「EZ Interview」連載一覧
-
2011/09/05
リクルートが考えるクラウドの使いこなし戦略とは?
データセンター統合をきっかけに、IT環境のプライベート・クラウド化を早くも2年前に達成した株式会社リクルート。この10月からはさらに、ハイブリッド・クラウドへの移行を積極的に進めていくという。果たして、どのような道筋を描いているのだろうか。同社 MIT United プロジェクト推進部 システム基盤推進室 エクゼクティブマネジャー 米谷修氏に話を聞いた。
-
2011/08/08
米国の最新動向に学ぶ、クラウド活用のベスト・プラクティス
パブリック・クラウドとプライベート・クラウドのいずれを選択するべきか。どのようなアプリケーションをクラウド上に移行するべきなのか。そもそも、パブリック・クラウドやプライベート・クラウドにコストメリットはあるのか。企業の情報システム基盤として利用を検討する上でのさまざまな疑問に対して、米国ではひとつの明確な回答が固まりつつあるという。同国のクラウド事情に詳しい、雲屋株式会社 取締役会長の鈴木逸平氏にお話を伺った。
-
2011/08/03
海外企業の実例にみるプロセス変革への取り組み~BPMによって得られる成果とは?
ビジネスを取り巻く環境の変化に合わせて柔軟に業務のプロセスを変化させる。BPMの理念に対して賛同する企業は多いだろう。しかし、その実践となると多くの企業が困難さを感じているのではないだろうか。今回は、先日開催されたImpact 2011の中から、海外のBPM成功事例を紹介したIBM BPM Product Marketing Manager デイブ・マークアード氏の講演を再構成してお届けする。
-
2011/07/29
日本のクラウドが進むべき方向性とは?
「クラウド」という言葉がブームになってから早三年。その間、企業情報システムの現場におけるクラウド活用の実績も蓄積されつつある。今、ユーザー企業はどのような課題に直面し、どのような解決策を求めているのか。今後、クラウドはどのような方向に向かおうとしているのか。国内で数多くのクラウド案件を手がけるキーパーソン達にクラウドの今を聞いた。
-
2011/07/25
プライベート・クラウドの導入で情シス部門の仕事が変わった ~日本通運のシステム改革
IT基盤を変革すべく、全社的なITインフラの仮想化し、企業内クラウドを構築した日本通運。本格稼働後は、硬直化しがちなサイロ型システム構築から脱却に成功し、パートナー企業との関係性、エンドユーザー部門の意識も大きく変わりつつあるという。同社 IT推進部長 野口雄志氏らに話を聞いた。
-
2011/07/13
予告アリでも受診者の8割がアウト、あなたは疑似標的型メール攻撃の罠を潜り抜ける自信はある?
重要であることは分かっていても、ついつい疎かになりがちなのがセキュリティ対策。目に見えず、いつ訪れるかも分からない脅威に対して高い意識を保ち続けることは難しい。結果として、実際に痛い目を見るまで実感がなかなか湧かないという人も少なくないのではないだろうか。そんなITセキュリティの課題を解決すべく、ITセキュリティ専業の株式会社ラックが標的型メール攻撃を疑似体験できる新サービスを開始した。開発を担当した川崎基夫氏にリリースに至る経緯などを聞いた。
-
2011/07/12
IBMのビッグデータ関連ソリューションの最後の1ピース「BigInsight」ってなんだ?
IBMのビッグデータ領域の製品ラインアップを埋める最後の1ピース「Infosphere BigInsight」が先日リリースされた。大量の非構造化データの処理基盤としてイベントなどでアナウンスされながらも、その詳細については長い間伏せられてきた同製品の 実態とはどのようなものだろうか。Information Managementブランドのマーケティング・マネージャーを務める日本アイ・ビー・エムの中林紀彦氏に話を聞いた。
-
2011/07/07
IT企業はシリコンバレーと勝負する矜持を持たなければならない ~ウルシステムズとイーシー・ワンの統合に掛ける思い~
2011年5月25日、ウルシステムズ株式会社と株式会社イーシー・ワンが10月3日を持って経営統合することを発表した。日本のエンタープライズIT開発支援で強い個性を放っていた両社。“結婚”の狙いはどこにあるのか。ウルシステムズ株式会社 代表取締役社長 漆原 茂氏に話を聞いた。
-
2011/07/05
投資対効果を出さないベンダー、SIerとは付き合うな~10分でわかる運用管理ツール市場のトレンド
「開発1年、運用10年」。企業システムに必要不可欠な仕事を支える運用管理ツールに数年前から大きな変化が起きています。サーバー管理、ネットワーク管理、ジョブ管理といった定番の機能は健在ですが、ベンダー間の差別化競争はサービスマネジメントという新しい舞台に移りました。そして、この変化の背景には欧米を中心とした企業の情報システムに対する考え方があるようです。同分野に詳しいテクノ・システム・リサーチのシニアアナリスト 幕田範之氏に話を聞きました。
-
2011/06/30
普及したがゆえに生まれたオープンソース・ソフトウェアの誤解
2011年5月30日、オープンソースソフトウェアを活用する主要企業が、その適正利用と利用促進を目的として、社団法人オープンソースライセンス研究所(OLL)を設立した。日本でOSSが安心・安全に活用できる環境が整っていない現状を危惧して、特にオープンソースライセンス研究を主眼に活動する。研究所理事メンバーに話を聞いた。
-
2011/06/15
最新こそが最良である~カブドットコム証券が最新技術を研究し、プレスリリースでシェアする理由
サーバーの型番やソフトウェアの構成から、毎日のCPUやメモリの使用率まで、徹底した情報公開に取り組み、スマートフォンの素晴らしさを説明するためにプレスリリースさえ出してしまうカブドットコム証券。5月13日には、データセンターでの節電の取り組みをまとめたプレスリリースを、IT分野の消費電力削減に関するFAQ付きで公開した。なぜ、これほどまでに情報をシェアすることにこだわるのだろうか。同社のシステムを統括する阿部吉伸氏に話を聞いた。
-
2011/06/10
すべてのITインフラはクラウド化する~SAPとAmazonとの提携が意味するもの
パブリック・クラウドの旗手「Amazon Web Services」との提携を発表したSAP。今後は、同社の製品をAmazon EC2上で利用することが可能になる。長年にわたって企業ITシステムのコア領域を担ってきたSAPがパブリック・クラウドと連携することによって何が起こるのかだろうか。SAPジャパンの山澤氏、松村氏に話を伺った。
-
2011/06/08
なぜ東証は処理時間を1ミリ秒縮めるコトにこだわるのか~arrowhead以前・以後で変わったもの
東京証券取引所(以下、東証)の次世代株式売買システム「arrowhead(アローヘッド)」は2010年1月4日に稼働を開始した。それまでのメインフレームシステムを一掃し、Intel CPUを搭載したIAサーバーとLinuxという、現在、世界の名だたる証券取引所のほとんどが採用しているオープン系のシステムに切り替えたのである。構築に3年の歳月をかけたarrowheadだが、リプレースから1年余、当初目標としていた注文受付レスポンス10ミリ秒に対し実測で2ミリ秒前後、可用性目標99.999%(ファイ...
-
-