手段としたオープンイノベーショ...
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2013/09/13
ネット選挙からネット政治へ、そして「社会課題の解決」へ~Yahoo!みんなの政治 白石久也プロデューサーに訊く
これまでの政府や大企業、団体などの既存の仕組みとの関係性が、ウェブやテクノロジーをもとにした「個」や人のつながりによるソーシャルの力によって、大きく変容し始めている。その力は、新しい価値や市場を生み出すなど、社会全体を大きく変える力を秘めている。長期連載の第1部は、「ネット選挙」を題材にウェブやテクノロジーと政治、そして「市民」と「政治」の関係性の変容を紐解きながら、社会課題を「個」の力でどう解決する力を持つのかを考察していく。今回は、2006年から政治情報のポータルサイトを運営する「Yahoo...
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2013/08/26
日本企業の進化に欠かせない「21世紀のプロフェッショナル・リーダー論」
前回、日本企業の進化に欠かせない“4つの成功の鍵”を解説しました。今回は、企業変革を成功に導くための現代に適した“21世紀のプロフェッショナル・リーダー論”を解説して、連載の最終回として総括していきます。
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2013/08/21
開発者以外でも「いいプロダクトを作りたい」人に有効な「リーン+アジャイル」な開発とは?
アジャイルアカデミー(主催:翔泳社)では、アジャイル開発を組織に導入する為の5つの入り口を用意しています。それぞれ1日で完結し、開発者からマネージャまでそれぞれに合ったコースから始めて頂けます。そのうちの1つである「プロダクトオーナーのための製品開発」講座は、開発者以外の立場でシステム企画に携わるかたに向けて、アジャイルを疑似体験するなかで、売れるシステムの作り方を体感できるワークショップを提供しています。本日は、講師である角征典さんとアジャイルアカデミー学長・西村直人さんに講座への想いなどに...
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2013/08/19
「企業変革」には何が必要なのか?企業の進化を成功させる“4つの鍵”
事業環境が大きく変化する現在。企業が生き残るには、既存の枠組みにとらわれず、戦略と実行をセットにしてPDCAを高速で回すことで、さらなる「市場追随性」を高めた経営を行うことが必要です。今回から2回にわけ連載の最終章として、日本企業の進化を「成功させる4つの鍵」とそれを導く「ビジネスリーダー」の人材像をまとめていきます。今回は、「成功させる4つの鍵」を解説します。
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2013/07/25
「TechShop」に見るモノづくりコミュニティのあり方
前回、前々回とモノづくりを取り巻く環境を見てきた。いずれもモノづくりのアイデアを生み出し、継続するモチベーションを醸成するものだが、実際に作るためにはどうしたら良いのだろうか?なにか作りたいものがイメージできたら、あとは具体的な形にすることになる。そのためには、実際に手を動かすしかない。しかし工作機械は個人で気軽に購入するには高く、スキル獲得にも時間がかかる。この問題を解消するために、モノづくりコミュニティの存在意義がある。今回は、全米に広がりつつあるTechShopの発祥の地である、Tech...