「システム運用」記事一覧
システム運用
-
2019/04/10
クラウドのリスクマネジメントの考え方は、AI、RPAでも有用だ――KPMG 宮脇篤史氏
今やクラウドは完全に市民権を獲得し、企業がクラウドを推進している状況は目新しいものではなくなった。一方、クラウドを積極的に推進していくうえで、「リスクマネジメント」は必須となるが、利用者側が見落としがちな盲点や注意すべき点も多い。『マルチクラウド時代のリスクマネジメント』(翔泳社)の著者であるKPMGコンサルティング ディレクターの宮脇篤史氏にリスクの観点からクラウドとの向き合い方について話を聞いた。
-
2019/04/05
グリーの導入事例からServiceNowの秘訣に迫る!急成長を支えているクラウドプラットフォームの真髄とは
マルチクラウドを利用する昨今、企業が利用するIT環境の運用は複雑化している。そのような中でIT部門には、運用の効率化、業務スピード向上、コストの可視化なども求められている。そういったIT部門の新たな課題を解決するのが、ServiceNowのSaaSとプラットフォームだ。実際にServiceNowを活用しているグリー株式会社 開発本部 情報システム部 部長の岡田寛史氏にServiceNow Japan株式会社 執行役員 第一営業本部 本部長の山下一将氏が、ServiceNowを使いどのように課題...
-
2019/03/12
「企業情シス部門はどこへ向かうの?」人材育成を担う研修講師4名が予想≪情報システムの基礎知識≫
「情報システム入門」の連載をお届けしてきた株式会社富士通ラーニングメディアの講師陣4名をお招きし、情報システム部門の未来について語っていただきました。時代とともに求められる役割が目まぐるしく変化する情シス部門において、これからの現場担当者に求められるコンピテンシーとは?
-
2019/03/07
情報システム戦略はなんで重要なの?策定、モニタリング、評価のポイント≪情報システムの基礎知識≫
本連載最終回の今回は、「情報システム戦略」をテーマに企業のCIOの仕事を解説します。情報システム戦略を立てることはなぜ重要なのか、重視すべきポイントはどこかを考えていきます。
-
2019/03/01
一般社員を中心に完全内製化でRPAを構築運用する昭和リースの取り組み Blue prismカンファレンスで紹介
Blue Prismは2月27日、イベント「RPA・デジタルワークフォース カンファレンス 2019」を開催。同イベントに登壇した昭和リース オペレーション企画管理部藤本裕哉氏は、情報関連機器や医療機器の総合リース業者である昭和リースが完全内製で実現したRPAへの取り組みを紹介した。
-
2019/02/21
経営とITが一体になって取り組むべき「自社への最適化」――ユーザー情シス部長兼経営企画と考える≪後編≫
前編に引き続き、グループ会社の情報システム部門の責任者であり、さらにはユーザー企業のシステム戦略領域から経営企画にも携わる、株式会社アニメイトホールディングス 情報システム部門 部長の右田拓也氏を迎え、「DX時代におけるIT組織のあり方」について訊いた。デジタルトランスフォーメーションの時代を迎え、ビジネスにおけるIT技術活用は不可欠だ。IT組織においても進化が求められている。ITの組織、ITインフラ構築と運用のこれからについて、IT組織変革支援や複数ベンダーの管理手法に詳しいアクセンチュア...
-
2019/02/18
本当のところ情シス部門はデジタル時代に何をすべきか――ユーザー情シス部長兼経営企画と考える≪前編≫
グループ会社の情報システム部門の責任者であり、さらにはユーザー企業のシステム戦略領域から経営企画にも携わる、株式会社アニメイトホールディングス 情報システム部門 部長の右田拓也氏を迎え、「DX時代におけるIT組織のあり方」について訊いた。デジタルトランスフォーメーションの時代を迎え、ビジネスにおけるIT技術活用は不可欠だ。IT組織においても進化が求められている。ITの組織、ITインフラ構築と運用のこれからについて、IT組織変革支援や複数ベンダーの管理手法に詳しいアクセンチュア テクノロジー コ...
-
2019/02/15
RPAでレガシーシステム延命は止めよう 自動化戦略を立て適切な用途拡大を――ガートナー 阿部恵史氏
労働時間短縮や労働生産性の向上、さらにはワークライフバランスの向上といった「働き方改革」。これに関連するテクノロジ市場となる「働き方改革ICT市場」が、2022年には3兆2,804億円の規模に達するとIDCは予測する。中でも、働き方改革に関する国内ソフトウェア市場は、2022年までに約9,700億円にも達する。この働き方改革のソフトウェアの主要なものの1つであるRPA(Robotics Process Automation)の現状について、ガートナー ジャパン リサーチ&アドバイザリ部...
-
2019/02/12
クラウドを利用しないことがリスクになる時代!リスクを正しく理解し、積極的に使いこなす
本連載は、これまで9回にわたって、クラウドサービスを利活用するにあたって検討すべきリスクと、その対応策について論じてきました。企業戦略として、外部委託先管理として、セキュリティ管理として、コンプライアンスとして、そのリスク領域は多岐に渡ることがご理解いただけたかと思います。最終回の今回は、これまでの連載の総括として、クラウドサービスの利活用に伴うリスクを改めて整理するとともに、そのリスク評価を、どのタイミングで、どのように実施すべきか、について「マルチクラウド」を意識しながら論じます。
-
2019/02/12
ServiceNowはシステムの可視化、最適化でトラブルを未然防止し更なる働き方改革を具現化する
デジタル変革を支えるプラットフォームであるServiceNowは、ITSM(IT Service Management)とITOM(IT Operations Management)を組み合わせ、さらなる業務環境の効率化を実現する。インシデント管理や問題管理、変更、リリース管理など、ITSMが提供する各種機能を活用すれば業務生産性は向上する。とはいえ、ITSMだけでは、システム障害などの発生や対処自体がなくなるわけではない。発生を未然に防げれば、業務の環境はより効率化できる。それを実現するのが...
-
2019/02/07
クラウド選定2019最新版 あらためて問う、クラウドに何を求めるか――ガートナージャパン 亦賀忠明氏
差異はあるものの、企業のクラウド利用は本格化しつつある。パブリッククラウドは昨今、AWS(Amazon Web Services)だけではなく、Microsoft AzureやGCP(Google Cloud Platform)も十分認知度が高まり、IBMやOracleも日本でのクラウドサービスに力を入れてきており、かつてのAWS一択ではなくなった。どこも企業システム使用に事足りる機能や性能を有しながら、それぞれ独自の個性や経緯もある。「自社に最適なクラウドベンダーはどこか?」と選定にも迷うと...
-
2019/02/06
関係者とのコラボレーション!人・組織の変化を促す SIAM移行【クラウド時代のサービス管理】
第6回では、SIAMモデルに移行するためのアプローチ、SIAMロードマップ(「ディスカバリ&戦略」「計画&構築」「実装」「運営&改善」の4ステージ)の「計画&構築」ステージについてご説明いたしました。今回は、残りのフェーズ「実装」「運営&改善」についてご説明いたします。
-
2018/12/27
経営層から「クラウドで大丈夫か?」と聞かれたらどう答えるべきか?
クラウド技術は年々進化しており、各企業においては、ミッションクリティカルなシステムであってもクラウド環境で構築するケースも増えてきています。そのような状況において、経営層から「クラウドで大丈夫か?」と聞かれたら、どのように回答をするのが適切なのでしょうか。経営層を前にして、自信をもって回答できるならばよいのですが、実際にはなかなか難しいと思われます。今回は、経営層がそのような質問をする意図もくみ取りつつ、どのような回答をするのが望ましいのかを解説していきます。
-
2018/12/13
変化への覚悟を示す!関係者への影響を考慮したSIAM移行計画【クラウド時代のサービス管理】
第5回では、SIAMモデルに移行するためのアプローチ、SIAMロードマップ(「ディスカバリ&戦略」「計画&構築」「実装」「運営&改善」の4ステージ)の「ディスカバリ&戦略」ステージについてご説明いたしました。今回は、次のフェーズとなる「計画&構築」についてご説明いたします。
-
2018/12/03
情報セキュリティ品質を確保して企業と組織の信頼を守る!情シス部門の重要な役割≪情報システムの基礎知識≫
企業・組織が震え上がるような情報漏えい事件・事故のニュースがたびたび報道され、皆さんのところでも「うちは大丈夫なの!?」と心配の声が上がったところも多いのではないでしょうか。このとき、情報システム部門としては、情報セキュリティの品質が問われており、システムへの信頼が得られるような説明が必要不可欠となっています。今回は、情報セキュリティにおける基本的な品質の考え方と、それを実施する上で欠かせないリスクマネジメントの考え方をお伝えしていきます。
-
2018/11/30
マルチクラウド時代のネットワーク運用を簡易化、シスコがスイッチ製品などのポートフォリオ拡充を発表
シスコシステムズは2018年11月28日、スイッチ製品「Cisco Catalyst 9000シリーズ」とセキュリティとソフトウェアで定義された広域ネットワーク「Cisco SD-WAN」のポートフォリオ拡充を発表した。これにより、シスコが提言する「インテントベースネットワーク」を大規模有線ネットワークだけでなく、無線LANやシンプルなブランチ配備でも活用可能となる。企業はネットワークをよりセキュアでシンプルかつスマートに設計、運用できるようになる。
-
2018/11/20
定型業務をこなすRPA導入で「臭いものにフタをする」状態になる?「現行通り」の業務自動化は危険!
前回(第2回)ではRPA(Robotics Process Automation)の導入には段階があることを述べ、きれいごとでは済まないRPA導入の難所を取り上げました。第3回は、目の前の業務をそのままRPA化することが正しいことなのか、一段視点を高めて分析することの必要性に触れていきます。
-
2018/11/19
障害対応の長期化、セキュリティ、サービス管理の複雑化…マルチクラウド環境で想定されるリスクへの対応法
前回、クラウドのメリットを最大限に活かすための留意点について解説しました。複数のクラウドサービス利用が日常的なものとなった現在、マルチクラウド環境におけるリスクをどのように減らす(コントロールする)ことができるのかに関心を持たれている方も多いと思います。今回は、マルチクラウド時代に押さえておきたいリスクマネジメントのポイントについて解説します。
-
2018/11/14
経営層から「いいね!」をもらう SIAM移行に向けたビジネスケース立案のポイント【クラウド時代のサービス管理】
第4回では、SIAMモデルに移行するためのアプローチ、SIAMロードマップ(「ディスカバリ&戦略」「計画&構築」「実装」「運営&改善」の4ステージ)の概要についてご説明いたしました。今回は、最初のステージとなる「ディスカバリ&戦略」ステージについて、特に重要なポイントを中心に活動をご説明いたします。
-
2018/11/02
経営層を納得させる!事前/事後評価のポイント、情シスに求められるIT投資効果の考え方≪情報システムの基礎知識≫
情報システム部門は、システムの構築や保守、運用のために多額の予算を申請し、経営層などの承認を得て活動しています。予算を申請するとき、例えばセキュリティを強化する取組みなど、案件によっては説明が難しいものもあるのではないでしょうか。また、予算承認を経てシステムを構築したあと、想定どおりの効果が得られたかを評価し経営層に報告できているでしょうか。今回は、IT投資効果について考えます。