IT戦略に関する記事とニュース
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2020/01/07
DX推進の目的化やツール依存症……ブレインパッドが語るAI/データ活用で頻発する症状と処方箋
業界問わず各企業・組織で日常的に取り組まれつつある「AI/データ活用の推進」。注目度と比例してプロダクト・サービスも増加し、企業のツール選びも技術的な観点のみでは難しくなってきた。果たして、選ぶ際に何を重視すれば良いのか、導入後の成否を分けるのはどのようなポイントなのか――。AIブーム以前からデータ分析ビジネスに携わり、業界の先駆者として多くの事例を見てきた株式会社ブレインパッド マーケティング本部長の近藤 嘉恒氏が、実例を交えつつ、現場目線でみた課題と解決策について語った。
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2019/12/25
点群データと動画解析をプラットフォームで複合 交通インフラ管理DXで約100人/日削減し災害復旧にも貢献
2度目の東京オリンピック開催を前に、前回の五輪開催時に整備が進んだ国内交通インフラの老朽化が問題視されている。高度経済成長期に多くの道路や鉄道が整備された日本では、建設から50年を過ぎたインフラも少なくない。交通インフラにも点検と保守の重要性が高まる一方で、少子高齢化で作業員は減少している。構造物の点検保守を怠ると人命に関わる事態も引き起こしかねない。そういった課題の解決のため、テクノロジーとデータを駆使した「スマートインフラマネジメント」の取り組みを探る。
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2019/12/24
他責にしない、声が大きな人を巻き込む…社員二千人を超える大企業でDXを実現する“組織の動かし方”
これまでオープンハウスが進めてきたDXについて、我々が目指したこと、実施してきたことについて紹介してきました。本連載を通して事業会社のCIOの皆さんに改めて伝えたいことは、勇気をもって自分が正しいと思うことをやり遂げようということです。
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2019/12/16
「Deploy or Die」5年で売上高5倍に急成長する企業のIT基盤を支える情シス部門の作り方
今回はITが専業ではない事業会社で、いかにして自律的に動き価値を生み出すIT部門を作り上げていったのか、人材獲得、人材育成の観点から紹介します。
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2019/12/12
データ分析結果を左右するデータマネジメント――データの経年劣化と向き合うために必要な6つの活動
シンプルながら奥の深い「データマネジメント」で、企業のDX挑戦をサポートするリアライズ。NTTデータのグループ会社でありながら、SI事業はやっていない。「data tech 2019」では同社取締役 櫻井崇氏による「DXを加速度的に推進するデータマネジメントのあり方~組織横断でデータ活用を実現するデータ整備と体制とは~」と題した講演が行われた。データ分析活用のために必要不可欠なデータマネジメントとは――。
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2019/12/09
サイロ化を防ぎ横串でのデータ分析・活用実現の勘所は、フロントとバックエンドをわけたシステム構築にあり
前回紹介したように、オープンハウスでは事業に関するデータは全てクラウド上にアップロードし、そのデータを分析して事業改善に活かしています。今回は、どのように事業に関わるデータを蓄積し、分析、活用しているのか、システム構築と運用体制の両面から紹介します。
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2019/12/03
現場の肌感覚を大切にし、技術で事業を強化する――ラクスル CTO 泉雄介さん
印刷や物流のシェアリングプラットフォーム運営企業、ラクスル。同社CTOの泉雄介さんは、あらゆる分野に「楽しい」と意欲的に取り組む好奇心旺盛さと、快活な笑顔が印象的な人柄だ。親の転勤をきっかけに渡米し、音楽や映像コンテンツ制作からITの道へ進んだ泉さんにこれまで、そしてこれからのチャレンジを伺った。
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2019/11/20
「ゴールのない課題に取り組む」―IT運用データはどうやってビジネス価値を生み出すのか
「データのビジネス活用」をテーマに、Splunk Services Japan ITOAスペシャリストの松本浩彰氏に、IT運用組織の果たすべき役割とビジネスに貢献するIT運用のあり方、そしてそれを可能にする方法について伺った。(前編) デジタルトランスフォーメーションの時代を迎え、ビジネスにおけるIT技術活用は不可欠だ。IT組織においても進化が求められている。ITの組織、ITインフラ構築と運用のこれからについて、IT組織変革支援や複数ベンダーの管理手法に詳しいアクセンチュア テクノロジー...
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2019/11/18
データドリブン定着の鍵はシンプルなKPI設定 オープンハウス流データ戦略の具体的な考え方とアプローチ
前回はオープンハウスがDXを推進にいたった背景など全体的な観点から紹介しました。2回目となる今回はデータ戦略の視点から、データの蓄積、KPI設定、プラットフォーム構築などを具体的にどう進めていったのかについて紹介します。
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2019/11/11
顧客を逃さないDropboxが強化するビジネスユーザー向け機能、利便性向上のためのデータ活用
ビジネスユーザー向け機能の強化を図る米Dropbox。「パーソナル・オンラインストレージを提供する企業」とのイメージが強い同社だが、利用者の80%はビジネスでの利用だ。月額制サブスクリプション ビジネスモデルで成功のカギを握るのは、「顧客を逃がさない」こと。同様のサービスがひしめき合う中、Dropboxはいかにしてリテンション(既存顧客維持)率を維持しているのか。9月25日、カリフォルニア州サンフランシスコで開催した同社のユーザーカンファレンス「Work in Progress」で、同社CCO...
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2019/10/30
「エネルギーのDXで人々の生活を支える」――4年で75%電力削減に成功したシュナイダーの取り組み
重電・産業用電気機器大手の仏シュナイダーエレクトリック(以下、シュナイダー)は、新たな戦略として「エネルギーのDXを支援するソリューション企業」を目指している。これらのDX施策のマーケティングを統括する同社エグゼクティブ バイスプレジデントでCMOのクリス レオン(Chris LEONG)氏に、スペイン・バルセロナで開催された年次プライベートカンファレンス「Innovation Summit Barcelona」で、同社のDXとブランド戦略について話を聞いた。
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2019/10/28
「評論家ではなく実践者であれ」オープンハウスDX実践者から、事業会社IT部門の同志たちへ
本連載では、DX(Digital Transformation:デジタル変革)においてIT部門が果たすべき役割について、オープンハウスの事例をご紹介しながら事業会社がどうDXを推進していったのかをお伝えします。初回は全体像についてお話します。
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2019/10/18
異なるイメージを具現化、新たなアイデアをレゴで再構築する―SaaS、サブスクビジネスに生かす思考術
今回は「サービス管理の価値定義および関係者間合意」をテーマに、ビズモデルデザインの園田雄史氏と対談し、IT運用組織の果たすべき役割を明らかにする。園田氏が取り組んでいるフレームワーク、バリュー・プロポジション・キャンバスや、LEGO(R) SERIOUS PLAY(R)メソッドといったものをどのようにサービス管理に活用できるかを伺った。(後編) デジタルトランスフォーメーションの時代を迎え、ビジネスにおけるIT技術活用は不可欠だ。IT組織においても進化が求められている。ITの組織、...
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2019/10/11
本当の「価値」あるサービスとは何か―IT担当者もストーリーから価値を創出
今回は「サービス管理の価値定義および関係者間合意」をテーマに、ビズモデルデザインの園田雄史氏と対談し、IT運用組織の果たすべき役割を明らかにする。園田氏が取り組んでいるフレームワーク、バリュー・プロポジション・キャンバスや、LEGO(R) SERIOUS PLAY(R)メソッドといったものをどのようにサービス管理に活用できるかを伺った。(前編) デジタルトランスフォーメーションの時代を迎え、ビジネスにおけるIT技術活用は不可欠だ。IT組織においても進化が求められている。ITの組織、...
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2019/10/10
「ベンダー保守をやめてDX予算を捻出する」という選択肢──リミニストリート脇阪社長に訊く
「2025年の崖を乗り越えるためにSAPなどのバージョンアップは必須ではない」というのがリミニストリートの脇阪社長。「そもそもDXと基幹系システム移行の問題を同時に語るのがミスリード」とも。ベンダーの保守サービス予算を減らし、デジタル変革の予算を捻出するという同氏の主張について訊いた。
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2019/10/04
テクノロジーもガバナンスも分かる二刀流 EYACCの森島さんはいかにして生まれたのか
EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングの森島直人さんは「セキュリティコンサルはセキュリティだけではだめで、経営の効率化とセット。各社のビジネスプロセスとビジネスの展開に照らし合わせ、落としどころを探すのが大事」と話す。そんな森島さんには10年ほど抱えている悩みがあるという。
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2019/09/20
データ保護や組織多様化に取り組むことはデジタルビジネスを加速させる一手だ
デジタルビジネス戦略に明るいガートナーのディスティングイッシュトバイスプレジデント、アナリストのマーク・ラスキーノ (Mark Raskino) さん。今後グローバル全体でテクノロジーへの投資はどうなっていくのか。また、日本のデジタルビジネス戦略は今後加速させられるのかを訊いた。
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2019/09/10
そもそも、リクナビ問題は何が問題だったのか――専門家ら討論「個人情報保護、本来の目的に立ち返って」
一般財団法人情報法制研究所(JILIS)は9月9日、「第2回JILIS情報法セミナー in 東京」を都内で開催した。同セミナーでは、就活情報サイト「リクナビ」を運営するリクルートキャリアが学生の内定辞退率予測データを顧客企業に販売していた問題に対し、専門家から「説明をした上でもユーザーから同意が取れない事業はすべきでない」などの意見が交わされた。リクナビ問題で同社は、個人情報保護委員会による勧告・指導に加え、厚生労働省からも「職業安定法違反に当たる」として、行政指導を受けている。
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2019/09/06
新たなことにチャレンジしたい時に、エバンジェリスト養成講座を受けるべき理由
マイクロソフトのカリスマエバンジェリスト西脇資哲氏が、10年に亘り続けているのが「新エバンジェリスト養成講座」だ。これを久しぶりに受講した。そして講座冒頭の「2時間通して、あっと言う間だったと思ってもらえるようにします」という言葉が、終了時には嘘ではないと実感することになった。