ソフトウェア開発に関する記事とニュース
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2016/03/02
カタカナ語で提案しているベンダーは疑ってかかれ!
スマートフォンが普及し、タブレットを使う営業パーソンも増えてきた。クラウドサービスもかなり普及し、古いシステムと併用している企業も増えてきた。いわゆる、開発だけをやるシステムインテグレーター(以下、SIer)の仕事が減ってきているのは事実だ。そのため、SIerも色々な提案を始めている。筆者が所属するイシンにも、一緒に組ませてほしい、というSIerがひっきりなしにやってくる。以前は、とあるクラウドストレージを売ってほしい、というSIerがやってきた。しかし、自社ではセキュリティの問題で使っていな...
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2016/02/01
テレワーク元年のモバイル端末はiPadか、MacBookか、Surfaceか
「マイナンバーやIoTに引き続き注目しつつも、2016年はテレワーク元年だ!」年初にDBオンラインの谷川耕一氏が、こんな注目記事を書いていた。テレワークという言葉は決して新しくない。「テレワーク」は英語ではなく日本で作られた言葉で、在宅勤務、モバイルワーク、さらにはサテライトオフィス勤務などの総称だ。会社員の契約形態は多様化しており、以前は兼業や週末起業などあり得なかった企業でも、兼業や副業を認めるところが増えてきているようだ。兼業というと、主たる業務での稼ぎが低いから、というイメージを持つ人...
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2016/01/06
モバイル活用における適正なセキュリティとの向き合い方は?
日本では、セキュリティがボトルネックになって、モバイル導入が遅々として進まないケースが多い。他国でもう少しスピーディに導入が進むのは、判断すべき人間が素早く判断しているからだ。そして、情報を収集する人たちは、パソコンの前だけに座っておらず、飛び回って情報を取得してくる。今回はセキュリティをテーマに、モバイル活用における適正なセキュリティの向き合い方について紹介する。
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2015/12/03
iPad Proでビジネスは変わるか?
2015年11月、クリエイターやデザイナーが待ちかねたiPad Proが登場した。その「Pro」の名に恥じないスペックと画面サイズを持つiPad Proは、デザインだけでなく、我々のビジネスを変えることができるだろうか。
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2015/11/04
ビジネスの場にMac、デザインにWindowsという選択
デザインはMac、ビジネスや業務はWindowsという考え方は、すでに今の時代に適合していない。さらに、パソコン一台だけですべてやりこなす、というのも古い仕事の仕方だと言える。今回は、アドビやマイクロソフトの発表内容や動向を踏まえつつ、業務におけるPCのあり方について考えていく。
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2015/10/22
ソフトウェアの著作権は誰のものか (3)
今回もソフトウェアの著作権についてお話をしたいと思います。前回は、著作権法の条文から、そもそもITの設計書やプログラムが著作物として認められる条件とは、どのようなものであるかについて、お話ししました。今回は、その続きとして、著作物と認められたプログラムの所有権に関する判例をご紹介したいと思います。
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2015/10/09
『ビヨンド ソフトウェア アーキテクチャ』がいま持ちうる価値とは? 鈴木雄介氏&今野睦氏インタビュー
翔泳社が10月1日(木)に刊行した『ビヨンド ソフトウェア アーキテクチャ』は、従来のアーキテクチャの概念を超え、プロダクトとビジネス、技術とマーケティングをいかに結びつけるのかを解説しています。今回、本書について日本Javaユーザーグループ会長の鈴木雄介氏と、多くの翻訳書を手がける今野睦氏にお話をうかがいました。
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2015/10/01
なぜ優れたソフトウェアがビジネスで失敗するのか? 答えは『ビヨンド ソフトウェア アーキテクチャ』に
翔泳社が刊行した『ビヨンド ソフトウェア アーキテクチャ』は、原書が2003年刊行にもかかわらず、いまもその輝きを保っています。なぜなら、技術的に優れたソフトウェアの多くが必ずしもビジネス的に成功していない現状がまだまだ存在するからです。本書では技術とマーケティングを一つにしてプロダクトを生み出す方法を説いています。
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2015/09/08
ソフトウェアの著作権は誰のものか (2)
前回から、ソフトウェアの著作権についてお話をしています。ユーザーがベンダーに依頼してソフトウェアを作ってもらった場合、その著作権は原始的には制作者であるベンダーにあり、ユーザーが、それをコピーして配布したり、それを利用して別のソフトを作って販売したりする場合には、別途、契約すべきであるというお話をしました。ソフトウェアの著作権については、紛争になる例も多く、非常に重要なテーマになるので、これから何回かにわけてお話ししたいと思いますが、今回は、前提知識として、そもそも、ソフトウェアの著作権とは、...
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2015/09/02
IoTは企業で"使えるモノ"になるか?
IoT(Internet of thing)は、たびたび「モノのインターネット」と訳されるが、それでは日本語として成立していない。著者は、IoTを「どんなものでもインターネットにつなぐことにより、今よりももっと面白いことができるぞ」という提言だと考えればいい、と説明している。
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2015/08/27
ソフトウェアの著作権は誰のものか (1)
今回から数回に分けて、ベンダーに依頼して作成した「ソフトウェアの権利」について紹介していきます。今回はその導入として裁判所の判例を元に、著作権についての裁判所の基本的な考え方について解説していきます。
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2015/08/19
情シスもスピードアップが必要!大和ハウス工業が取り組む「情報システム部の構造改革」の中身とは?
大和ハウスグループでは現在、企業の成長に合わせた"価値あるIT"を提供するための組織やプロセスの構造改革に取り組んでいる。7月28日に開催したガートナー アウトソーシング&ITマネジメントサミット2015の基調講演では、大和ハウス工業の情報システム部長である加藤恭滋氏が登壇。同社IT部門における改革の概要やベンダーとの協力関係構築、さらなる付加価値の向上に向けたポイントについて紹介した。
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2015/07/16
第16回 ITユーザが情報漏えいに備えてやっておくべきこと(後編)
前々回、前回と情報セキュリティについてお話をさせて頂きました。情報を預かる組織はセキュリティに関する情報を日頃から収集、学習し、ベンダ等からのセキュリティ対策提案があれば、まずは検討すべきであること、万一の情報漏えいに備えて情報を重要度に応じて分別(トリアージ) して、対応策をあらかじめ準備しておくべきであること等、多少面倒な作業かもしれませんが、昨今のセキュリティ事情を考えるとやはり無視できないことではないかと思います。
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2015/07/14
人月商売からの脱却――システム開発は2週間、ファストSIの時代
システムインテグレーターを一般的にはSIまたはSIerなどと表記をすることが多いが、未だに下請け、孫請けの開発体制が当たり前になっている人たちは少なくない。また、客先常駐というスタイルも、まだまだ大企業には多く見受けられる。また、受託開発の見積書は、すべて人月計算されており、最後に理解が難しい管理費が乗せられ、あるいは根拠なき「出精値引き」が差し引かれているものもある。今回は、クラウドサービスが台頭している現在において、そんなシステム開発体制から方向転換を図り、成功している企業を紹介する。
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2015/07/07
第15回 ITユーザが情報漏えいに備えてやっておくべきこと(中編)
前回は、平成26年1月に東京地裁に出された個人情報漏えい事件の判決を参考に、情報を漏えいさせてしまった組織は、場合によって不法行為を問われ、損害賠償を請求される可能性があること、それを防ぐためには、組織が情報セキュリティに関する情報を日頃から収集・学習し、ITベンダからのセキュリティ対策提案等があったときには真摯に検討すべきであること、といったお話をしました。「不法行為」なんて言葉にはちょっと構えてしまいますが、常識といえば常識かなといったところでしょうか。
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2015/06/18
第14回 ITユーザが情報漏えいに備えてやっておくべきこと(前編)
日本年金機構から125万件の個人情報流出、東京商工会議所から最大12000件の会員情報流出と、ここのところ情報セキュリティに関する大きな事件が続いています。言うまでもなく、個人に係る情報が流出してしまうと、その企業や組織は、多額の慰謝料や損害賠償金を払わなければならないだけでなく、社会的な信用を失い、経営的にも大きな打撃を受けることにもなりかねません。読者の皆様の中にも自分の会社は大丈夫だろうかと気を揉んでいる方や上司から自社のセキュリティ対策を検討しろと言われて頭を悩ませている方もいるかもし...
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2015/05/29
LPICはLinux教科書におまかせ! レベル2 Ver 4.0対応の「スピードマスター問題集」紹介
「LPIC対策といえばこれ」と大好評の翔泳社「Linux教科書」シリーズより、『Linux教科書 LPICレベル2 スピードマスター問題集 Version4.0対応』が4月16日(木)に刊行されました。模擬問題で本番に備えましょう!
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2015/05/12
頓挫したプロジェクトの責任はどこにあるのか―ユーザが協力義務を怠ったとされる場合について
今回は、久しぶりに、「システム開発におけるユーザの協力義務」についてお話ししてみたいと思います。システム開発において、ユーザは単なるお客様ではありません。新しく作るシステムの要件を十分な詳細さと正確さをもって、しかるべき時期までに定義し、プロジェクトの最終局面では、できあがったシステムが、要件通りにできているか検証することは、ユーザの義務です。また、システム開発の中盤においても、ベンダが必要とする資料や情報をタイムリーに提供したり、ベンダとの会議には、しかるべき人間を出席させて、様々な判断をし...
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2015/04/07
CA日本法人渡辺氏が語る「儲かるモバイル・アプリを作るための実践原則」
CA Technologies DevOps担当ディレクターの渡辺隆氏が、モバイル・アプリケーションビジネス層に向けたプレゼンテーションを3月17日におこなった。その模様をお届けする。
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2015/02/25
IBM、モバイルアプリケーションの開発と運用を加速するMobileFirst Platformを発表
IBM InterConnect 2015の2日目はモバイル・デイ、この日の大きな発表となったのが新しくなった「IBM MobileFirst Platform」だ。記者向けの説明会でIBMのエンタープライズ・モバイル バイスプレジデント フィル・バカルー氏は「モバイルがすでに人々の生活の中心になっています」と言う。そしてモバイルが市場の破壊をしており、多くの企業がモバイルで新しい売り上げための道を作っているとも。売り上げだけでなく、社員にもモバイルアプリケーションを渡して、データの文脈を考え...