Oracleに関する記事とニュース
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2014/10/16
Oracle Database In-Memoryは本当に激速なのか(後編)
前回はOracle Database In-Memoryで全件検索と一意検索を実行し、従来のアクセス方法と比べて数十倍の性能になっていることを確認しました。今回は結合処理などもう少し踏み込んだパターンについて、動作のポイントを紹介します。
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2014/10/14
BtoBのマーケティング・オートメーションに必要なもの
BtoBの世界におけるSFAとマーケティング・オートメーションの違いは、前者が案件ベースで情報を管理するのに対し、後者は個々の顧客が何を調べ、何に興味を持っているかという個人レベルで情報を管理、活用するところにある。マーケティング・オートメーションでは「顧客企業のCEOのAさんは何を調べにWebページを訪れたのか」「CIOのBさんはどんな技術資料をいつダウンロードしたか」といった個人の行動情報を蓄積、分析し、予測して次なるアクションを促す。マーケティング・オートメーションで得られた結果を案件に...
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2014/10/09
Oracle Database In-Memoryは本当に激速なのか(前編)
前回はOracle Database In-Memoryの仕組みを図解で解説しました。今回は実際にテーブルをインメモリ化して、検索処理の性能を測ってみます。Oracle Databaseにインメモリ+カラム型の技術が加わると、性能はどの程度向上するのでしょうか?
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2014/10/09
Oracleが入ってきてクラウド市場は面白くなってきた
先週はOracle OpenWorld 2014の取材でサンフランシスコに行っていた。今年の注目ポイントは、CEOの座を降りCTOとなったラリー・エリソン氏からどんな発言が飛び出すのか。思っていた以上に強調されていたのは「クラウド」。それも「クラウドでNo1を目指す」というものだった。数年前にOracleは、パブリックもやるけれどクラウドはどちらかといえばイネーブラーに徹するという方針だった。それがSaaS、PaaS、IaaSと3つのラインナップを揃え、どれも本格的に市場展開すると言う。これは...
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2014/10/04
お詫びから始まった基調講演、ラリーはCTOだからデモも自分でやります
Oracle OpenWorld 3日目午後のキーノートには、再び経営執行役会長 兼 CTOのラリー・エリソン氏が登場した。「一年前私は、この場に現れませんでした。お詫びします。あの時は、本当に申し訳ありませんでした」と、ラリー。昨年の今日は世界最高峰のヨットレース「アメリカズカップ」で奇跡の大逆転により念願の優勝を勝ち取った日。CEOであるにも関わらず、そちらを優先しての「まさかのキーノートセッションドタキャン」だったことを詫びるところからキーノートはスタートした。
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2014/10/03
最新Javaの活用が東北のIT復興の鍵になるかもしれない
2011年の秋に仙台を訪れた際には、まだまだ東日本大震災の大きな傷跡があちあらこちらに残っていて、改めてとてつもない災害だったことを思い知らされた。あれから月日も流れ、つい先日取材で訪れた仙台駅周辺には地震の影響はほとんど見られなかった。人も多く活気があるように見え、復興もかなり進んだのかなとも思うくらい。けれども現地で働く方々に話を聞いてみると、津波被害が大きかった沿岸部辺りはまだまだ復興したとは言いがたい状況にあるとか。とはいえ、3年以上の時間が経過し、東北の街も人も少しずつは前に進んでい...
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2014/10/02
SQLの観点から「Oracle Database」「PostgreSQL」 「MySQL」の特徴を整理しよう!
企業の情報システムで利用されているRDBMSでは、近年は商用データベースだけでなくオープンソース・データベースを併用するケースも増えており、選択肢は多様化しています。ご存じの通り、SQLはRDBMS共通の言語ですが、実際は細かな記述の違いやRDBMS独自の機能が多数存在します。そのため、例えば商用データベースからオープンソース・データベースに移行したり併用したりすると、アプリケーションの改修コストや、意図した通りに動作しないといった問題が発生する場合があります。本記事では、SQLの視点からRD...
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2014/09/30
「Oracle Zero Data Loss Recovery Appliance」は誰でもメリットをすぐに理解できるエンジニアードシステム
Oracle OpenWorld 2014の一番の注目ポイントはクラウドだ。日本において杉原社長が就任会見で「2020年までに、クラウドと言えばOracleとなる」ことを日本法人の新たな目標に掲げた。これは日本独自戦略だったはずだが、新CEOのマーク・ハード氏も「#1 In The Cloud」ということを口にしており、Oracle Corporation本体もグローバルの戦略としてクラウドでNo1企業になることを目指すようだ。
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2014/09/29
Oracle OpenWorld 2014が開幕、CTOとなったラリーがOracleクラウドの強さを語る
2014年9月28日、今年もOracle OpenWorld 2014が、米国サンフランシスコのモスコーンコンベンションセンターで始まった。イベントの開催直前に、CEOであるラリー・エリソン氏が代表執行役会長 兼 CTO(Chief Technology Officer)になり、マーク・ハード氏、サフラ・キャッツ氏の2人がCEOに昇格するという経営体制の変更を発表したこともあり、CTOとなったラリー・エリソン氏からいったいどんな言葉が飛び出すのかに注目が集まった。
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2014/09/18
「JPOUG> SET EVENTS 20140907」フォト・レポート
9月7日、JPOUG(Japan Oracle User Group)は「JPOUG> SET EVENTS 20140907」を開催した。活動開始から2年、Oracle製品を中心とした情報交換と交流のためのコミュニティとして定着してきている。
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2014/09/03
OracleDBを超高速化!図解でわかるOracle Database In-Memoryの仕組み
2014年7月22日、インメモリ技術によってOracle Databaseを高速化するOracle Database In-Memoryがリリースされました。本連載では、OLTPとDWHの処理を同時に高速化し、「業務を変える」とまで言われているその仕組みや性能に迫ります。
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2014/08/29
オラクルのユーザー会はMySQLもHadoopも!
JPOUGが活動を開始して2年になる。最初の活動は2012年4月、オラクル主催「Oracle OpenWorld Tokyo 2012」内のOTNラウンジにて開催したUnconferenceだった。その後、同年7月に単独の本格的なイベント「JPOUG> SET EVENTS 20120721」を開催。こちらは200名ほどが参加し、セッション、ディスカッション、ライトニングトークで盛り上がった。
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2014/08/28
データベースNo.1のOracleは、マーケティングでもNo.1になれるか?
「どれだけOracleがマーケティング分野に真剣に取り組んでいるのか、それを示します」と言うのは、日本オラクル 代表執行役社長 兼 CEOの杉原博茂氏。日本オラクルでは2020年までにNo1クラウドカンパニーとして認知されるビジョンを掲げている。Oracleの言うクラウドは、世間一般でイメージしやすいSaaSやIaaSのパブリッククラウドだけではない。コミュニティクラウド、ハイブリッドクラウド、プライベートクラウドなどあらゆるものが含まれる。このNo1クラウドへの道の最初のSaaS戦略が「Or...
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2014/08/26
データベースを教えるということ ―アシスト 小笠原 宏幸さん
データベース研修の講師だけではなく、データベース関連書籍の執筆も手がけているアシスト サービス事業部 教育部 小笠原 宏幸さん。教育を通じてデータベース技術に熱く携わっている。
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2014/08/25
後発Oracleはデュアルフォーマットでデータベースのインメモリ化を加速する
DB Onlineでは、「2014年版 ー最新データベース高速化手法を紐解けー」と題し、代表的なデータベース高速化手法に着目して、それらの利点や苦手なポイントはどこか、どういう際にはどの手法が効果的なのか、同じ高速化機能でもベンダー間でどのような違いがあるかなどを解説する特集企画を実施する。第一弾として紹介するのは、7月から正式に日本でも提供が開始されたOracle Database 12cのインメモリーデータベース機能「Oracle Database In-Memory」だ。
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2014/07/08
クラウド一番勝負!オラクルとマイクロソフト、それぞれの戦略の違いを読む
先週は日本オラクルと日本マイクロソフトが、新年度の戦略説明会を開催した。どちらも重要なキーワードは「クラウド」。とはいえ、そのアプローチにも現状にも大きな違いが見て取れる。
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2014/06/13
使えないバックアップとはおさらばしよう
前回はOracle Database 12c(以下、12c)のオプティマイザ新機能について解説しました。今回は、より細かいリカバリが可能になったバックアップ関連の新機能を紹介します。
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2014/05/30
さらにできるようになった、12cのオプティマイザ
前回はOracle Database 12c(以下、12c)のセキュリティ新機能について解説しました。今回は、移行後すぐに使える便利なオプティマイザ関連の新機能を紹介します。
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2014/05/15
現場も納得の“手軽な”セキュリティ機能で情報を守る
前回はOracle Database 12c(以下、12c)のReal Application Clusters(RAC)とASM(自動ストレージ管理)について解説しました。今回はセキュリティ関連の新機能について検証結果を紹介します。