「システム構築」記事一覧
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2022/04/26
経営統合交渉決裂でプロジェクト中断 契約書なしの“口約束”で作業費は払ってもらえるのか?
本連載はユーザー企業の情報システム担当者向けに、システム開発における様々な勘所を実際の判例を題材として解説しています。今回取り上げる事例は、契約書の有無についてです。民法上では、口約束も契約と認めら...
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2022/04/18
「ユーザーの当たり前は、ベンダーの当たり前ではない」無意識にやりがちなシステム開発における失敗事例
本連載はユーザー企業の情報システム担当者向けに、システム開発における様々な勘所を実際の判例を題材として解説しています。今回取り上げる事例は、ユーザーのシステム開発への無関心が起こした事件です。人によ...
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2022/03/29
チャットのしすぎで会社をクビ 仕事をしていなかった時間の給料は貰えるのか
本連載はユーザー企業の情報システム担当者向けに、システム開発における様々な勘所を実際の判例を題材として解説しています。今回は通常のテーマから少し趣向を変えて、チャットのしすぎで会社をクビになった社員...
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2022/03/14
ユーザー企業のゴリ押しに負けたITベンダーの責任とは? 内製化を推進する前に知っておきたい心得
本連載はユーザー企業の情報システム担当者向けに、システム開発における様々な勘所を実際の判例を題材として解説しています。今回取り上げるのは、システム開発において、無理を押し通すユーザーと抵抗しきれなか...
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2022/02/28
SIerとパッケージベンダーのケンカで壊れるプロジェクト 回避するためのユーザーの心得
システム開発の発注側にあたるユーザーから見て、自分たちにはなんの責任もないのにITベンダー側で勝手にモメて、プロジェクトが壊れてしまうという例があります。中でもよく目にするのは、パッケージソフトウェ...
システム構築
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2022/02/04
停滞するアジャイル開発:内製と外注とのハイブリッドモデルで再起動を
なぜ日本ではアジャイル開発が浸透しないのか――何年も続けられてきたこの議論。今回はSIをめぐる体制、ビジネスとテクノロジーのノウハウ、そして内製化と外注のハイブリッドによる開発という視点から考えてみたいと思います。
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2022/01/31
あなたは大丈夫? ベンダーが「付き合いきれない」と嘆くワガママユーザーとの紛争事例
いくら技術が発展しようとも、システム開発におけるユーザーの役割とベンダーの責務に関する問題は変わりません。システム開発における根本的な問題について、考えるきっかけとなる判決事例を今回は紹介します。
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2021/07/14
ソニックガーデン 倉貫義人さん 「プログラマを一生の仕事にするために」社内ベンチャーから起業
IT関連のメディア記者を経験し、エンタープライズIT系のベンダーを経て、PR会社ビーコミ社長としてB2B系の企業広報を手掛ける加藤恭子の連載。今回は、ソニックガーデン 倉貫義人さんへのインタビューをお届けします。プログラマを一生の仕事にするというビジョンを掲げ、「納品しない」ビジネスを提唱するに至ったその背景を語っていただきました。
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2021/07/13
私、失敗します。アジャイルアプローチで、成功へ反転させるために
今回は著者の失敗経験を紹介します。失敗はビジネスの中での「宝の山」、まずはアジャイルアプローチで失敗を回し、そこから改善につなげていくことが成功につながります。33年以上にわたりB2BのITビジネスにかかわり、現在はクラウドERPベンダーのインフォア(Infor)のマーケティング本部長の北川裕康氏が本音と洞察で業界動向を掘る連載。
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2021/07/05
DX推進に欠かせない「経営トップのメッセージ」と「データ仮想化」と「アジャイル思考」とは?
多くの企業が中期経営計画に「DX」を掲げているが、なかなかうまく進んでいないという状況をよく耳にする。そんな中、建設業界の大林組はいち早くデータドリブン経営を掲げ、データ仮想化プラットフォームを新たに構築し、ビジネス展開しているという。なぜうまくいっているのか。 なぜデータ仮想化なのか。大林組のデータ仮想化導入推進を支援したジールとデータマネジメントコンサルティングを提供しているデータ総研に話を聞いた。
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2021/06/24
野中郁次郎×小泉英明 ダイアローグ:創造的失敗思考と“科学の使命”
2021年5月20日、FCAJ主催のシンポジウム「創造的失敗思考 Beyond the Creative Failures ー複眼で新しい世界を築く」が開催された。その中で行われた野中郁次郎氏×小泉英明氏のダイアローグセッションの内容をレポートする。 記事協力:FCAJ(Future Center Alliance Japan)
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2021/05/24
ANAのイノベーション推進リーダーが実践した「五輪の書」
日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)は、2021年3月4日に年次カンファレンス「データマネジメント2021~データによる可視化が現実と仮想を繋ぐ~」を開催した。製造業や金融業、サービス業から先進企業が取り組みを語るいくつかの事例セッションの中から、今回はANA イノベーション推進部の野村泰一氏による「顧客データ基盤の進化とデータ活用~仕組みを育てるプロセスと施策」の内容を紹介する。
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2021/03/23
ブラジルのIT企業CI&T、リーン&アジャイル全面シフトが急成長の分岐点
ブラジル、サンパウロ州カンピーナスに本社を置くCI&T。米国との時差を利用し、グローバル企業のニアショア開発からビジネスを始めた同社が飛躍を遂げたのは、自社の変革に成功したことがきっかけだ。今ではコカコーラ、ジョンソン&ジョンソンなど、名だたるグローバル企業のパートナーとして成長した同社に日本のSIerは何を学べるのか。日本法人のキーパーソン2人に訊いた。
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2020/07/06
顧客データをなくしても責任はない?クラウドの約款に見え隠れする落とし穴
エンタープライズITにおいても活用が進むクラウド。そうなると付き合う必要がでてくるのが、約款です。今回は約款に見え隠れする落とし穴について、実際の判例に基づいて解説します。
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2020/05/13
実質、準委任契約なのにシステムの完成責任を負わされる 働いてもお金を貰えないベンダの悲哀
今回は以前からその問題が指摘され、法改正がなされた後も問題視され続けている偽装請負について取り上げます。
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2020/04/13
性能評価の趣旨を理解していないベンダ
今回はユーザが、プロジェクトの実施中に一方的に契約解除を申し入れたという内容です。民法改正の「契約不適合責任」の一つの類型になりそうな事例ですが、どういった結末になったのでしょうか。
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2020/02/27
施行間近!120年ぶり民法改正、アナタの会社のIT契約書への影響は?
IT関連の契約にも大きな影響を及ぼすと思われる改正民法の施行(令和二年四月)が目前に迫ってきました。今回の改正については、この連載でも以前にお伝えしてきましたが、いよいよ施行が目前に迫り、皆様の中にも今後のIT契約書の記載をどうするのかを検討されている方も多いと思います。また経済産業省の外郭団体である情報処理推進機構(IPA)でも、この民法改正に対応するモデル契約書のひな形が公開されました。そこで、今回は特に改正の中でも問題になりそうな“契約不適合責任”について、想定される問題なども交えながら...
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2020/01/22
出来上がらなかったシステムに利用した、ソフトウェアのライセンス料は払うべき?
今回は未完成のシステムに利用したソフトウェアのライセンス料は払うべきか、払わなくてもいいのかというテーマです。ユーザ側、SIベンダ側それぞれの言い分がありますが、どういった結論になるのでしょうか。紛争事例から紐解きます。
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2020/01/15
DevOpsが本格化するのは2020年以降、鍵は“データ活用”への組織一体となった取り組み
迫る「2025年の崖」を乗り越えるためにも、いち早くデジタル変革に着手したい。そのための手段としてクラウドプラットフォームを採用し、AIや機械学習など新しい技術でデータ活用を行うこと。もう1つ重要となるのが、市場や顧客ニーズの速い変化に追随するためにアプリケーションのアジャイル開発の実現で、DevOpsで継続的に機能や性能を更新し続けることだ。
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2020/01/06
想定外の処理にダウンしてしまったクラウド その責任はだれに?
今回はクラウドに関連するお話です。クラウドは、ITシステムを構築する際のファーストチョイスとなりました。一方でクラウド特有の落とし穴もありますので、ユーザ企業側の担当者は注意しましょう。
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2019/11/28
基本契約時の見積と乖離した個別契約の金額は有効か
今回はソフトウェア開発を行う際に、よく用いられる「多段階契約」のおける紛争事例について紹介します。本事例から契約の在り方自体について考えてみたいと思います。
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2019/10/23
定義されなかったセキュリティ対策
今回のお話は、“要件に定義されていなかったセキュリティ対策を自発的に行わなかったベンダに責任はあるのか。”というもので、私自身も、例えば翔泳社さんで実施頂いたセミナーなどで、何度かお話ししていることです。しかし、未だに、こうした問題の話をよく聞きますし、最近の裁判でも話題になったことですので、敢えて、また取り上げさせていただくこととしました。
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2019/08/02
データ移行の責任は誰が負うのか?
3回にわたってお届けしている、IBMとのコラボレーション企画。最終回となる今回、ご紹介するのは、データの移行の責任が問題になった事例です。この事例はクラウドではないのですが、クラウドでも参考になる事例と思います。
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2019/07/19
品質が期待以下だった場合、クラウドサービスは途中解約できるのか?
3回にわたってお届けするIBMとのコラボレーション企画、第2回目はクラウドサービスの途中解約についてです。クラウドサービスは、サービスが不要になったり、品質に不満があったりしたときには、その利用をやめてしまうことができます。むろん、いざ契約を終了するとなれば、データやプログラムの移行等々、実施しなければならないことは少なくありませんが、それでもオンプレミスで自分の資産にしてしまっているシステムを廃棄するよりは、財務的な負担も少なくて済むことでしょう。これはクラウドサービスを利用する一つの大きな...