「データ活用」記事一覧
データ活用
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2010/11/04
なぜ、ゴーグルをした兵士は目を負傷したのか~米軍の事例に学ぶデータ活用の効用
ある時、米軍が過去の戦争における死傷者の記録を閲覧していたところ、目の負傷が原因で視力を失う兵士が多数存在していることに気が付いたそうです。保護用のゴーグルをしているはずの彼らがなぜ目に傷を負うのか。調査チームがデータ分析を行った結果、判明した理由とは? 2010年10月24日~28日にわたって米国で開催された「IBM Information On Demand 2010 Conference」から、2日目のゼネラル・セッションにゲスト・スピーカーとして登場したAtul Gawande博士の...
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2010/10/27
情報活用を成功させるために米国の先進ユーザー企業が取り組んでいる3つのこと~IBM Information On Demand Conference 2010
10月24日から28日にかけて、米国・ラスベガスで情報活用をテーマとした米IBM主催の年次カンファレンス「IBM Information On Deamnd Conference 2010」が開催されている。期間中、会場となるマンダレイベイ・ホテルは10,000人を超える参加者と600以上のセッションと巨大な展示場でにぎわっている。
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2010/10/21
サーチプラットフォームで実現する、情報価値の最大化
情報を効率的に取り出し、情報の共有によるノウハウ継承の仕組みを提供できれば、本来の業務にフォーカスできる環境を整え、結果として生産性が向上する成長のサイクルを実現できる。グループネットの有働亮次氏のセッションは、情報検索における現状の課題を解析し、エンタープライズサーチの果たす役割を「Vivisimo Velocity」の機能紹介を交えながら紹介するものとなった。
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2010/10/20
概念検索と自動カテゴライズなど、世界最先端のエンタープライズサーチ技術を駆使したインテリジェンスの活用
オートノミー社は、1996年に英国ケンブリッジ大学の研究者により設立された。エンタープライズサーチ製品のIDOL7は、概念検索技術をベースに、キーワード検索だけでは不可能だった、生産性向上、ナレッジ蓄積と活用、業務プレセスにおける情報やノウハウの共有を効率的に実現する。オートノミーの石井善志彦のセッションは、グローバルで20,000社以上の導入実績を持つ製品の特徴と、導入イメージと事例を紹介するものになった。
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2010/10/06
現場力をサポートするIT活用とは
2010年9月17日に開催された「IT Initiative Day 2010情報活用スペシャル」は、業務における経験知の共有や伝承を実現する情報活用をテーマに開催された。早稲田大学の遠藤功氏による基調講演で日本企業が成長するカギは「現場力」と提言したのに続き、日立製作所の吉村誠氏による講演では、業務の現場に即したIT活用による課題解決の事例が述べられた。ポイントは、ITが現場に歩み寄ることによる全体最適の実現だ。
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2010/10/04
クラウド環境やiPad、iPhoneでも利用可能に!進化するLotusと企業コラボレーションの未来
国内外のグループウェア市場で大きなシェアをもち、確固たる地位を築いているLotus。今月の10月21日(東京)と10月26日(大阪)の両日に開催される「Lotus Knows EXPO 2010」では、IBMだけではなく、Lotusパートナー各社が主催者として参画する初めてのイベントだ。長年Lotus製品のサービスやビジネスを提供してきたパートナー7社が語るLotusの魅力と可能性、そしてイベントの見所について紹介する。
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2010/09/14
iPadでビジネスインテリジェンス
BIツールベンダとしていち早くiPhone/iPad版を無償公開したマイクロストラテジー。 今回、そのデモと紹介のために来日した同社のポール ゾルファガーリ氏に話を聞きながら、iPadアプリの「MicroStrategy Mobile」を触ってみた。
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2010/09/14
[特別対談]サイベースとIBMの協業で、顧客志向の分析ソリューションを強力に推進する
今日、日々爆発的に企業のビジネスデータが増加している。また、厳しい経営環境の中で、企業資産でもあるそのデータを有効活用するニーズが非常に高まっている。こうした状況において、ビジネスのスピードを加速するために必要不可欠なBIやDWHなどデータ分析・活用ソリューションが大きく注目されている。そんな中、サイベースは、日本IBMとの協業により中規模DWH基盤構築を推進する「Powerソリューションデザインセンター」を本年7月1日に開設したことを発表した。センター開設の狙い、分析系分野における両社の協業...
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2010/08/26
ソーシャルメディアの台頭と溶解するグループウェア市場
クラウド上での「コミュニケーション」、「コラボレーション」というテーマを調べていた時のこと、セールスフォース社の企業向けコラボレーションツール「Salesforce Chatter」を眺めていて浮かんできた疑問がある。「この製品は、どこにカテゴライズするとしっくりくるものだろう?」ということだ。
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2010/07/01
モバイル対応とレスポンス向上で強化されたマイクロストラテジーのBI
多くのBI企業が大手のERPに買収されるなど、垂直統合が進んだBI市場の中で、マイクロストラテジーは唯一の独立系ともいえる。オペレーショナルBIという考え方も含め、BIの力を現場のマネジメントに活用することを提唱している、マイクロストラテジーのプレジデント、印藤公洋氏に話を聞いた。
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2010/05/28
ソーシャルメディアマーケティングの在り方を再考しよう
世間ではソーシャルメディアマーケティングへの期待が高まる一方だが、目的と手段を混同してしまっているケースが多い。顧客との関係を深め、ファンを増やしていくことはソーシャルメディアマーケティングにおける重要事項であるが、それは手段であり、目的ではない。
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2010/04/23
顧客情報の統合を実現するMDMソリューション
業務品質上の課題と、環境の変化から激化する競争に勝ち抜くため、顧客情報の統合が求められている。ますます複雑化する顧客情報管理要件に対応するため、注目されているのがMDM だ。特に金融機関にとっては古くて新しい課題でもある顧客情報管理に今、何が求められているのか。その具体的要件と、既存インフラとの連携でMDM を実現するInfoSphere Master Data Management Server の概要を紹介する。
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2010/04/20
MDM は企業に「分析」を根付かせる「手段」の一つ目的にしてはいけない
企業が所有する様々なデータを、業務遂行の基礎となるマスターデータとして集約し、管理するMDMに関心が集まっている。ただ、そもそものMDMに取り組む目的は、単にデータを集めることではなく、データを統合し、活用することで企業の収益に何らかの形でポジティブな影響を与えることのはずだ。どれだけ手間をかけてデータを統合しても、データはデータでしかない。そこから先、どう活用していくかということと併せてプロジェクトを進めなければ、結局ROIのRが見えないままになりがちだ。そこでSASが提唱しているのが、「デー...
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2010/04/15
オペレーショナルな現場にこそBI が必要各ベンダー製品の特質を踏まえた総合力こそBI 提案の鍵
IBMがCognosを、オラクルがHyperionを、SAPがBusiness Objectsを次々と買収・統合しているように、大手三大ベンダーを中心とするBI業界の再編が進んでいる。その中で、独立系のBIベンダーやソリューションベンダーはどのような戦略をとるべきか。その鍵は総合力にある。
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2010/04/09
求められるデータ管理と情報活用の戦略(後編)
いま企業では、急激な経営環境の変化への対応を迫られている。しかし現在のITシステムは、このような変化を見据えて構築されておらず、その時々の構築手法やアーキテクチャを採用し、組織や目的別に構築されているのが現状である。企業の様々なニーズに対応するためには、システムごとに分断かつ重複しているデータを整理し、データ品質の向上と多様な情報検索および分析ニーズへの対応を可能とするデータ管理と情報活用の戦略は欠かせない。 本稿では、データ統合と活用に関する課題と最新動向について解説する。(後編)
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2010/04/07
求められるデータ管理と情報活用の戦略(前編)
いま企業では、急激な経営環境の変化への対応を迫られている。しかし現在のITシステムは、このような変化を見据えて構築されておらず、その時々の構築手法やアーキテクチャを採用し、組織や目的別に構築されているのが現状である。企業の様々なニーズに対応するためには、システムごとに分断かつ重複しているデータを整理し、データ品質の向上と多様な情報検索および分析ニーズへの対応を可能とするデータ管理と情報活用の戦略は欠かせない。 本稿では、データ統合と活用に関する課題と最新動向について解説する。(前編)
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2010/04/05
現場の力を引き出すビジネスインテリジェンス次世代BIシステム
米国Aberdeen Group が行った、企業の業績と利用しているBI(Business Intelligence)システムを調査したレポートによると、2008年9月から翌年7月の期間の売上の業界平均が4%ダウンだったにもかかわらず、マイクロストラテジーのシステムを利用していた企業だけ平均6%も向上していたという。なぜマイクロストラテジーのBIシステムはこのような効果をあげることができたのだろうか。その秘密は、限られたユーザだけのBI ではなく、全社的な展開を技術的に可能にする次世代型BI シ...
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2010/04/02
戦略的データマネジメント~価値あるデータ活用を実現するデータ統合基盤~
経営の効率化や業務効率の改善に伴う企業の統廃合が相次いでいる。その際、われわれが直面するのは、既存システムと新規システムとの連携や統合に関する問題、特にビジネスデータの統合やデータの品質の確保である。こうした問題の解決が、企業の迅速で的確な経営判断の実現につながるといっても過言ではない。そこで、企業の情報資産を価値あるデータとして活用するためのデータ統合基盤について解説する。 (またデータ統合実践編となる事例も、こちらのサイトで紹介している。興味のある方はぜひ見てほしい。)
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2010/03/31
『価値あるデータ活用を実現するデータ統合基盤』
IT支出が激減する中で、企業は守りの投資へと傾く傾向が強い。その対象となるのは、1つは組織の統廃合に伴う「システム統合」、そしてもう1つはシステムの統合に不可欠となる「データの統合」である。こうした「守り」の施策により情報資産を活性化させることで、生き残りをかけた「攻め」への第一歩が踏み出せるというわけだ。どうすれば「データ統合基盤」が実現できるのか、インフォマティカ・ジャパン株式会社 マーケティングディレクターの山本哲也氏が講演を行った。 【関連URL】 ・インフォマティカ ナレッジセン...
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2010/03/30
『BIと高度情報利用へのアプローチ』
ビジネスインテリジェンスという言葉が一般化して十数年。その間、さまざまなツールやソリューションが登場しているが、多様化・複雑化しており選択基準がわかりにくくなっている。株式会社ジール の山本秀典氏は「BIとBPM、バックオフィスとフロントオフィスといった多方面を見据えた導入アプローチが不可欠」と情報活用のアーキテクチャの重要性について語る。はたして企業の戦略と実際の業績を合わせて管理する方法とは何か、事例を踏まえつつ説明した。