「IT企画」に関する記事
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2019/06/11
As-Isの業務フローを描いてみよう
前回はRFPを記述するにあたって、まず大切になる組織の目的の確認についてお話ししました。経営層やエンドユーザ部門の責任者などから、ITを活用して業務を変えたい、創りたいという話を聞いたら、それを洗練させてIT導入の目的に落とし込んでいくというお話でした。超上流の話なので、まだIT自体のことは話題にならず、結局、どういう業務を実現したいのか、誰がうれしいのか、そしてそれが、そもそもの経営の目的と合致しているものなのかということを確認するような作業になると思います。また、併せて目的を定量的に表現す...
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2019/05/14
IT導入の目的・主旨(前編)
「RFPの読み方講座」今回と次回は、この文書の前半に登場する「IT導入の目的・主旨」あたりについてのお話です。むろん、この部分は、その前にある「組織の課題」「KGI」「KPI」と密接に関係してきますので、そのあたりも併せて解説します。
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2019/04/26
組織の目的を確認して洗練しよう
前回は「RFPって何を書けばいいの?」と題して、IT導入におけるRFPの位置づけと記載項目の概要についてお話ししました。RFPはIT導入の入り口であり、その記載内容が契約や要件に大きく影響していくこと、そして、まだ契約前であることから、思い切ってワガママを書ける文書でもあることと言ったお話をしたと思います。今回からは、その記載項目に沿って順々にご説明をしていきたいと思います。今回のテーマは、RFPの最初に書かれる「組織の基本状況・状況と課題」の中から「目的」あたりを中心にお話ししたいと思います...
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2019/04/19
匠の技はARで学べ――PTC、ARを活用したトレーニングコンテンツソリューションを発売へ
PTCジャパンは2019年4月8日、製造現場などの作業内容を、AR(拡張現実)ウエアラブルデバイスで直接記録し、編集できるソリューション「Vuforia Expert Capture(以下、Expert Capture)」に関する説明会を開催した。
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2019/03/26
RFPはノーコンピッチャーの悪球!?
この連載では、ユーザ企業から示されたRFPを正しく理解し、ユーザが本当に求めるITを実現するポイントを「RFPの読み方講座」として書いて行きたいと思います。ユーザが求めるIT、そしてユーザの期待を超えるITを導入するために、RFPをどのように読むのか、今回は第一回ですので、RFPの各項目について詳述する前に、全体としての読み方、あるいは心構えについてお話ししたいと思います。
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2019/03/18
RFPって何を書けばいいの?
この連載では、特にITの導入を目指すユーザ側の方を対象に、自組織(自社)に本当に役立つITを導入するためのRFPの書き方について順次解説していきます。ただ、いきなり詳述してもRFPの全体像が分からないことには、理解が進まないかもしれません。今回は、まず、一般に見られるRFPの目次を参考にその記述内容全体を概観してみたいと思います。
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2018/07/10
テクノロジー業界は働き方の選択肢が広いのがいいところ―女性が働くヒントを教えます
マイクロソフトの開発者向けイベントde:code 2018にて、「Women in Technology」と題したセッションが実施された。マイクロソフト コーポレーションの開発や製品部門で活躍している女性幹部が登壇し、それぞれが直面した壁をどう克服したか、どう考えるかを語った。
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2018/07/09
情シス発のプロジェクト進行をスムーズに!IT企画を成功させるための要点とは≪情報システムの基礎知識≫
昨今、目まぐるしく成長するAIやロボティクスなど、IT技術やシステム化に対するニーズが高まっています。そこで、企業は前回紹介したクラウド等を活用し、いかにスピーディーかつ低コストでITサービスを提供出来るかを課題としています。そうした現状において、情報システム部門もよりスピード感のある対応を求められ、新たなITの技術を活用した企画を考えるということも非常に重要になります。今回は、情報システム部門がメインで進める情報システムの企画フェーズについて、「企画フェーズの概要」や「プロジェクト企画書の記...
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2018/05/23
5G通信の時代、ランドログのプラットフォームがビジネスを変える──SAPキーマン語る
ERPのトップベンダのSAPは、同社の強みの業種別のソリューションの知識・ノウハウを活かし、さまざまな業種のデジタル変革を支援する企業に変貌をとげている。中でも同社が力を入れているのが、モバイル通信業界だ。5G通信の時代になり激変するといわれるこの業界にSAPは戦略的に取り組み、建設IoT基盤として生まれた「ランドログ(LANDLOG)」のプラットフォーム・モデルを用いて変革を推進していくという。来日したSAPのステファン・ガティエン氏とSAPジャパンの村田聡一郎氏に話を聞いた。
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2018/05/14
日本発のビジネス・アジャイル手法『匠Method活用法』を出版した萩本順三さんに聞く
かつてはオブジェクト指向や要求開発に関する方法論など、ITアーキテクトとして活躍してきた萩本順三さん。今回長年積み上げてきた方法論を、ビジネスに応用した『ビジネス価値を創出する「匠Method」活用法』を上梓した。 「日本発のアジャイル方法論」として平鍋健児氏が激賞するこの本を作るに至った経緯、萩本さんのこれまでのキャリアをふり返りつつ語ってもらった。
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2018/04/02
マルチクラウド、Fintech推進に向け「ITガバナンスの再構築」と「バイモーダルな企画開発体制」を整備する―ジャパンネット銀行CIO 出口剛也氏
日本初のインターネット専業銀行であるジャパンネット銀行は、コンビニ決済やEC決済提携によるフロービジネスでサービスを拡大している。同社が銀行でありながらリアル店舗を持たず、顧客本位な商品サービスを提供し続けるためには、通常の銀行とは異なるITインフラ戦略が不可欠だったという。EnterpriseZine編集部の主催セミナー「変化に強いITインフラとシステム運用の条件」の基調講演に登壇したジャパンネット銀行のCIOである出口剛也氏が、マルチクラウド利用やFintech推進において、マネジメント層...
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2018/03/30
開発者ファーストでフラットな開発現場、徹底した心理的安全性の確保――デンソー流アジャイル開発成功の鍵とは?
自動車部品メーカーとして知られるデンソーは2017年5月、「100年に1度の転換期」とも言われる自動車業界において、長時間労働を是正するためにアジャイル開発へ乗り出した。そこから、わずか半年という異例の速さでソフトウェア開発を「残業なし」で成し遂げることに成功。2月16日に開催されたDevelopers Summitでは、同社の技術開発センターデジタルイノベーション室担当課長の小泉清一氏と同室担当係長の佐藤義永氏が登壇し、「残業ゼロで開発スピードが10倍に!もう元の開発体制には戻れないデンソー...
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2018/03/29
RPAがキャズムを超えるために必要なコト、導入の目的を明確化した運用・管理が成功のカギ
PC上での定型作業を自動化する「RPA(Robotics Process Automation)」は、労働力不足の解決や長時間労働の是正に効果的なデジタルレイバーとして注目されています。本連載では、RPAの導入から活用、成功・失敗事例から学ぶポイントや、RPAの未来を考えます。第1回の今回は、RPAが注目される理由や導入成功のカギを紹介します。
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2018/02/19
RPAを“野良ロボット”にさせないために―KPMG田中淳一氏が語るRPAの今後と導入成功のカギとは?
昨今、多くの企業で導入が進み、話題にも事欠ない「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)」。既存の作業ルールに従って定型作業を自動化する「Class1」に対し、非定型業務の自動化を実現する「Class2」と呼ばれるRPAの実現も期待されはじめている。その結果、業務の何が変わるのか。また市場の現状と今度をどのように捉えるべきか。ユーザーから寄せられる様々な疑問に答えるべく、KPMGコンサルティング株式会社 執行役員パートナーで、日本RPA協会専務理事の田中淳一氏がRPA、class2に...
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2018/02/08
経済ニュースをコアコンテンツにした「テレビ東京ビジネスオンデマンド」がビジネスパーソンを魅了する理由
海外の大手動画配信サービスが次々と日本上陸を果たし、動画配信サービスの競争が激化しつつある。一方、広告収入で成り立っていた無料の民放が運営するインターネット事業でも有料化への取り組みが急速に進んでいる。その先駆けとも言える存在がテレビ東京の「テレビ東京ビジネスオンデマンド」だ。月額500円(税抜)で、テレビ東京系列で放送中の経済ニュースや経済番組を「いつでもどこでも」閲覧できるというサービスで、ビジネスパーソンを中心に着実にユーザーを増やしている。その目的や戦略、今後の展望などについて株式会社...
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2017/03/22
ビジネスファーストで機会損失をさせないインフラ構築を―ヤマハ発動機のデジタル施策とITインフラ戦略
スピードと柔軟性が求められるデジタル時代、グローバル企業として着実な成長を遂げているヤマハ発動機では、多彩な事業活動を支えるITインフラをオンプレミスとクラウドを組み合わせたハイブリッド環境で構築しているという。2017年2月21日に開催したEnterpriseZine Day 2017「デジタル時代を支えるITインフラ戦略」の中で、ヤマハの具体的な施策と設計思想について、ヤマハ発動機株式会社プロセス・IT部 デジタル戦略グループ主務の原子拓氏が紹介した。
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2016/03/31
「IT as a Service」。IT部門に求められるマインドシフト――ITR金谷敏尊が解説
多くの企業が厳しい経営環境と市場変化の波にさらされている昨今、企業経営を下支えするIT部門には、より経済効率の高い確実なIT運営が求められている。編集部が主催したセミナーEnterpriseZine Day「次を見据えたITインフラとシステム運用の姿」では、アイ・ティ・アール 取締役/プリンシパル・アナリストの金谷敏尊が、昨今のIT部門の環境変化とともに、ITコスト節減に加え、より高い価値を生み出すためのIT施策について具体的な事例を交えて紹介した。